今日の一枚

 小さな幸せを
見つける名人になりたい

お香

2008-06-30 19:02:29 | 写真日記
美容院のサービスで、お香を貰った(^o^)始めてのお店。美容院を変えるのは、とても勇気がいりますが 時々、新しい店に行ってみたくなるのです(^-^)b帰りにお香を頂きたした。梅雨のじめじめのせいか?玄関の臭いが気になっていたので、早速使用しています。かなり具合いいかも(^_^;)消臭剤などは使いたくなかったので。

スマトラ島・リアウ州の森を守れ(続く熱帯林破壊との戦い)①

2008-06-24 21:42:10 | WWFマガジンより
 熱帯の森が広がる南の島々、インドネシアのスマトラ島も、
そんな豊かな印象をもたれがちな島の一つです。
しかし今、スマトラではかつて島全体を覆っていた熱帯林の多くが
失われ、その自然が重大な危機にさらされています。

 スマトラで何が起きているのか、WWFが森林の保全活動を展開している。
中部のリアウ州を中心に、その現状に目を向けてみます。
 「残された最後の低地熱帯林」
 その広さおよそ40万平方キロ。日本の国土を上回る面積を
持つスマトラ島は、100年前まで、その全土が熱帯の森で
おおわれていた緑の島でした。

 しかし、1950年代以降、各地で伐採などが進んだ結果、
森は急激に減少。特に広く失われたのは、
開発が容易な平地の熱帯雨林と泥炭林(泥炭湿地に形成される森林)です。

 森林消失の原因は、木材としての価値のある木を海外に
売るための乱伐や、紙の原料となうる紙パルプ生産のための伐採。
同じパルプの原料になる、アカシヤの植林や、やし油(パームオイル)を
採取するための、アブラヤシのプランテーション(農園)の開発です。
このプランテーションは、一見したところ、綺麗な緑の森のように
見えますが、実際には単一の樹種だけ植えた、いわば「木の畑」に
他なりません。また、植林のために伐採地に火が放たれ、
それが自然の森に飛び火して引き起こされる火災も多発しています。

 その中で、島の中部に位置するリアウ州は、まとまった規模の
低地熱帯林が、最後まで残されてきました。
とりわけ重要なのは、州内のテッソ・ニロ地域を中心に広がる森です。
2001年に、WWFがここで行なった調査では、
南米のアマゾンやアフリカのコンゴ盆地の熱帯林を
上回る種数の植物(維管束植物)が確認され、
世界的にも生物多様性の豊かな森として認められました。

 しかし、このリアウ州でも森は次々に失われており、
過去25年の間に州全体の6割以上に相当する、
420万ヘクタール(四国の2.3倍)の熱帯雨林と泥炭林が消滅。
今のままでは近い将来、スマトラ島の低地から森が消えてしまうのではないか?
そんな指摘もなされるほど、事態は深刻になっています。(WWFマガジン)

 多くの伐採された木々は、日本に来ているようです。
紙を大量に使う。自国では人口林を多く作りながら、
今は人の手が入ることなく荒れ放題になっている。
利用できない森は死に、林業は廃れていく。
多くの森をもつ日本が、他国の森林を破壊する。
こんな矛盾がなくなればいいのに。