近況報告

5月21日にブログを更新して以来の久しぶりの更新である。
前回は、4月の坊がつるキャンプと大船山登山についてであったが、
その後慌しい日々が続き、ブログに向かうゆとりすらなかった。
5月の休日は所用以外はほとんど田舎に帰り、実家の整理に明け暮れた。
何せ我々家族の荷物を入れるためには、親達の古いものを処分するしかない。

そんな中で寸暇を惜しんで参加した所用は以下の通りである。
＜5月＞
①5月20日　からつ労山の「雁俣山登山」。5月唯一の山行。
カタクリの花で有名な山であるが、時既に遅く我々はカタクリの実を見ることになった。
しかしながら、山頂からのヤセ尾根の縦走路では、遅咲きのミツバツツジを見ることが出来た。
また、黒原では石楠花も見ることが出来、この春できなかった花見が出来て大満足。
登山口にある『東山本店』のヤマウド味噌、山菜天麩羅に舌鼓を打ち、佐俣の湯『元湯』では
嬉野温泉以上の美人の湯を満喫、山に酔い酒に酔った楽しい一日であった。

②5月27日　OB会
佐世保にて、40名余が参加して酒を酌み交わしながら旧交を温めた。
当然私はまだ若い方で、先輩達に酒を注いで廻った。
私が退職する話を何処からか聞きつけておられ、これからを案じる言葉を数多く戴いた。
ありがたいことである。感謝。

＜6月＞
①6月3日　からつ労山の「雲仙岳登山」新登山道巡り。
当初計画では「阿蘇高岳」であったが、火山情報などを下に場所を変更。
5月9日に新登山道が開通した「雲仙岳」へ。第5回ジオパーク国際ユネスコ会議開催に合わせて
整備されたという新登山道は、新緑に包まれた気持ちいい周回コースとなっていた。
四季を通じて楽しめるコースのようだ。

②6月10日　させぼ卸団地組合「山歩会」の金敷城山巨石巡り。
「低山と侮るなかれ」その言葉が相応しい急登あり岩場ありの山。
巨石には説明板が設置してあり、「なるほど」と肯きながら巡っていく？（登って行く）
私は登山口近くの道の駅で仲間と合流。久しぶりの再会に笑顔が綻ぶ。

③6月17日　からつ労山の清掃登山「浮岳・女岳」
からつでの労山活動は最後になることもあり、万難を排して参加。
昨年は雨の中の清掃登山であったが、今年は梅雨空ではあったが雨も降らず無事終了。
公民館での昼食会では、転出紹介までやっていただき、皆さんに挨拶する機会まで頂いた。
3年9ヶ月の短い期間ではあったが、沢山の先輩との交流が持てて、幸せだった。
「今年一年はまだ会員だから」「来年の総会に会費を持って御出で」と皆さんから声掛けを
していただいた。感謝に耐えない。

④6月18日　定時株主総会
「無事というか」と「とうとう来たというか」退任が決まる。
再生計画を計画以上の業績で達成することに、携われたということに満足しよう。
まだまだ遣り残したことは多いし、やりたい計画もあるが、後は新経営体制に委ねよう。
これまで協力し支えてくれた役職員に感謝したい。いい経験でした。

⑤6月22日　送別会
退任した私のために、４事業部から５０人余が集まって送別会を催してもらった。
事務所の人、製造現場の人、男性も女性も来てくれていた。ありがたいことだ。
「なぜ　川原さんが？」「これから誰に相談すれば？」など口々に言ってくれた。
二次会、三次会と行く店店を満杯にし、遅くまで別れを惜しむ杯を頂いた。
いい仲間に支えられていたことを大いに実感させられたときであった。嬉しかった。
ありがとう。

⑥6月24日　引越し。「唐津」から「みかんの里伊木力（いきりき）」へ
朝から雨模様ではあったが、搬出時も搬入時も雨が上がった。神様の配剤か。感謝。
結婚して38年。いつの間にか荷物が増えていた。増えたのは私の体重だけと思っていたら・・・。
片付けといいながら、さらに廃棄処分を続けなければならない。
同時に入院していた家内の母も退院した。親と同居は初めてである。戸惑いもあろうが
自然体で生活しようと思う。

今日は7月２日。引越しから一週間が過ぎて漸く荷物が片付いてきた。
後は、エアコンの取り付けがあるが業者都合で待つしかない。

7月4日から、新たな挑戦が始まる。商店連合会の事務局でお手伝いをすることになった。
郊外型のショッピングセンターが集客を増やしているが、昔からの商店街はむしろこれから
の社会構造にマッチするチャンスが出てきている。
これまでの経験がいくらかでもお役に立てばこれほどの幸せはない。

母の病気のことはあるが、生活も徐々に落ち着いてきそうである。
近所付き合いも楽しみの一つである。戸惑いもあるが、いい人達ばかりである。
皆さんにいろいろ教えてもらいながら、終の棲家の生活を満喫して行こうと思っている。