クワガタ~スズメバチ等の覚書

   Photo & Text by こよみ

クルビデンス・マット産み・11

2017-09-17 21:38:58 | クルビデンス(bhutan)

台風が近づいています。

嵐の前の静かなうちに

クルビデンスオオクワガタの掘り出しを行いました。

*タイトル後尾に番号のある記事は
カテゴリから入ると飼育過程等が繋がります



ブータン チュカ産


最近は朽ち木を使わず

マットだけでセットしているので

割り出しではなく、掘り出しです。

朽ち木に比べ、産卵数は少ないかもしれませんが

使い回しができ、取出しが楽、潰しなし、簡単。

私にはちょうどいいです。






↓ 7月の様子


↓ 今日の様子





今日の掘り出しでは卵3個と初齢1頭が出てきました。

セット期間は約1か月です。

マット産みの場合

底部・或いはケースに接触する部分に

産卵が認められる傾向にあります。


↓ 底部に産み付けられた卵



もともとセットは

1オス3メスのハーレムですが

8月に1メス死亡、今日も1メスが死亡しており

残り1メスになっていました。


↓ ハーレム最後のメス、符節取れ・スレ摩耗あり



そろそろ交代かな?

ということで

メスを入れ替えることにしました。

新しいメスは、今年の5月に羽化した個体の中から

大きなものを2頭選び、1オス2メスでの再スタートです。


羽化から4カ月強しか経過していないので

産卵には早いかもしれませんが

餌と隠れ家が確保できれば

喧嘩による致命的な損傷はないと思われます。


↓ 5月羽化






↓ 今年一番大きなメス




↓ オスに目立った損傷はない













クルビデンスは

昨年からほぼ常時 卵~終齢が存在するようになりましたが

多産することはないので

管理のしやすい種です。


おまけ

以前の記事「クルビデンス大物」で掲載した

34gの幼虫は羽化しましたが

蛹化前に暴れてしまい、70mm後半くらいに。

おまけに暴いた蛹室がボロボロと崩れていました。


↓ 羽化時に起き上がれなかった34g


↓ もう一つも大型で同じことに



せっかく大きく育っていたのにやらかしました。

こういう時のために

「人口蛹室」とやらを買っておくべきなのか?



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