+3Kの牛の如く

前に向かってひたすら歩く。
感動し、希望を胸に、明るく楽しく元気に。
大地を踏みしめて歩く。牛の如く。

坊がつるで初テント泊(大船山に登る)

2012年05月21日 | くじゅう山系・大分県の山
初テント泊の寝心地はまずまず。ただ、近所のテントから鼾が聞こえるとは初体験だった。
普段からすると各段に早い就寝だったからか3時20分には目が覚めた。日の出は5時30分頃だから、
今から支度したら間に合うということで起床した。
サブザックに防寒着と行動食、水、タオルを入れて出発準備が整った。
テントの外はまだ暗い。ヘッドランプを点けて大船山登山口に向かう。途中九大生のテント傍を
通ったが、5~6人はテントの外でシュラフにもぐって寝ていた。
「これも訓練だろうか。」「若い人は体力があるな」などと感心しながら登山口を目指した。
避難小屋を過ぎると直ぐに登山口がある。3時50分登山口より登りはじめた。
ヘッドランプを点けて登るのは初めてである。確実に目印テープを追いながら登って行く。
二箇所ほどコースを逸れたが、引き返して再び正しいコースに戻り、ほぼ予定時間の5時過ぎに
段原に着いた。日の出には間に合いそうである。その後山頂へは5時25分に着いた。
他にも日の出を待つ人がいるのではないかと予想していたが、誰一人いなかった。
よって、大船山山頂を独占して厳かな夜明けを楽しむことになった。
以下は、日の出前の静寂漂う風景である。

段原手前から見上げた山頂のシルエット。

山頂への途中から見た東の空。

夜明けを待つ白口岳から星生山方面。

三俣山と硫黄山

由布岳の双耳峰も見えていた。

山頂に着いたときは東の空が赤みを帯び今にも日が昇りそうであった。

日の出前の東の空

日の出の一瞬


朝日が差してきた御池

荘厳な日の出を堪能して山頂を後にした。日の出を待っていたかのように小鳥のさえずりが
始まり、朝の清々しさが一挙に広がった。
先ほどまで静寂に包まれた山々に日が差し始め、一気に輝きを増してきた。

朝日を浴びた北大船山と三俣山

段原まで下りて中岳方向を見ると山頂部には既に朝日が当たっていた。よく見ると
大船山の影がくっきりと山体に浮かんでいた。(冒頭の写真)
大船山の夜明けを堪能して、下山は快調であった。やはり下りは明るい方がいいようだ。
50分ほどで坊がつるのキャンプ場に戻った。
その後、ゆっくりと朝食、テント撤収などをして、9時には坊がつるを後にした。
天候に恵まれ、初めてのテント泊も無事体験することが出来た。この感じなら今後もテント
担いで行けそうである。
こうして春のゴールデンウィークの前半は終わった。十分に山に癒されて帰路に着いた。


途中でであった花たち


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