今日の一枚

 小さな幸せを
見つける名人になりたい

晴れましたね

2014-02-23 17:18:30 | 写真日記
 

我が家の春告げ花、アセビが花をいっぱい着けました。







青い空に小さなピンクが可愛いです。

 


 
クリスマスローズです。ありふれた色ですけど、我が家で育って二鉢になっています。

今年はまた株分けしようと思っています。大きくなるって嬉しいです。








 
カランコエです。

こちらも昨年から無事に花を咲かせました。もう少しきれいな発色だったように思うのですけど(^^)

部屋に入れたくらいで、何の世話もしてないのですから・・咲いただけでありがたや(^^)
 

風の如く 水の如く (安倍龍太郎)

2014-02-16 17:43:12 | 読書


 関ヶ原の天下分け目の合戦の前後に隠密に行われた黒田如水が考えた天下乗っ取りの謀略

徳川と石田を筆頭とする西軍の戦いは有名

その裏で、九州を平らげ徳川に匹敵する勢力を手にいれ対等となれば・・

そのためにも、関ヶ原の戦いを引き延ばし両勢力の力を失わせて、伊達、前田の二勢力

そして結城秀康をその手中に入れ、豊臣秀頼を使って天下乗っ取りを企てていたらしい

 豊臣秀吉がその知力、丹力を認め、働きに感嘆しながらも大きな恩賞は与えず、中央から離れた九州に

その領国を与えたのも、黒田如水により天下を狙われたならばその軍門に下るだろうと思ったからだと言われてもいる如水です。

 その如水がキリシタンだったのを最近になり知りました(-_-;)

如水が徳川家の天下統一を覆したかったのも、そのことが大きく関係しているようです。

徳川家康はキリシタン信仰を恐れ、阻害しようと思っていたようで、実際徳川時代には異端の信仰として迫害しています。

キリシタン大名である黒田如水にとっては徳川時代を阻止しようとするのは当然ですね。

 その謀略はもちろん成功しなかったわけですけど、使徒衆と言われる隠密を駆使して天下を遠い九州から動かし、

徳川を追い詰めていく・・当然、黒田長政。如水の嫡男現在の黒田家当主もその謀略にかかわっているわけです。

でも、この黒田長政の働きで小早川秀秋の内応により東軍の勝利に、たった一日で終わった戦い。

 徳川の勝利の後、その謀略についての審議が行われています。

本田正純により行われた尋問は黒田長政、竹中重門、細川忠興、後藤又兵衛、平岡石見守等々。

序々に明らかになる謀略の全貌だけど、証拠は一通の手紙だけ・・

 家康の関ヶ原での戦いぶりの決断力、謀略が敗れた後の如水の潔さ。

家康は如水の謀略を知りながら、その裏をかき利用した。

たぬきであるけれど、自分の運命を切り開いて天下人となります。

 このキツネとタヌキの知恵比べのなかで、若い石田治部が敵うわけもなかったのです。

戦国の世の中、インターネットを駆使する現在より情報網はすごかった(^_^;)そんな思いが湧いてきました。

情報網を駆使して、自分のできる最大の事をやり遂げ、

その結果を受け止め潔く太平なった天下をよしとした如水には好感を持ちました。

 徳川の子息結城秀康は如水に、黒田家の長政は家康にと味方し、その複雑な戦国の世の悲しさも垣間見ました。




雪降りましたね

2014-02-09 11:26:40 | 写真日記





 雪が降る前には4月を思わせる暖かい日があり、我が家の梅は咲くことにしたみたいです。

小さな盆栽をお正月といっても昨年のですけど(*^_^*)

盆栽のままだと世話をするのが難しいと思い、地に植え直しました。

咲いてくれるかな~~って心配していたのですけど・・(^_^;)

 今日の晴れの青空と雪をうまく捉えられると良いと思ったのですけど(>_<)

またたびトラベル(作 茂市久美子 絵 黒井 健)

2014-02-01 17:15:56 | 読書
 

不思議の世界を旅してきました。

きっと小学生中高学年向きの本なのでしょうね。

体や心に悩みを持った人が、不意に見つけるまたたびトラベルの看板。

怪しげなおんぼろアパートの一階にある事務所。

何となくそのドアを開こうと思うのはそんな悩みがあるからなのでしょう。

 この題名の通り、現れるのは猫ちゃんたち。

猫って、どことなく人間化するのに最適な動物ですものね。

猫の靴屋さん、猫の奥さん、猫のコックさん。そして怖いオレンジ色の大カラス。

物語の中には、そんなキャラクターが現れるのです。

アーモンド色のちょっと釣り上った目をした若者が事務所で待っています。

「では、これから出かけましょう」というのです。

驚くお客さんを悩み解決への旅へご案内です。

そしてお代は・・・

 動物って、我が家は犬を飼っていますけど・・

何を考えてるんだろうって想像するのは楽しい時間ですね。

仕事から帰って、疲れている体を桃太郎(飼い犬)に抱きついて、フワフワの毛玉に頭をつけて

「ふーー」って息を吐ききって、ホッとする時間が大好きです。ほかほかの匂いを嗅いで暖かさに幸せを感じます。

 家族みんなが仕事に出かけた昼間の時間、何をしてるのか?

きっと寝てる事が多いのでしょうけど、どんな事を考えてるのかな~~?

チャイムが鳴れば跳ね起きて、我が家を守ろうと構えてるのかも(^^)

外を窓から見て、「ワンワン」って言ってるかも・・なんて(^^;

11歳になる我が家の桃太郎はそろそろしゃべれるようになるんじゃないかな~~なんて。

そんな想像を物語にした、心温まるお話です。

 楽しく読み終えました。