貧乏石好き

つれづれなるままに石をめぐりてよしなきことを

コレクション・ケース新調

2024-01-21 20:38:18 | 漫筆

ようやくお引越しのドタバタも落ち着いてきまして、今日はお天気もよろしくないので一日石の整理をいたしました。
で、引っ越しの余勢をかって、コレクション・ケースを新調。(だいじょぶなんかあ?)
Jajan とかいう静岡のメーカー。ただしインドネシア製。
幅54センチ、高さ182、奥行き15。とてもよくできていて、奥行きが少ないのがいい。
ルースやブレスレットを除いてたぶん500点くらいあると思うのだけど、棚板を追加して、ぎちぎちに詰めて、何とか収まった。大したもんだ。いいですよ、このケース。
まだ少し余裕があるな。(もうよしなさい)

写真リストと照合しつつ100均のタックシールを使ってまだ貼ってないものの名前を貼った。覚えているつもりでもけっこう忘れるから危ない危ない。行方不明も一つ二つ。正体不明もいくつか。しかし無精者のあちきにしてはよく把握している。けど「あれ、こんなん買ってたんだ」というのも若干あることはある。手にしたらちゃんと味わって心に刻まなくてはいけませんね。

コレクション・ケースにしろ、アクリル板やルースケースにしろ、保管整理に必要なものはけっこうあって、だいぶそれにもお金を費やしている。無駄使いと言われそうだけどそもそも石集め自体が無駄使いなのだから今さらそんなことを言っても仕方がない。(ないかあ?)

     *     *     *

「しかしそちが冥土行きになったらこれはどうするのじゃ?」とヤマノカミがのたまう。
もちろん自分でも考えないではない。考えないわけではないがあまり考えたくない。
ヤフオクなんかに出してこつこつと減らしていくというのもえらく大儀だし、あちきのコレクション・レベルでは手間の方が高くつきそうだし。
二束三文でもいいからまとめて引き取ってくれる奇特な石屋さんはないだろうか。今から探しておくか。
標本なんかは学校へ寄付するなんて手もあるかな。受け取らないか。

こういう悩みを抱えている人は案外多いのではないかしら。誰か、「要らなくなった石を無償で引き取ります」というプロジェクトを始める人はいないだろうか。引き取ってどうするかはどうでもいい。売り直せるものは売り直して、値が付かないようなものはどこかへプールして子供たちが勝手に持っていくとか。どこか地方のお寺さんが「供養もします」とか言いながらやったら案外応じる人はいるかもしれない。などと変な夢想が湧いたのでした。

しかし、高価なものはほとんどないけど、これらの石たちはどれも美しく、いとおしい。いいですねえ、石集めは。


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