素晴らしい!
ユダヤ人検事総長バウアー博士の執念がアイヒマン逮捕に繋がった。バウアー博士の情報によりイスラエルのモサド(情報機関)が、アルゼンチンのブエノスアイレスに潜伏していたアイヒマンを拉致誘拐。残念ながらドイツに引き渡されることはなかったが、その後収容所での拷問、虐殺などが明らかになり、ドイツは戦争犯罪に向き合うことになった。
ドイツは戦後、自ら戦争に向き合ったと思っていたが、当初はナチスの残党が政権の上層部にいた為、全ては隠されていた。全てではないにしても、明らかになり本当に戦争に向き合ったのは、戦後20年近くたってから、今持ってちゃんと戦争よ向き合っていない日本は、不幸だ。このまま事実が明らかにされないまま、次の戦争に向かって行くのだろうか?