+3Kの牛の如く

前に向かってひたすら歩く。
感動し、希望を胸に、明るく楽しく元気に。
大地を踏みしめて歩く。牛の如く。

50回忌法要

2009年03月16日 | その他
昨日は田舎で、父方の祖母の50回忌法要が営まれ参列してきた。祖母が亡くなったのは私が丁度10歳になる直前の3月17日である。その頃私は祖父母と一緒に住んでいたので、思い出すと自分の母が亡くなったように泣いた記憶がある。
50回忌法要は、故人の霊が完全に浄化され、先祖の神となられることをお祝いすることであり、法要を行ってくれる家人が居ることへのお祝いの意味もあるらしい。
叔父や伯母にとっては我が母であり、50回忌を営むことは母を早くして亡くしたことを意味する訳で、自分達の手で営むこと自体が複雑な心境であろう。
とは言え、自分達の手で出来ることは、健康を親から与えられた所以でもあり素直に感謝し喜ぶべきことかもしれない。
幸いなことに、私は祖父母にも叔父伯母達にも随分可愛がって育ててもらった。だから20年ほどの年の差があるけれども、私は当時は祖父に着き切りの「じいちゃん子」だったから、違和感なく祖父母のことについて共通の話が出来た。
醤油や味噌を作っていたこと。乳牛を飼っていたこと。畑仕事から山での蒔き集めなどなど、祖父母との思い出話が尽きることはなく、有意義な50回忌法要となった。
昨日は、母の祥月命日でもあった。父母の50回忌は私の手では出来ないけれども、守り神になってくれる日を子供や孫達が祝ってくれるように伝えて行きたいと感じた一日であった。

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