『県野生動植物の多様性の保全に関する条例』
私たちが住む地球上の生物は、誕生から約40億年といわれてる進化の歴史を経て、
多様な自然を形づくってきました。
数千万種ともいわれる生物は、お互いに地球環境を支えているわけです。
また、私たちの生活においても、多様な自然、生態系に支えられ、食料や
燃料など提供を受けつつ、自然災害も未然に防止するなどの恩恵を
数多く受けています。
このような自然や生態系を破壊し、野生動植物の種を絶滅させるような事態が
生じると、私たち人間の生存すら危ぶまれることにもなりかねません。
人間が、健康で安全な暮らしを続けていくためにも、多種多様な野生動植物が
暮らす、良好な生態系を維持していくことが必要なのです。
『規制の内容』
希少な野生動植物のうち、特に保護を図る必要があるものを
「特定希少野生動植物」と定め、その捕獲や採取、殺傷、損傷、譲渡など
原則禁止します。
また、これらの保護のため重要な区域を「特定野生動植物保護区」と定め、
建築物の新築などの開発行為を規制します。
*特定希少野生動植物の捕獲など違反行為に対しては、罰則が科せられる。
(県の役割)
「保護管理事業計画」を定め、計画的な保護管理事業を実施。
同時に、保全の推進体制を整備し、専門知識を持つ人材を育成します。
(事業者の役割)
野生動植物の生息、生育環境の悪化防止のため、山林や原野などむやみに
開発しないなど、事業活動に伴う環境負荷の低減に努める。
(県民の役割)
野生動植物を保護し、その生息、生育に支障を及ぼさないよう配慮する。
かけがえのない自然を大切に思う気持ちは、誰でも同じです。
しかし、現実には、私たち人間の身勝手な行為によって、多くの野生動植物が
絶滅の危機に直面しています。
人間も“自然社会”の一員であることを正しく認識し、生態系における生き物との
共存共栄に、もっともっと関心を持ちましょう。
今回の新しい条例にも、そのような願いが込められています。
(県庁自然保護課 真木専門員)
さわやか愛媛(県民だより)の記事より
共存共栄は、人間生活には難しいかもしれない。
でも、このまま生態系の外側で生きること続ければ、
きっと、人類は地球から放り出されてしまうのでは・・?
地球が、もし生き物なら、自分にとって有害な生物(人間)を見限るかもしれない。
大災害の多いこのところの異常気象を、そんなふうに感じています。
法律だけでは、上手くいかないかもしれないけど、何がいけないことかを
知ることはできるかもしれない。
愛媛県に、この法律ができたことを喜んでいます。
私たちが住む地球上の生物は、誕生から約40億年といわれてる進化の歴史を経て、
多様な自然を形づくってきました。
数千万種ともいわれる生物は、お互いに地球環境を支えているわけです。
また、私たちの生活においても、多様な自然、生態系に支えられ、食料や
燃料など提供を受けつつ、自然災害も未然に防止するなどの恩恵を
数多く受けています。
このような自然や生態系を破壊し、野生動植物の種を絶滅させるような事態が
生じると、私たち人間の生存すら危ぶまれることにもなりかねません。
人間が、健康で安全な暮らしを続けていくためにも、多種多様な野生動植物が
暮らす、良好な生態系を維持していくことが必要なのです。
『規制の内容』
希少な野生動植物のうち、特に保護を図る必要があるものを
「特定希少野生動植物」と定め、その捕獲や採取、殺傷、損傷、譲渡など
原則禁止します。
また、これらの保護のため重要な区域を「特定野生動植物保護区」と定め、
建築物の新築などの開発行為を規制します。
*特定希少野生動植物の捕獲など違反行為に対しては、罰則が科せられる。
(県の役割)
「保護管理事業計画」を定め、計画的な保護管理事業を実施。
同時に、保全の推進体制を整備し、専門知識を持つ人材を育成します。
(事業者の役割)
野生動植物の生息、生育環境の悪化防止のため、山林や原野などむやみに
開発しないなど、事業活動に伴う環境負荷の低減に努める。
(県民の役割)
野生動植物を保護し、その生息、生育に支障を及ぼさないよう配慮する。
かけがえのない自然を大切に思う気持ちは、誰でも同じです。
しかし、現実には、私たち人間の身勝手な行為によって、多くの野生動植物が
絶滅の危機に直面しています。
人間も“自然社会”の一員であることを正しく認識し、生態系における生き物との
共存共栄に、もっともっと関心を持ちましょう。
今回の新しい条例にも、そのような願いが込められています。
(県庁自然保護課 真木専門員)
さわやか愛媛(県民だより)の記事より
共存共栄は、人間生活には難しいかもしれない。
でも、このまま生態系の外側で生きること続ければ、
きっと、人類は地球から放り出されてしまうのでは・・?
地球が、もし生き物なら、自分にとって有害な生物(人間)を見限るかもしれない。
大災害の多いこのところの異常気象を、そんなふうに感じています。
法律だけでは、上手くいかないかもしれないけど、何がいけないことかを
知ることはできるかもしれない。
愛媛県に、この法律ができたことを喜んでいます。