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「身の丈」で豊かに暮らす⑧ 辰巳 渚

2008-12-04 15:44:07 | 愛媛新聞より
 「身の丈」で豊かに暮らす⑧ 辰巳 渚

 最初に質問です。次の二つのうちどちらが「ぜいたく」と
感じますか。

 ①家ではいつも魚沼産コシヒカリや有機栽培の食材を食べて、
洋服はお気に入りのリサイクルショップで買っている。
 ②食材はスーパーの品物が安くなる夕方を狙って上手に買い、
洋服は東京のショップで最先端のものを買っている―

 どちらも誰かが当たり前にやっていそうな買い方で、
それぞれに贅沢なところ堅実なところがあります。簡単にどちらか一方と
断言はできないはずです。

 ただ、人の目に付きやすいのはぜいたくな行動です。
もし、①の人の家へ遊びに行って食事を頂いたら、「毎日、こんなぜいたく
な食事をしているの」とびっくりするでしょうし、②の人と一緒に
働いてる人は、「いつもあの人、ファッションにお金をかけていて、
生活に余裕があるのね」と思うでしょう。

 世の中全体で見ても、同じことではないでしょうか。
突出してお金を持っている人や、本当にお金に困っている人も
いるでしょうが、多くの人は、たまにはちょっとぜいたくが
できるくらいの収入をやり繰りしているものです。
違うのは、自分のやり繰りに満足しているか、「みんなはもっと
ぜいたくしているのに」と不満を持ってしまうだけのように思います。

 自分のお金の使い方に満足するために、自分なりの基準を持つことが
必要です。例えば、江戸の人は「消え物にはぱっとお金を使い、
残る物は三度お店に通って売れていたらあきらめる」という買い方を
よしとしていたそうです。

 わたしなら、本当に気に入った物はその場で買います。
でも、わずか1%でも、「ちょっと高過ぎるな」「置き場所がないかも」
「本当に似合うかな」など迷いがあれば、買わずにあきらめます。
そんな物差しで買い物をしています。

 知人は「うちもそろそろ・・・」と思ったら、必要のない物を
買いそうになるから気を付けると言います。
確かに「そろそろ買い」は危険ですね。
あなたは自分なりの物差しがあるでしょうか。(マーケティングプランナー)


 物差しか・・?
私も、その場で気に入るとパッと買っちゃうタイプ。
もちろん、必要なものを買うために出かけてですけど。
でも、それなりに出せる金額は決まっているので、
それほどの良い物は買ってない
ココが、安物買いの銭失いの悲しいところなのですけど

家に物が溢れるのは、よしとしませんけど、
ビーズアクセサリーの材料や道具、フェルト羊毛の材料と道具。
関連の本等々・・・。なぜか増えていくのです。
でも、これは私が人生を楽しむために必要なものたちですから、
使ってよいお金だと考えています。

必要か?必要でないか?
いつも財布を開ける時に、考えたいと思うのです