クワガタ~スズメバチ等の覚書

   Photo & Text by こよみ

マグソクワガタ2018-休眠覚醒

2018-04-23 00:47:11 | マグソクワガタ

今年は春の訪れが早く

GWを前に週末は急激に気温が上がりました。

春の生物も平年より1週間ほど早いとも聞きます。

もしかしたら河原でも・・・


今日はTさんとマグソクワガタの発生状況を見てきました。






早い発生

日時:2018年4月22日 
   13:10~15:00/16:20~17:20

天候:晴れ 半袖で汗ばむ程度  時折り微風


現地に到着してすぐ目に入ってきたのは

ずいぶんと様変わりした河原の様子です。

毎年地形の変化はあるのですが

今年の河原は砂場が非常に少ないです。


↓ 過去にはここに沢山集まってきた



こんな状態で大丈夫かな?

不安を胸に歩き出すと

多くはありませんが

甲虫や蜂などが飛び交っています。




↓ 今年も紛らわしやつが・・・



おっ!

私がマグソクワガタ発生の指標としている

ハンミョウがいるではありませんか。







到着して10分を過ぎたころ

怪しげな飛翔物体を発見、すぐさまスイーピング。

いました、オスです。


↓ オス 13:25



春の河原に通い初めて13年になりますが

この時期にマグソクワガタを確認したのは初めてです。





今年は早いな~ などと思いながらしゃがみこんでいると

1メートルほど先にメスが着地。

「あわてない、あわてない」

オスを誘うコーリングを行っているかもしれません。

まずは様子をうかがいます。

が、オスの気配はいっこうにありません。

周辺にはいないのでしょう。

画像を残し、容器に移しました。


↓ メス 13:28





その後も石や砂場や飛翔個体を

一所懸命に探しましたが

本日発見できたのはオス5頭、メス1頭でした。







マグソクワガタのメスは

オスより5日ほど遅れて羽化しますが(飼育下)

その後の休眠~覚醒により

活動開始の足並みはだいたい揃うはずです。

今がその時です。

また、雌雄比率はだいたい5分5分です。

それからすると

メスはあと数匹はいると思うのですが・・・


↓ 捕獲後に撮影





2時間ほどの探索で

河原の状況がだいたい把握できたので

今度は少し標高のある山に向かいました。

そう

ブナの芽吹き状態と残雪を見に行ってきました。


↓ 標高を上げると谷筋には残雪が




↓ 倒木からコクワガタのメス



この山でコルリを探すのは初めてで

期待をしたのですが

残念ながらひこばえにその姿はありませんでした。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿