
実写版・銀魂観てきました。
公開まで「無理だろ」「絶対コケるって」「寒い」「痛い」と散々な言われようでした。
キャストが発表されビジュアルが明らかになると「あれ?思ってたより良くね?」と少し空気が変わってきた。
期待半分、嫌な予感半分で観てきたのでネタバレ含んだ感想書きます。
いらないだろうが形式的なストーリー。
江戸時代末期、宇宙から襲来した「天人(あまんと)」が日本を開国。天人の台頭と廃刀令により、侍は衰退の一途を辿っていた。
そんな中、未だに侍魂を堅持する風変わりな男・坂田銀時は、廃れた剣術道場の息子・新八や、
戦闘種族である夜兎族(やとぞく)の少女・神楽と出会う。彼らが営む万事屋の周囲では、次から次へと事件が巻き起こり……。
続いてキャスト
坂田銀時 小栗旬
志村新八 菅田将暉
神楽 橋本環奈
土方十四郎 柳楽優弥
沖田総悟 吉沢亮
近藤勲 中村勘九郎
桂小太郎 岡田将生
志村妙 長澤まさみ
岡田似蔵 新井浩文
武市変平太 佐藤二朗
来島また子 菜々緒
村田鉄矢 安田顕
村田鉄子 早見あかり
平賀源外 ムロツヨシ
高杉晋助 堂本剛高
吉田松陽(声) 山寺宏一
エリザベス(声)山田孝之
まあよくこれだけ集めたなと素直に感心する。
では感想。
これ賛否真っ二つだと思います。
しかも原作ファンか否かでも分かれそうです。
原作ファンA:面白かった!思ってたよりいい。
原作ファンB:ほら、いわんこっちゃない。爆死。
原作未読C:へえ~銀魂ってこういう内容なんだ~、面白いね!
原作未読D:原作読んでない自分大正解。
こんな感じでしょうか。
真っ二つどころか、ぶった斬り。
私は原作ファンAかな。
思ってたより良かったと思う。
というのもかなり期待値を低くして観ました、0からというよりマイナスからスタートするくらいの期待でいいと思う。
だって作者の
裏切られるから腹が立つ、そんなもんよと思えば腹なんか立たない。こういう実写化は楽しんだもん勝ち。
私が原作ファンAの気持ちで観られたのはひとえに絶妙なキャスティングに尽きると思う。
今回は5点満点の星で評価したいと思います。
【役名】 【役者】 【評価】
坂田銀時 小栗旬 ★★★★☆ 惜しい、非常に惜しい。やはり目が死んでない、生き生きしちゃってる。が、充分合格ライン。
志村新八 菅田将暉 ★★★★★ まんま新八です、ぱっつぁんです。上手いわ-。
神楽 橋本環奈 ★★★☆☆ ★★2にしようか迷いました。肥えすぎだろ、神楽。ぱっつぱつ。
土方十四郎 柳楽優弥 ★★★★★ 土方にしては濃すぎるだろうと思ってたけど、マヨラーは元々濃かったわ。合ってる。
沖田総悟 吉沢亮 ★★★★☆ ドSっぷりをもっと出して欲しかった。あのしたり顔が見たかった。
近藤勲 中村勘九郎 ★★★★☆ ゴリラ
桂小太郎 岡田将生 ★★★★★ 今回新八と並んでビジュアルが嵌まったキャラだと思う。殺陣も意外と上手い。
志村妙 長澤まさみ ★★★★☆ 出番はそんなに多くないけど妙のイメージは壊していない。法令線が目立つ。
岡田似蔵 新井浩文 ★★★☆☆ 正直この人じゃ無くても誰でもいいような気がする。出番が多かったので頑張ったで賞。
武市変平太 佐藤二朗 ★★★☆☆ 武市というより完全に佐藤二朗。それが悪いとは言ってない。
来島また子 菜々緒 ★★★☆☆ ビジュアルはいいが演技があれれ?という感じ。時々棒になる。
村田鉄矢 安田顕 ★★★★☆ うるせー
村田鉄子 早見あかり ★★★☆☆ 顔がうるさい
平賀源外 ムロツヨシ ★★★★☆ 珍しくムロ感があまり出てなかった、いい案配。
高杉晋助 堂本剛 ★★★★★ やるじゃん。耳お大事に。
吉田松陽(声) 山寺宏一 ★★★★★ 安定、安心。
エリザベス(声)山田孝之 ★★★★★ まさかの山田孝之。僅かな台詞だが観客が沸きました。
かなり評価甘めにつけました。
この評価が合っているか劇場で確かめてみてください。
それとかなりいろいろ盛り込んでいるので作者同様に多方面から叱られそうです。
特にシ○ア(ガ○ダム)、ナウ○カのクオリティときたら・・・。
あとはちょっと上映時間が長い気がする(130分)。
110~120分ぐらいにまとめられれば悪ふざけがより楽しめたはず。
漫画の実写化は基本的に反対ですが、ここまで振り切れば有りなんじゃないかと思います。
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