今日のニュースで既にご存知かと思いますが
日本のマルバネ保護に向けて外国の大型マルバネ10種(?)が
「特定外来生物」に指定される可能性が強くなりました。
↓ 対象種 マキシシムスマルバネ
昨年のオキナワマルバネ規制時に友人と「今度は外産マルバネが特定外来種に指定される」
などと話していたのですが思いのほか早くその時がやってきそうです。
テナガコガネの規制~マルバネへと流れはごく自然です。
↓ タイワンテナガコガネ
今となって残念に思うのは”マエダマルバネと思われる”種を飼育できなかったことです。
仮に今から幼虫を入手しても羽化するまでに規制されてしまいそうなので
これは無理です。
*規制前から飼養している場合
規制から6か月以内に飼養許可申請を行い
許可が得られた場合はその個体に限り飼養できるが
繁殖・売買・譲渡などは不可・許可期限も有
↓ 良いタイミングでマキシムスの飼育終了ができた
また、日本のマルバネに関しても
いずれ全てが何らかの規制を受ける方向に向かっているものと考えています。
昨年規制されたオキナワマルバネに関しては規制前の駆け込み需要があったようなので
種としての現在の飼育数は恐らく過去最大になっているものと想像します。
ただ、譲渡・売買等が出来ない上に飼育もそう簡単ではないので
それらの多くは残らないと思われ
来年以降はその数も減少していくものと想像します。
↓ オキナワマルバネ(規制有)
↓ ヤエヤママルバネ(一部規制有)
↓ チャイロマルバネ(一部規制有)(2013年撮影)
↓ チャイロマルバネ(終齢)
また、それ以外の種でも植物の茎を”チョキン”とするような生態の持ち主が
農作物などに影響を及ぼす可能性があると判断されると
規制されることにもなりかねません。
今年最初の記事がこれかぁ~ と思いつつ ごあいさつ
今年もよろしくお願いいたします。
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