初テント泊の寝心地はまずまず。ただ、近所のテントから鼾が聞こえるとは初体験だった。 普段からすると各段に早い就寝だったからか3時20分には目が覚めた。日の出は5時30分頃だから、 今から支度したら間に合うということで起床した。 サブザックに防寒着と行動食、水、タオルを入れて出発準備が整った。 テントの外はまだ暗い。ヘッドランプを点けて大船山登山口に向かう。途中九大生のテント傍を 通ったが、5~6人はテントの外でシュラフにもぐって寝ていた。 「これも訓練だろうか。」「若い人は体力があるな」などと感心しながら登山口を目指した。 避難小屋を過ぎると直ぐに登山口がある。3時50分登山口より登りはじめた。 ヘッドランプを点けて登るのは初めてである。確実に目印テープを追いながら登って行く。 二箇所ほどコースを逸れたが、引き返して再び正しいコースに戻り、ほぼ予定時間の5時過ぎに 段原に着いた。日の出には間に合いそうである。その後山頂へは5時25分に着いた。 他にも日の出を待つ人がいるのではないかと予想していたが、誰一人いなかった。 よって、大船山山頂を独占して厳かな夜明けを楽しむことになった。 以下は、日の出前の静寂漂う風景である。 |
段原手前から見上げた山頂のシルエット。 |
山頂への途中から見た東の空。 |
夜明けを待つ白口岳から星生山方面。 |
三俣山と硫黄山 |
由布岳の双耳峰も見えていた。 |
山頂に着いたときは東の空が赤みを帯び今にも日が昇りそうであった。 |
日の出前の東の空
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