東京新聞の読者の投稿欄である「発言」コーナーこそ、国民の声が集まっている。「五輪の中止」がほとんどで、五輪を見たいという投稿はない。7月8日、今朝の投稿は「ノーモア バッハ」である。ただのお金儲け第一主義の五輪はもう要らないのと同じように、IOCのバッハ会長も要らないという主張である。大賛成である。7月4日の朝刊「時代を読む」のコーナーで東京大学教授の宇野重規さんは「五輪は安倍菅自民党公明党政権の「無策の10年」を象徴する宴」とバッサリ切って捨てた。その意見に同意する。そして彼は五輪後の日本を心配している。五輪招致の段階で私は反対してきたが、多額の税金を使って五輪をやって国民が少しでも豊になるのか。ますます貧乏になるだけである。次は大阪万博や横浜花博のイベントでテレビと新聞は、盛り上げて金稼ぎを企んでいるようだが、もうイベント型政治はこりごりである。
今日のジャズはジャズ・ピアニストのホレス・シルバーのアルバム「Song For My Father」を聴いている。毎月8日は義父の月命日である。家の仏壇に線香をあげて、たまにお墓参りに行く。何故か今日は、この曲が聴きたくなった。この曲を聴くと私の父を思い出すのだので、二人の父を思いながら、この名曲を聴いている。そして息子や娘を思って三世代、よく繋がったと奇跡のように思う。昨日はワクチン二回目接種後の微熱と倦怠感で一日中寝ていたせいか、今朝は少しセンチメンタルである。