+3Kの牛の如く

前に向かってひたすら歩く。
感動し、希望を胸に、明るく楽しく元気に。
大地を踏みしめて歩く。牛の如く。

2015山行の回想Ⅰ

2015年12月31日 | その他
いつの間にか1年が過ぎてしまった。この1年の心境は、記録すべきものが多々あったけれども、何となくパソコンに向かうことが億劫となり出来なかった。
ようやく大晦日になって、せめて新しい年の挨拶でもとしようという気になって、向かっている。
山行については、1月は色々と雑事が重なって山にいけず、2月が初登山であった。振り返ると以下の通りであった。
 2月 坊がつるハイキング(からつ労山の山行に合わせて)
 3月 若杉山(佐世保卸団地の仲間たちと)
 4月 湧蓋山(からつ労山の仲間たちと)
 5月 雲仙岳(家内と二人)
 6月 坊がつる(家内と二人)
 7月 多良岳(からつ労山の仲間たちと)
 7月 北アルプス鏡平(家内と二人)&福井の旅
 8月 坊がつる(家内と二人)雨のため長者原散策
 9月 大篦柄岳(からつ労山の仲間たちと)
10月 三俣山 (からつ労山の山行に合わせて)
11月 比叡山(宮崎県)(からつ労山の仲間たちと)
11月 鹿嵐山 (佐世保卸団地の仲間たちと)

2月坊がつる

冬のくじゅうの白銀の世界を満喫すべく坊がつるまでのハイキングを企画。当日はからつ労山の山行計画もあったが、私と家内は前泊して、坊がつるで仲間と出会おうと向かった。
期待した雪は意外と少なく、雨ヶ池までの登山道は黒土が露出しているところが多く、白銀の世界とまではいかなかった。
坊がつるも同様で積雪が少なかった。からつ労山の仲間たちと法華院温泉山荘で再会し彼らを見送ったあと、われわれは法華院温泉山荘の休憩所で昼食を取り、その後下山した。2015年の初登山は、白銀の世界とまでは行かなかったが、冬のくじゅうを十分満喫できたいちにちであった。

若杉山

佐世保卸団地の仲間たちとは年に2・3回の山行であるが、佐世保時代の懐かしいふれあいの時間が持てて、楽しい山行である。
今回は福岡市の若杉山であった。山頂近くまで車であがることが出来るので楽勝かと思って臨んだが、一旦岳城山(381m)まで下って、山頂(681m)を目指すということで、意外とハードな山行であった。
しかし、岳城山からは福岡の市街地や海の中道、能古島などが一望でき、後の登り返しが大変と思いつつも素晴しい景色を楽しむことができて良かった。
300mの登りは意外と急坂の連続であったが、山行を実感できた貴重な時間であった。山頂で昼食後古代の森の杉の大木巡りをして駐車場に戻った。

湧蓋山

からつ労山の月例山行に家内と参加。私たちは6名のB班として地蔵原登山口から山頂を目指した。A班はロングコースを取るということでくじゅう森林公園スキー場近くの登山口からであった。
確かにB班の距離は短かったが、登山道は山頂直下まで急登の連続で、きつさはA班に譲りたいほど。途中幾度と無く休憩を入れて、何とか全員が山頂を踏むことが出来た。山頂は風が強く早々に記念写真を撮って、下山口への登山道を少し下ったところで風を避けて昼食を取った。
本来ならA班が先に届いて待っているはずだったが、A班より早く登頂したこともあり、「B班も頑張った」という実感があり達成感が一味違ったように思う。もう一つ印象に残ったのが下山途中に見た五葉松の姿である。若葉が出始めたばかりで、端正な樹形が美しかった。

雲仙岳

雲仙岳のツツジが見頃問い新聞記事を見て、思い立って雲仙へ向かった。今回は普賢岳経由で妙見岳へ回ろうと池の原駐車場から出発した。
案の定仁田峠は沢山に車で溢れ、観光局も大勢ツツジ見物に来ていた。雲仙のツツジはミヤマキリシマであり、天然記念物になっている。
アザミ谷を過ぎ、紅葉茶屋から少し登ったところで渋滞となった。登山者にとっても人気のミヤマキリシマという。福岡や遠くは大阪からの団体登山もあり、渋滞となったようだ。
ようやく普賢岳の山頂に立ち、その後山頂したの広場で昼食。昼食後は、妙見岳へと国見岳を見上げながら急坂を登る。丁度国見岳はミヤマキリシマが満開のようで、山肌をピンクで纏っていた。

坊がつる

くじゅうのつつじも見頃かと思い、坊がつるへと向かった。くじゅうもまたツツジは雲仙と同じミヤマキリシマである。
2月以来の坊がつるである。登山道を覆う新緑の木々に清々しさを与えてもらいながら、気持ちいい汗が噴出してくる。休憩ポイントを過ぎて涸れ沢に出る直前でオオヤマレンゲにも出会った。
雨ヶ池まで来ると平治岳を望むことが出来るが、期待するピンクの山肌が見えない。平治岳のミヤマキリシマはどうしたの?と思いながら坊がつるまで下りてきた。帰ってくる登山者に聞くと、今年は虫食いで花芽が少なく可哀想なくらいであったとのこと。確かに昨年よりもピンクが目立たない。2月の雪の少なさといい、これも温暖化の影響だろうか。


多良岳

からつ労山の月例山行に参加。私たちは今回もB班である。黒木登山口から多良岳を目指す。A班は五家原岳経由で多良岳まで縦走するという。
われわれは、先ず金泉寺まで。途中キツネノカミソリが群生する谷沿いをゆっくり登山である。
水のみ場まで登り上がるとキツネノカミソリのオレンジ色の花が出迎えてくれる。朝の木漏れ日に映えてオレンジ色が一層鮮やかに輝く。更に登ると谷を埋め尽くすようなキツネノカミソリが待っている。少し早いとはいえ、壮観の一語。金泉寺で寛ぐ人を残して数名は多良岳山頂へ。大岩を回りこんで少し行くと山頂である。山頂の権現様(多良権現)に手を合わせ再び金泉寺へと戻った。
昼食を済ませてもまだA班は来ない。行程から考えてもかなりの健脚でない限り時間的に出会わないだろうと想像していたが現実となった。
B班は、下山路のガレ場も考えて、先行して下山することにした。予定時間通りに黒木登山口まで戻る。皆で万歳をして今日の登山を讃え合った。



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