公園の野鳥 in 神戸

主に公園のカワセミや野鳥などを撮影しています

(5月31日 月曜日) 悲しいニュース、カワセミの瞼と瞬膜など

2021年05月31日 | カワセミ
池はアオサギだらけだった、数えただけでも8羽いたし、池の外にも2、3羽いた、気持ち悪い程、この分だと二番子は成功しないのではと思い始めた。カメラのフォーカスポイントの移動が出来なくなったし、悲しいニュースの件もあって今日は撮影に全く身が入らず散々だった。気分悪く終了。
ブログの構成も余り考えていない

悲しいニュースだがまだ希望はある
今朝散歩の人がヒナが1羽ビルの敷地内に落下していると知らせに来てくれた。行ってみたら写真のヒナがいた、多分最後に出て来たヒナだと思う。散歩の人の話ではビルの壁に当たって落ちたとの事だった。どうしようもないので近隣の女性が動物関連の施設で保護出来ないか聞きに行ってくれたが野鳥の保護は出来ないとの返事だった。その間別の女性がヒナを見ていたがカラスが飛んできてヒナが飛んだが行方は分からなかったとの事、回りを一緒に探したが見つからなかった。この場所には普通カラスはおらず、多分弱っているヒナを目聡く見つけて飛来したと思われる、カラスは暫くいたが飛んで行った。
画像処理をしているので色が少しおかしい、瞼を半分閉じている


瞼を全部閉じている




カワセミの瞼と瞬膜
単に筆者が知らなかっただけだが、カワセミにも瞼があった。瞼は上下に動き、瞬膜は左右に動くらしい。何故此所で何回も見たかと言うことだが、ヒナを間近で観察したのと、親も子育ての疲れが出たからだろう。

瞼を閉じている


半開き





オス親も瞼を閉じていた、お疲れの様だ










これは瞬膜


左のヒナの瞼閉


以下通常の画像




瞬膜













(5月30日 日曜日) カワセミ、父親とヒナ

2021年05月30日 | カワセミ
早朝から魚捕りの親子が出て来てカワセミの漁場に入って来たのでヒナがエサを捕れなくなった。親は全く給餌しなくなりヒナは自分でエサを捕らないと生きていけない。自活出来ないヒナに未来は無い、半分は大丈夫だと思うが残り半分は心許ない、それが自然界だろうね。父親が巣の側にいるヒナ2羽を追い払った、其所に止まっているのが目障りなんだろう。この2羽はいつも巣の側に止まっている。親が必ず戻って来るのを知っているからだが、親はもうエサを運んでは来ない。

親はヒナたちをどうするのだろうか、沢山のカワセミを養う資源は此所には無いし、本能でヒナを追い出すはずだが何処に?これから益々多くの人間が入って来るので1、2羽だけでも生活する場所が無くなってしまう。二番子はうまく行かないのではないかな。見たくない光景も見たし、色々考えていると嫌になり昨日より早く帰ってきた。

鳥友さんに目の白いカワセミの写真を送って貰ったが瞬膜の様で過日の目の白いヒナとは違い安心したが、今日もずっと寝ているヒナがいてそれは変な感じがする、体調が悪いと思う、目の辺りが白く見える、最後の画像。

D6が帰ってきてからまだ一度も試していない。



























追い払われたヒナ


残ったヒナが追い出される


ピントが合わなかった


自立しているヒナ










すっと寝ているヒナ、目の辺りに白い物が見える

(5月29日 土曜日) 今日のファミリー

2021年05月29日 | カワセミ
前の日曜日だったか祭りは終わりに近いと書いた様な記憶があるが実際そうだったね、先週末がピークだった。今朝も早朝から沢山のカメラマンが来たがせいぜい並んで2羽だった。親がヒナにエサを与えた場面は見なかったし、オスが捕ったエサは全部自分で食べていた。親にすり寄って行くヒナもいるがエサを自分で捕って親には近づかないヒナもいる。親もヒナを追い出してはいないが寄って行くと叱る事が多い。オス・メス共二番子の営巣準備に忙しい。今日も早く仕舞ったが残ったカメラマンは良いシーンが撮れただろうか。

前にも書いたがヒナと親を見分ける一番簡単な方法は嘴の先を見る事、ヒナは先端が白い。
昨日のブログに書いた左目が白いヒナは見かけなかった、同じ場所に今日も2羽止まっていたがいずれも正常だった。







ヒナ、4枚








尾羽が随分立派になった、成鳥と見分けがつかない


父、3枚






ヒナ、2枚




(5月28日 金曜日) カワセミファミリー

2021年05月28日 | カワセミ
プロカメラマンを自称する白髪のオッサンがまたぞろロープをまたいでカワセミの背後に回って撮していたとの事、近くにいたカメラマンが注意してくれたがこの男は筆者も注意したことがあるし、他のカメラマンからも何回も注意されている札付きの要注意人物。

今日の画像の中に左目が不具なヒナが写っていた。今迄そういう画像は無かったので後天的なものかも知れない。













右側のヒナの左目が明らかに白い、瞬膜には見えない、このヒナは度々居眠りの様な姿勢をしていた。






7枚目の写真と同じ場所に止まっているヒナ2羽だが異常は見られないので別のヒナと思われる、撮影時刻は19分後

(5月27日 木曜日) カワセミ考、画像はストックから、日付訂正27日←17日、再投稿

2021年05月27日 | カワセミ
今朝は雨、かなり強かったしカップルは二番子の営巣準備中でヒナも独り立ちする時期になったので観察記録は必要無く撮影には行かなかった。今は止んでいるがどんより。

良い機会だったので記録を少し整理してみた。このカップルの営巣行動の観察は3月中旬から始めた、観察開始後約2週間の求愛給餌と交尾期間を経て推定では4月1日からメスが産卵を開始し、最後の卵を7日の朝に産み終え、6~7個の卵を産んだと思われる。同日からメス・オス交替で抱卵を開始し4月27日の午前9時8分に最初の雛が孵化し9時58分に一回目のエサを巣に運び入れている。孵化した時はメス・オスが喜び合っていたのと、撮影は出来なかったが卵の殻出しを目撃した。同日午後にも殻出しが目撃されており、翌日早朝にかけて残りのヒナの孵化が完了、翌28日から本格的にエサ運びを開始し、同日の早朝1時間に6回運んだのを記録している。4月7日から26日迄を抱卵期間とすると20日間となり標準的な日数になる。その後も毎日早朝観察を続け5月20日の早朝に最初の雛が巣立ちしたのを見た、午前中に更に1羽巣立ちし、翌日の朝までに全てのヒナが巣立ちしている、21日の早朝親が巣のチェックを何度もしていた。時間当たりのエサを運ぶ回数を記録していたが早朝概ね6回/1時間運んでいたので雛の数は4~6羽と推定していた、事実6羽巣立った。4月27日から起算し5月20日迄を巣立ち期間とすると24日間となりこれも標準的な日数になる。巣立ちの前3日間は与えるエサの量を減らす絶食期間があるとされているが、早朝観察の限りではそう言う事は無かったので巣立ち日の予知は困難だった。今日で巣立ち後1週間が経過し雛は順調に育ち乳離れも近い。面白かったのは孵化の3日程前にオスがエサを咥えて来た事が有った、カワセミにも孵化の日が分からず多分そろそろ孵化すると思ったのだろう、そのエサは自分で食べた、その後27日迄はそういう事は無かったが27日の孵化前にも持ってきてメスが未だとサインを出したらまた自分で食べた事が有った。

記録に依ると4月6日までオスはメスに給餌し、7日に抱卵が始まると給餌を止めている。何回かブログに書いたが7日から10日の午前中まで抱卵を交替する時にメス・オスがもめていたが(今日投稿の画像)、あれは抱卵を開始した一つのサインであると今は結論づけている、つまり前述の様にオスがメスにエサを持ってこなくなったのをメスが不満に思いエサを要求していると理解した。やがてメスも自分でエサを捕りに行かないといけないし実際そう出来るので10日の午後以降はそういう場面は見ていない。

今回の観察で得られた知見は多いし、他のフィールドを合わせると写真も膨大な数を持っているので気が向いたら「カワセミ考」と題して出来ればバイリンガルで上梓してみたいと思い始めたが気力と資力が必要になるので何時になるか分からない(笑)。インスタを見ている外国人もいる様なのでブログもバイリンガルで投稿しようかと何度か思ったが実現していない、そんなに面倒では無いのだが時間が無いときに続けられるか若干不安がある。























(5月26日 水曜日) 今日のカワセミファミリー

2021年05月26日 | カワセミ
ヒナへの給餌は終わりそうだ、親は巣の掃除で忙しい(ザリガニの殻などを運び出して綺麗にしている)。今日は給餌回数が減っていたし何処で与えるか予知出来ないので給餌シーンの写真が撮れなくなった。力のあるヒナは自分でエサを捕っている。



これは自分で捕ったザリガニ






このヒナが吐いたペレット


ここから9枚は連続写真、このヒナはオスの嘴から瞬時にエサを奪い取った
















ここまで連続





(5月25日 火曜日) カワセミファミリー

2021年05月25日 | カワセミ
オスとメスが何度か既設の巣穴に出入りしていた、2番子の営巣に再利用する様な気配、メスのお腹が膨らんでいる。ヒナには過酷な生活がもうすぐ始まる。






























(5月24日 月曜日) ヒナと父親

2021年05月24日 | カワセミ
今日からまた早朝の短時間観察に戻った。昨日の写真は光が強くボヤッとしていてシャープさが全く無かったが今日は柔らかい光で全般的にシャープな写真が撮れた。
ヒナがエサを貰いに行った時にカップルが唐突に交尾を始めた、疑似かと思ったらそうでは無かった。二番子にかかり始めているのかも知れないがこのヒナたちをどうするのだろう、来週の展開が読めない(交尾の写真は投稿せず)。

昨日親のエサを瞬時に奪うヒナがいたが今日は結構時間がかかるヒナがいた、ヒナへのエサ渡しのシーンはシャッターを100回以上切ることがあるがそれほど多くは無かった(そのシーンも投稿していない)。

カワセミのオス・メスの見分けはもう少し先でないと出来ないが、一番最後の画像を見ると顔付きから右がオス、左がメスの様な感じがする(オスがエサを貰った)。

投稿画像は一連のシーンの抜粋































(5月23日 日曜日) カワセミのヒナと親

2021年05月23日 | カワセミ
そろそろ祭りも終わりの様だ、ヒナに個性が出て来たし対抗心も芽生始めてきている。昨日までの親の訓練のお陰でヒナは素早く親の嘴からエサを奪い取る様になった。フィールドのカメラマンは少し減り落ち着きを取り戻しつつある。

カメラマンが2人ほど帰ったので自分もこのまま撮影していて良いものか考えたら用事が沢山有る事を思い出し即中断帰宅した。

ヒナは6羽出て来た様に思う。
この4羽と


横の石の上にいた1羽で5羽


このヒナは混じっていなかったので更に1羽で6羽


上と同じ個体と思う




















メス親にエサをねだるヒナ、この後叱られた、これが独特の姿勢


おまけ





(5月22日 土曜日) ヒナと父親

2021年05月22日 | カワセミ
昼頃にはカメラマンが30人程にふくれ上がっていたと聞いた、筆者はその頃は家で昼食、コーヒータイム。昼からはもっと増えているだろうね、久し振りの太陽だから水遊びの家族も多いだろう。カワセミにとって、カメラマンは功罪が有って、功は水遊びの家族がカワセミのエサ場を占領するのを多少防ぎ、罪は捕食を邪魔する。罪の方が大きいだろう、筆者も少し邪魔をした。今日、明日はカワセミにとって受難の日、影響は1週間は続きやがて平穏に戻るはず。SNSで場所名を出して発信する奴が後を絶たないのは困ったものだ。