クワガタ~スズメバチ等の覚書

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朽木屑を運ぶオレゴンルリクワガタ♂

オキナワマルバネの4月No.3  

2017-04-15 18:31:24 | オキナワマルバネ

*現在、オキナワマルバネは
国内希少野生動植物種に指定されており
例外を除いて、譲渡や売買・採取等はできません。

連休初日、オキナワマルバネ最後の掘り出しを行ないました。

今日は気温も22度を超え、屋外作業もはかどりました。

今回は、容器にどさっとマットを移した瞬間嫌な臭いがしました。

ヘドロのようなあの臭いです。

↓ てかるほど水分があった


たまに行っていた霧吹き量が多すぎたと思われます。

移したてのマットには幼虫の姿が見えません。

あ~全滅か・・・アカマルバネの時もそやったな~

などと記憶の臭いを嗅ぎながら少しずつ崩していくと、いました、大きいのが。



終齢になっています。

結局、この容器からは2齢6頭・終齢3頭の計9頭が出てきました。



多水分ぎりぎり紙一重という感じでしょうか。

皮肉にも3回の掘り出しで一番成長の早いグループになりました。

↓ 終齢3頭


最初の卵の数はもっと多かったのですが

成長するものは成長する、死亡するものは死亡する

生死の分かれた多水分マットであったと思います。

↓ よく成長した2齢


No.1・2に次ぐNo.3で昨年セットしたオキナワマルバネ、すべての掘り出しを終えました。

3回の掘り出しを終えて感じたことは

同じ温度管理下にあってもやはり、ある程度水分があるほうが

幼虫の育ちが良い・早いということです。



今日の掘り出しではすべての幼虫がマット上~中層部にいたため

深層部は暮しにくい状態になっていたものと思われます。

もう少し掘り出しが遅くなっていたら更に腐敗は進み

快適な範囲を超えていたのかもしれません。

これで、一安心。



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