公園の野鳥 in 神戸

主に公園のカワセミや野鳥などを撮影しています

(5月5日 火曜日) PCR検査の謎、追記再投稿

2020年05月05日 | COVID-19
(お昼に下記を投稿したが、日本の感染者数が24倍と書いたのは桁が合っているぐらいのつもりで書いている、要は10万人当たり100か200か300人か分からないけれど非常に多いと言うこと、100人だったら13万人くらい感染者がいると言うことになる。他国と日本の環境・衛生状態などに差があるので一概に比較は出来ない、他国の事をとやかく言うのは僭越なので控えた)

連休も明日で終わりになったけど、今年はサッパリだったね。

鳥のブログじゃ無くて新コロのブログになってきた、今日は鳥の写真なし。無性に腹が立つ。

昨日政府から緊急事態宣言期間の延長が発表されたのと同時にまたぞろ専門家が出て来てPCR検査を早期に拡充しないといけないと今頃言い出した。それでいて感染は収束に向かっている傾向があると言う。
検査の拡充はかなり以前より首相の口から何回も出ており耳タコになっているが一向に改善されない。専門家なる集団はその事については言及して来なかったと記憶しているが、今回言い出した。

このブログでも貧弱なPCR検査データとか、役に立たない専門家集団とか書いて来たが、今日改めて謎を考えてみた。

下記のグラフは人口10万人当たりのPCR検査数だが日本はNY州の24分の1しか実施していない。この事は諸外国からも何回も警告されてきたが、最近はそう言う記事はあまり目にしなくなった。
統計的に言うと日本はNY州の24分の1の縮小モデルで感染を評価している事になるが傾向の把握は可能だが死者の数は別の話。NY州の致死率は約6%、日本は約4%。これはインフルエンザの過去のデータ等を見ると日本が低いのは傾向的に合っている。人口10万人当たりの感染者数はNY州341人、日本12人。乱暴だけど12を24倍すると288でオーダー的には合う、つまりNY州の様なフルモデル(?)で検査したら288人になると言うことだが、死者数は総数でNY州約7万、日本約600人。これを24倍する意味は全く無い。死者数は多少誤差はあるものの絶対値として正しいだろう、そうすると逆に考えると日本の検査は縮小モデルではなくフルモデルと言うことになるが多分そうでは無くて感染者数は24倍で、死者数は今の数が正しいのだろう。
つまり理由は不明だが日本の場合無症状感染者が圧倒的に多い。免疫検査のデータがぼつぼつ出て来たが精度に疑問があるものの相当数の感染者がいることは間違いない。アメリカも検査数は多いが免疫検査の結果はそんなどころの感染者数ではない、皮肉を言えば検査数の多い少ないは関係ないと言うことになる。外国からの声が聞こえなくなったのはそれが分かってきたからかも知れない。

専門家の中には統計学の分野の人間もいるが統計には無知なのもいる、多分内部で意見が分かれているのだろう、ちゃんと国民に説明しなければいけないのは現在の検査数でのデータが実態を把握しているのかどうかだ、その説明がないと「今から検査数を増やして傾向をみます」では5月31日どころではないだろう。首相はコロナと共存と言い出したがそんな事は前から皆知っている、「14日に改めて専門家と云々」等と言わなければ良いのに、いつも余計な事を口走る、政治家だね!

かからない様に自己防衛それに尽きる。何を書こうとしているのか分からなくなった、終わり。

今日偶々コンビニに行ったらマスクを売っていた、ユニチャーム日本製、@50円。


出典:5月4日付日本経済新聞電子版