姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

潜在意識に自他の区別はないし、記憶は捏造されるし。

2012年04月27日 | 波動脳科学/主体的人生のリテラシー

【2012年の記事】  


 3歳と4歳の孫ちゃんたちを見ていると、自分が学んできたNLPや身体波動論の学びがそこに展開されているみたいで 

毎日が勉強です。



 毎日面白いです。

 今日はこんなエピソードの紹介☆

 木曜日に 孫と 「仮面ライダー× スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦」の 映画を見に行きました。



 学校があって 映画を見に行けなかった オバ(次女)が、那由多君(3歳)に聴きました。

 次女『ねーねー。映画どうだった?』

 なゆ『あのね~ こーなにたくさん 仮面ライダーでてちた。レンジャーもいっぱいいて 戦いちたよ』
 
 次女『わー、面白そう。で、戦いのほかには 仮面ライダーたちは何してたの?』

 なゆ『あのね、あのね。ジュース飲んでたの。』

 次女『はぁ?ジュース?それ、おめーのことだろ。ごっちゃになってんじゃん』



 思わず わらってしまうのですが、

 そうそう、3歳時くらいって 無意識優勢の時期だから 

 自分と他人の区別がしっかりないんじゃない?っていうことがしばしばあります。


 で、そんな時期だから 

 その頃の記憶なんて本当に自分のことなのか人のことなのかもわかったもんじゃない。

 孫を見ていると、

 私もこうやって自分の目の前に起きていることを子どもなりに勝手に意味付けして、思い込んで

 勝手に苦しんで生きて成長していったのかなと思います。


 そう思うと、誰のせいでもなく 

 すべて自分に起因するってことですね。

 きれいごととか 道徳的とか そういうことではなく。

 自分が思ったことも、本当にその人がそういったように信じているだけだったり。

 客観的事実ではなく、自分がとらえた通りに事実をわい曲したまま 

 それを真実であると記憶してしまったり。



 コトバが不十分な時期だからこそ 

 ことばとして保存するのではなく感覚として記憶する

 厄介です。

 ことばで表現できることは割と容易に意識に上がってくるので、

 なんとかそのビリーフを書き換えることができます。

 感覚に落とし込まれたものは

 なかなか言語化できないところのもので、細胞が記憶しているとでも言えるもの。



 もちろん、言語獲得後にも いろいろな偶然のできごとを 

 あやまったデータの形で保存しているものはたくさんあるのだと思います。

 ビリーフ自体も、偶然のできごとを勝手にそう感じてしまった、というのが殆どなのだろうなと・・・。

 客観的事実をそのままの形で保存することなど 

 脳にとっては不可能なのかもしれません。

 自分がつらいと思った出来事を誰かに話して、何かのコメントをもらったとすると 

 そのコメントでさらに悲しい意味付けをして 

 被害者としての自分を妄想の中で作り上げていく、、、私自身もそんな記憶がたくさんあるのかもしれません。



 波動ワークでは そんな勝手な思い違いに対しても 手厳しいツッコミが入ります。

 まだ初期のころ 「…という出来事があって、トラウマみたいになってる」って言ったら 

 先生が

 「すぐにそうやって寅と馬をつれてくるんだよね。トラウマだって言った瞬間にそれはトラウマになるんだよ」

 って言われたことがあります。(本当にトラウマって言えるものは じつはもっと少ないのかもしれません。)

 「インナーチャイルド?そりゃ、そんな癒されない自分がいるって思ったら、それが自分の中に生成されるだけのこと」ってのも笑えた。

 最初は ほんの小さな出来事、言えない想いがあって 

 小さいうちに 自分の想いを表現できたなら そこで終わっていたのに 

 それをしないままでいて

 想いにふたをしたり、別のものにすり替えていくうちに 

 いろんなものを取り込んで くっつけて 人の見解や慰めや同情のことばもとりいれちゃったりして

 巨大化した妄想になっていく。妄想とまではいかなくても 記憶が捏造されていく。



 捏造された想いや記憶を 何度も思い出して 心を過去に持って行って 執着して・・・

 そのことは 何も 生み出さない。

 潜在意識には 

 時間の概念も空間の概念もないのですから 

 過去に執着すれば 過去の再現を現在の時制で同じようなことが起きてくる結果を導きます。

 そして 本当に そうなってしまうと言うんですね

 「ほらやっぱり、このパターン」 

 「いつもこうなっちゃうんだよね」「また、このパターンか」 という想いは 

 そう思えば思うほど真実になっていきます。

 私の中にある幼いころの大人に対する怒りは

 自分が何度も何度も繰り返しその思い出を 

 内的世界の中で繰り返し上映し、繰り返すたびに新たなる負の意味付けまでして

 「私ってかわいそう」の被害者になっていく。



 山崎さんのNLPやアイシンの波動に出会っていなければ

 インナーチャイルドだのなんだのって過去に焦点を当てるだけで 

 かえって過去のパターンを繰り返すだけの結果を得て人生進んでたかもしれません。

 大切なのは過去がこうだった、ああだったというのではなく 

 現実の中で起きていることの意味を知って現実をこなしていけば、同時に過去のできごとの意味づけが変わっていく。

 だって 

 今起きていることは自分の内面の映しだから。

 波動ワークで、今起きていることを手掛かりに自分の内面で起きていることを独自の面白ワーク(面白いけどシビアです)で探っていくと、

 えー!私がこうだと思っていたこととは全く違うものがそこにでてきちゃったよ~!って感じになる

 心の傷をいやしていく・・・・というより 

 心にあると思っていた傷が思い込みだったっていう「ありゃま~」の体験は波動ワークならでは。

 高尚な心理学や学問ではないんです。(そこに価値を置く人はそれはそれでいいのですが)

 でも、今のあなたがどうしても、
自分の傷に重い意味づけを持たせたい時期なら、

 それはそれでとことんやっていった方がよいと思います。

 苦しくて、傷ついて、可愛そうな自分をさんざんやって・・・いや、そうじゃないよ!!って思った時に 

 波動のワークショップに参加したり、その理論を取り入れた保健室コーチングに参加すると

 一気に視界が開けるかも!


 ただ、助けてもらうワークショップではなく自分とむきあうワークショップなので 

 自分の問題の本質を見たくない人は来れないかもしれません。

 自分に戻ってきますから。これまで何かほかのもののせいにしていたものを自分のものとして受け容れていかなくてはならないので…

 だって、自分の記憶の捏造を 

 認めて、受け容れて、人生を自己責任として生きていくことになるのですから。

 なれちゃえば めっちゃ人生が楽しくなりますけどね。。。。笑

 自分の人生を 本当に自分で作っていくっていう感覚を 味わえるようになります。

 仙人みたいに達観したいとか 

 悟りを開きたいという現実逃避型の方も、波動ワークでは、徹底的に現実に引き戻すワークが待っていますので、

 悟りを開いた状態になりたい(実際には悟ったという錯覚)方は 

 なにかそういう系統のセミナーにいき、そこでやっぱ違うわ!って感じるまで 

 とことんやって、最後に 「ヘン!」って思えて初めて、保健室コーチングやアイシンの波動ワークに参加されるとよいのではないなと思います。

 実際、その世界から現実に戻り、本当の幸せをゲットした人が何人もいます。(顕著なのは結婚ですね。もう何名あきらめかけていた幸せな結婚と幸せな家庭を獲得したことか)


 仮面ライダーの話しから 少々 堅苦しい話になってしまいました。



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