300万円で買った車を
300万円で売って、
別の車をまた300万円で買う。
一見、損も得もないように思いますが
会計の視点だとちょっと話が変わります。
例えば、
「10年前」に300万円で買った車は、
売却直前の帳簿価額が1円なので、
300万円で売ると会計上は
「売却益299.9999万円」となります。
また「決算月ギリギリ」に
別の車を300万円で買うと、
減価償却できる割合は
"0.333×1/12"なので
経費に落ちる額は「8.3250万円」となります。
両方の取引を同年に行った場合、
差引290万円以上の利益増と
なってしまいます。
ただの車を買い換えが
思わぬ税負担につながることがあるので
経営者はご注意ください。
300万円で売って、
別の車をまた300万円で買う。
一見、損も得もないように思いますが
会計の視点だとちょっと話が変わります。
例えば、
「10年前」に300万円で買った車は、
売却直前の帳簿価額が1円なので、
300万円で売ると会計上は
「売却益299.9999万円」となります。
また「決算月ギリギリ」に
別の車を300万円で買うと、
減価償却できる割合は
"0.333×1/12"なので
経費に落ちる額は「8.3250万円」となります。
両方の取引を同年に行った場合、
差引290万円以上の利益増と
なってしまいます。
ただの車を買い換えが
思わぬ税負担につながることがあるので
経営者はご注意ください。