今日の一枚

 小さな幸せを
見つける名人になりたい

かも飛翔

2011-01-12 10:29:22 | 写真日記


 昨日の散歩。
もう帰ろうと、のんびり歩いていました。
写真を撮ろうとしているときは、周りに目を配り面白い被写体はいないかと・・目ぎらぎら
この時はカメラにも手を離し、桃太郎(犬)に話しかけたり・・おかしいと思うけど
「楽しいとか、風が冷たいね」とかって。
周りに人がいない時だよ、もちろん

とその時、大きな羽ばたきの音が・・
あわててカメラを構えて、撮り続けました。
「かもだ」って、周りに人がいなくて良かった何しろかなりの大声でしたから
珍しい鳥ではないのですけど、飛んでるのを見る事はありません。
池で泳いでいるのは見るのですけど。
マガモかしら?加茂川にいるのは茶色くて小さい感じ。
それは飛んでるのを見ますけど、こんな風に綺麗な色のかもの飛翔は、私にとっては珍しい事でした。

思っていたより、しっかり撮れていたので嬉しかったです







 色がわかりにくくて残念
頭はグリーンだったんですよ。


今朝は寒かったね。

2011-01-11 19:12:26 | 写真日記


 昨日の散歩の時に見つけた菜の花。
川の土手にこうしてひと茎咲いていました。
陽がよく当たり暖かいのでしょうね。

ところが本日


霜と寒さに負けて、こんなにしなだれてしまいました。
気の早い開花が仇になっちゃったみたいです。

うっかり騙されて・・・かわいそう

でも、私は「あら、早くも花が咲いてる」って写真を撮ってみました。
もうすぐ春なのかとなんてね。簡単に騙される年ではないのだ~~。

庭のすずめ

2011-01-10 15:29:04 | 写真日記


 庭の小さなケヤキの木。
細い枝にスズメがとまります。
バババ~って来たかと思うと、バババ~って飛んで行きます。
手の平をすぼめたくらいの大きさ、フワフワの毛の感触を想像してしまいます。



 何枚も撮って、この一匹だけが写りました。
小さいと思っていた羽は陽を浴びて、綺麗ですね~~。


 スズメが減っているそうです。
お米には被害をもたらすスズメということで、ずいぶん退治されたようですし、
昔の仕事仲間が「スズメなんて、珍しくもないし、害鳥だし減ったっていいんじゃない?」って
言ったことがありました。そんな風に考える人もいるのです。
「そんな~~!害虫だって食べてくれるし・・、生きてこの世に存在する以上いなくなっていい生きものなんていないよ」って
言ってみたけど、十分に説明できない私でした。
勉強しなくちゃね。

我が家の庭を横切って、朝夕姿を見せてくれます。
ただ、糞を見つけた時には、ちょっと眉を寄せてしまう私なのです

庭で

2011-01-09 15:15:03 | 写真日記
 

 こんなの発見
これって、モズのはやにえですよね。
すっかり干からびているけど、生前はカエルだったようです
庭の夏の花モミジアオイの枯れて茎だけになった小さな棘のようなものに挿していました。

不思議な光景に目を凝らして、一瞬たじろいでしまいました。
見た目は美しいとはいえませんものね。



 犯人はこの子かな
とっても見た目のかわいさとは違う行動
面白い・・ね。

心に感じる生物多様性 農学博士 小池伸介さん②

2011-01-08 18:29:37 | WWFマガジンより
 生きもの同士のかかわりを明らかにしない限り、生物多様性は守れない② 農学博士 小池伸介

 生物の多様性が高いと、より安定した生態系になるといいますが、まさにその実例ですね。

たとえば今年は、あちこちでドングリが凶作といわれていますね。実が生(な)る年と生らない年があるのは、
ドングリだけじゃなく、いろいろな樹種でも起こることなんです。でも、植物の豊凶は種類によって違っていて、
この種類もこの種類も不作の年に、あまのじゃくみたいに実ってる種類もあるんですよ。
また、同じ種類でも、個体による違いというのもあります。
今年はこの種類は全体に実りが悪いのに、この木だけ生ってるな、とかね。
で、動物たちのほうはどうしてるかというと、生ってる種類、生ってる木を探して食べている。
自動撮影カメラを使ったり、糞を集めたりすると、植物の実の生り方に応じて、動物たちが非常に柔軟に動いていることがわかってくる。
個々の樹木だけ見ると凶作でも、森全体でみるとうまくバランスがとれていたりするんです。
そういうのを見ると、森の樹木の多様性、樹木の個体ごとの遺伝子の多様性、それによって動物も生活していけるんだなと
いうのを感じますね。

私が調査をしている日光あたりでも、今年のようにブナもミズナラもクリもコナラも、みんな不作になっちゃう年があるんです。
そうなると動物たち本当にあちこち動いて実がなっている木を探す。そして、どこかでみつけるし、
やっぱり生っている木はあるんです。
実が生る年と生らない年があるのは、植物の自然のリズムでもあるので、それは変えられないんですけど、
それを補うだけの多様な植物があるかどうかが、どれだけの動物を養えるかにかかわってくるんですね。
私はもともと植物に興味があったので、ずっと思っていたんです。日本などの温帯の森だと、動物の種子を運んでもらう樹種って
5割か6割くらいあるんですよ。一方、動物にとっては、果実を食べるという採食行動、いわば生存の基盤ですよね。
この2つのことを考えると、種子散布をする動物の特徴や、動物と植物の相互作用というのをもっと理解していくことができれば、
生態系の維持とか、森の更新とか、生態系全体の保全にも結びつくんじゃないかと、そんな思いもあって注目しているんです。


 生きもの同士の関係に着目することは、自然をいろいろな方向からみることになるんですね。

いきもの同士のかかわりを明らかにしない限り、生物多様性は守れないと私は思っています。
ある動物の背景には、必ず複数の生きものがいます。ですから、人間が安易にある動物だけ取り除いたり、
逆に、ある動物のためだけに自然に手を加えたりすると必ずどこかで自然のバランスが崩れます。
一度、崩れたバランスって簡単には取り戻せないですから、その危険性を考えることは、常に必要だと思いますね。
生きもののつながりについてまだわかっていないことも多いので、難しい面もありますけど、
たとえば東南アジアでは、保護区がだんだん小さくなって、大型の動物がすめなくなってくると、
ゾウなどに種子散布を依存していた植物が更新できなくなる、そして、この植物とゾウの関係はとても大事だったんだと、
後になってから人間が気づく、そういう例が知られています。
ただ、振り返って今の日本で、クマにだけ種子散布を依存している植物があるかというと、
はっきり言えないんです。でも植物は寿命が長いので、気づいたときにはもう遅いかもしれない。
そうならないためにも、いろんな動物が森林の生態系の中で、どんな役割を果たしているのかがわかってくれば、
多様性の保全にもつながっていくと感じています。生きもの同士の相互作用は、多様性を生み出してきた大もとでもありますからね。
それをひとつひとつ明らかにしていくことが私の仕事かなと、そう思っています。


                               WWFマガジン


 

 

心で感じる生物多様性 農学博士 小池伸介さん

2011-01-07 11:32:09 | WWFマガジンより
 生きもの同士のかかわりを明らかにしない限り、生物多様性は守れない。農学博士 小池伸介

 生物多様性を理解する上で重要なキーワードのひとつが「生き物同士のつながり」です。
ただ、その例として挙げられるのは、たいていの場合が植物連鎖の話。
生き物の世界には、もっと多様で複雑なつながりがあるはずなのですが、なかなか見えにくいものでもあります。
そこで今回は、森の再生をめぐる植物とクマとネズミと糞虫のつながりを調査した小池伸介さんにご登場いただきました。
自然の絶妙なバランスと生態系の複雑さが見えてくるお話です。

 木の実を食べる動物が、森の木々の種まきにかかわっている、という話は耳にしたことがありますが、
そこにもう一歩踏み込んだ、小池さんの研究について教えてください。

植物というのは自分では動けませんが、種子を風で飛ばしたり、川の流れの中に落としたり、
いろいろな方法で分布を広げようとします。動物たちに食べてもらって遠くへ運んでもらう、というのもその一つなんですね。
動物が木の実を食べて、その種子を糞と一緒に排泄したり、貯食のために運んで埋めたりすることを「種子散布」と呼ぶんですが、
その中でも長距離の種子散布をする生きものの代表が、日本ではクマなんです。
クマがドングリをたべるというのはよく知られていますが、ウワミズザクラやヤマブドウなど「液果(えきか)」と呼ばれる、
果肉のある実もよく食べます。ドングリは噛み砕いてしまいますから、クマはドングリにとっての種子散布者ではないんですが、
液果については、種子の部分はほとんど噛み砕かず、果肉の部分だけ消化して、種子は糞と一緒に「散布」するのです。
ただ、実際にその先どうなるか、ということはわかってなかったので、クマの糞を観察して、糞の中の種子がどうなっていくかを
実際にみてみようと考えたんですね。


 糞の中から発芽して育っていく、という単純な話ではないのですね?

クマは確かに種子を遠くまで運びますし、キツネやタヌキなど、他の哺乳類と比べて利用している液果の種類も多いのです。
でも、一つの糞の中に数千粒もの種子が含まれていて、そうなると種子同士の競争が激しくなってしまい、発芽や成長がうまくいかない
可能性も高いんです。そこで、ウマミズザクラの種子がたくさん含まれているクマの糞を置いて、自動撮影カメラで観察してみました。
すると、ネズミが糞の中から種子をいっぱい持って行くというのがわかったんですね。
ネズミは、あちこちに散らばって落ちている種子を探して歩いていますけど、それがクマの糞の中に固まっていてくれると、
効率よく食料を手に入れられますからね。さらに観察してみると、糞虫(ふんちゅう)、つまり哺乳類の糞を食べる昆虫も来ていることがわかったんです。
糞虫にとっては、糞が大事な食べ物ですから、他の糞虫にとられないように、ちょっと遠くに運んで地面の中に埋めるんですね。
そのとき、種子は糞虫にとっては不要なんですが、そんな器用ではないので種子も一緒に運んでしまう。
それで穴を掘って埋めたときに、種子も一緒に埋められます。種子にとっては、発芽に適した場所に運んでもらったようなものですから、
そこで芽生えることができるんです。

 
 ネズミは、種子を食べてしまうんですよね?
だとすると、ネズミのはたしている役割は?

ネズミが糞の中の種子をある程度、持って行ってくれると、糞の中に残った種子は適当な密度になって発芽できるようになるんです。
つまり、ネズミは種子を適度に間引く役割を果たしているといえるんです。
実際、発芽率について、ネズミと糞虫の両方がいる場合と、糞虫だけがいる場合と、ネズミも糞虫もいない場合を比較してみたら、
いちばん発芽率が高いのは、ネズミと糞虫の両方がいる場合だったんですよ。
つまり、ネズミと糞虫という2つの生物がいることによって、クマの運んだ種子の芽生える率は高まるということなんです。
これは、ウワミズザクラの他、ヤマザクラやカスミザクラ、ヤマブドウなどについて調べてもだいたい同じ結果になるので、
液果については、種子散布の第1ステージはクマ、第2ステージではネズミや糞虫などが、大事な役割を果たしているという関係にあると
いえると思いますよ。クマだけじゃなく、他の動物もかかわることによって、より確実に森が更新されていっている。
ということなんですね。また、ネズミは食べきれない種子は貯食といって、どこかにとっておくんです。
冬用の食べ物として運んだ中の、ネズミが食べなかったものから発芽してりもします。
ただ、これについては追跡調査がなかなか難しいのですが、それでも何例かは観察されています。


                                WWFマガジンより

楽しい散歩

2011-01-06 11:19:04 | 写真日記


 早朝の寒さに旦那さんは桃太郎の散歩を断念。
でも桃太郎はお正月にちびっ子達に遊んでもらった楽しさが忘れられない
どうしても散歩に行くと出口に座って動かない
仕方ないので、私が始動することにした
散歩コースはたくさん鳥が集まるえさ場。
カメラを持って出かけてみることにした。

かもめだと思うのですけど・・・私はそれほど鳥が大好きというわけではないのですけど
空を眺めるのは大好き。鳥と空はとっても合う。
こんな風に団体で飛ぶのを見る事ができるとは思っていなかったので、ちょっと興奮



 相変わらずのサギだけど、飛び降りる時の長い脚と川に残る筋。
真っ白い姿が水に映って美しいって思う。




これは楽しい姿でした。
遠くで餌を獲ったのですけど、巣までどうしたものかと・・私と桃太郎の姿を意識しているようです。
とても用心深い鳥で、いつも見つけたかと思うと水に潜ってしまって、その姿を捉える事ができませんでした。
ところが、今日はどうしても早く巣に帰る必要があったようです。
目の前でタッタッタって水の上を駆けて行きました。
巣の近くではもう一匹が走って行きました。
二匹の姿を捉えることはできなかったけど、ほんとに嬉しく、楽しいひと時でした。


こちらは種類の違うサギ。
なんだかおじいさんみたいでしょ
声はグェ~~って鳴くし、色も綺麗とは言えないけど、
何か味があるのよね。

小さな孫と散歩

2011-01-05 15:45:22 | 写真日記


 お正月にやって来た次男家族の小さな孫。
娘や孫娘、旦那さんと桃太郎(犬)と一緒に散歩に出かけました。
元気な小さな孫は男の子、タッタッタって走って走って・・。
あぶな~~いって追いかけるけど、追いつけない

 

 サギが薄暮の時間、ゆったりと飛んできて木にとまった。
側の川にはよく餌獲りに来ているのですけど、木に留まったのを見たのは初めてだし、
こんなにしっかり姿を捉えたのも初めて、よい時間でしたよ。