サクラ‥その後

信じられないことが新聞に載っていた

北海道帯広市の公立高校で入試合格者発表の際、誤って昨年の合格者の受験番号を校内に掲示していた
受験生や保護者の指摘で発表開始から約20分後に正しいものに差し替えたものの、合格から一転不合格となった受験生が15人おり、校長と教頭が１人１人訪問して謝罪しているという

受験生の気持ちを考えると、精神的ショックは計り知れない‥‥




我が家では本人と母親が合格者発表を見にいった
時間前に高校の敷地についたものの
金妻は不安と緊張で少し離れた場所にいたという

発表の時間になり、歓声が上がっていた‥

ひとりの受験生と思われる人が
金妻の前を通り過ぎようとしたとき
「ちきしょう！」と言葉を発し
持っていた携帯を地面に叩きつけたという

驚いた金妻は
「わが子は‥」と不安になり
掲示されたところに駆け寄ったという




同じ中学から受験した仲間で番号の掲示がない人もいた

同じぐらいの学力の人が
集い志望しているのだから
その結果もほんのちょっとの差なのかもしれない

日頃の力を十分に発揮していれば
今回の結果も違っていたのかもしれない


長い人生で一年ぐらい‥
少しぐらい遠回りしたって‥


金魚もそんなきれいごとを言っていた時もあったけど
親とすれば子どもにあえて苦労はさせたくない‥
それが本当の気持ちだろう


次男も滑り止めなる私立は受験していない
もしも、不合格だったら浪人の道を選ぶしかない

「ダメだったらニートにでもなろうかな‥」
前に次男が言った言葉だという
「うちは大貧民じゃないけど、大富豪でもないからそんな余裕はありません！」
と金妻がピシャリと答えたという



志望がかなった人にも
志望がかなわなかった人にも
朝は平等にやってくる
どう過ごすかはその人次第だと思う



今日はこれから
志望校の制服、体操着、教科書など購入してくるという
祝日が珍しく休みの金魚も“アッシー君”する予定です

あっ、そうそう、「合格通知書」を
実家の両親にも見せて
仏壇にも報告してこなくちゃ
今日は彼岸の中日です