貧乏石好き

つれづれなるままに石をめぐりてよしなきことを

千日!

2024-06-09 09:58:44 | 漫筆

1000日! だそうで。へえ。(自分で言うなw)
千日行達成! と思ったけど毎日書いているわけではないからそうは言えない。
「石の上にも三年」にも満たない。
要するに意味はないわけですな。(何だよw)

書いた記事数はこれ入れて490。ずいぶん書き散らしましたなあ。(要するに暇なんでしょ)
取り上げた鉱物は通名や岩石名を除いた純粋種名でも210くらい。けっこうあれこれ手を出しましたねえ。(出し過ぎちゃう?)
駄文をものするのが趣味、あくまで自己満足、ではあるけれど、学も経験もないあちきがこんな分野のブログを始めたのは、ちょっとばかし思うところがあったから。
石集めを始めて間もない頃、知らない石ばかりなのでネットで調べるわけです。そうすると「××の意味・効能」とかいう文章ばかり上がってくる。何だよこれ、と思ったわけです。ウィキペディアも欠けていたり、変な文章だったりで、あんまり頼りにならない。専門的なブログは専門的過ぎる。TrekGEOさんのデータベースはすごいけどやっぱデータベースで素人にはちと敷居が高い。もちっとシンプルで組成くらいの最低要素が書かれているものはないものか、と思ったのでした。当時は mindat なんか知らなかったし。
で、まあ何かの足しにはなるかなと思って、あれこれ書いてアップした。といっても検索の上位に載ったりはしないから、あまり意味はないだろうけど。ただ、屈折率の話とかカルサイト・アラゴナイト問題とかはPVがちょこちょことあって、検索から来てくれている人もいるみたい。ちいとでもお役に立てば何より。ついでに言えば「生駒山産鳴石」「日本最初の石コレクターは誰か」なんかも自分で言うのは何ですけど面白いのでよろしければご覧ください。

しかし mindat というのはさすがですねえ。西洋人の知的社会的建設精神というのは、やはりすごいものがある。日本人はそういうところ、どうも情けない。日本語ウィキははなはだ不完全だし、運営に寄付する人は2%だそうだし。学者さんたちはウィキなんか軽視しているのかもしれないけど、大衆啓蒙というのは必要なものですよ。

今はたいがいのことは mindat 引けば何とかなる。時々は内容不足だったり疑義あるものだったりするけど、それは仕方がない。フォト・ギャラリーも充実していて、美しい結晶写真が見たかったらそこへ行けばいい。英語なのが難点だけど今はグーグル君が翻訳してくれるし。便利な世の中になったものです。

     *     *     *

千日記念に何かパッとしたものを、と思ったけど、何せ貧石だからそんなものはあるはずもない。
この際何か少し高いものを買おうかとも思ったけど、これというものが思いつかない。イギリス産リロコナイトとかイラン産セルサイトなんてやっぱ高いしね。(しけてるねw)

まあ貧石にふさわしく、「万民の宝石」アメジストでも。
アメジストはシャンガーンでご卒業、と思いきや、安いものも多いし、紫で神秘的だし、産地によっても個体によっても、さらに照らし方や方向によっても千変万化するので、つい買ってしまうというところがある。枯れ木も山の賑わいで。

これはちょっとびっくりのインド、カルール産アメジスト・クラスター。スケルタル?
Kakamunurle Mine, Karur District, Tamil Nadu, India.

最近よく見かける。色が淡くて、輝きが強くて、なんか独特の雰囲気があってすごくいいと思います。

国産では遊泉寺アメジスト。石川県小松市遊泉寺鉱山産。わりあい有名な産地。

雨塚山は買えそうな時はちょこちょこと。これは三連晶。

少し大きめのもの。


雨塚山ってこういうピンクがかったものが多いのですね。濃いのも欲しいけど高い。


群馬県南牧村三ッ岩岳産。あちきは知らない山。ヤフオクに専門のハンターさんがいるみたい。
色は白っぽいけれど、奔放な姿が魅力的。

最後はゲレロの「ファントム」。
まあ普通のゲレロかな、と思いきや、けっこう輝きが鮮やかで、さすがです。




しかし写真へただね。

これからも気に入ったものがあったらぽちぽちと買っていくでしょう。

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ちょっとネタも尽きてきた感じはあるし、オジジでいろいろガタが来ているし、資力も払底してきているしで、低空飛行になるかしれませんが、これからもよろしくお願いします。<m(__)m>


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