姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

【実践事例】妖怪カードを使った実践3本(授業・個別指導)

2023年02月03日 | ハートマッスルレジリエンスメソッド活用

(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原朱美です。


今日のテーマは
「【実践事例】妖怪カードを使った実践3本(授業・個別指導)」です。

 

またまた実践例のご紹介です。
8月に発売した妖怪カードを使っての実践事例が届きました。

今まで小冊子になっていたものが一体ずつのカードになったことで
活用範囲が広がった!という感想を多くいただいています。

あるあるレンジャーカードと同じように、自分の中にいる妖怪は?
という使い方、授業実践での使い方など
みなさんのアイディアや子どもたちへのかかわり方の温かい視点など
本当にうれしく思います。

以下、3つの事例をご紹介します。

 

5年生での保健指導、妖怪の紹介をしました。
この時に「妖怪カード」を黒板に貼りました。相談室前にすでに妖怪たちは掲示されているので、『あ、くれないもん』など、反応は上々でした。
妖怪カードは、1枚に一つの妖怪が書かれているので、妖怪ブックより子ども達に合ったものを選ぶのが楽でした。

授業での板書の様子を写真に撮りました。

 

 

子どもへの対応中に、急用が入り、その子には「生きづらさ妖怪カード」を渡して「自分の中に出てくるのいるかな?」と声をかけて、しばらくその場を離れました。5分くらいして戻ってきたら、「これも、これも」と8枚くらい出していました。
1つ1つの妖怪について
「これはどういうときに出てくるの?」
「今、この妖怪は自分の気持ちの中に何%くらいいるの?」

など聴きながら整理ができました。
その後、カウンセラーに繋いだり、「生きづらさ妖怪攻略ブック」のワークシートを書いたりして、落ち着いて教室に戻ることができました

 

子ども自身に、自分の中に居そうな妖怪を妖怪カード選んでもらい、その後、妖怪BOOKを一緒に読みながら、妖怪を選んだ理由を聞いたりする中で、子どもが何に困り感を抱いているかがわかってくるので助かっています。
コミュニケーションに苦意識をもっている子どもも、妖怪カードを選ぶ事は出来るので、とても良いです。

 

実践を報告くださった先生方、ありがとうございました!

自分がどうしたいのかわからない、気持ちを言語化できない、
自分のもやもやが何からきているの変わらない・・

コロナ禍の中で、このような子どもたち(大人)も増えています。
その中で、弊社のカードやボードゲームが効果的なのは

子ども(相談者)⇔大人(支援者)という構造ではなく
子ども(相談者)⇔共有物⇔大人(支援者)という

構造に変えていくこと。

現在執筆中の著書でも、言語化できない子どもたちへのかかわりについて
脳の科学から説明しています。
まだ、初校が上がってきた段階なので、発売は2月か3月になると思います。
 

それでは、今日も
素敵な1日を!


p.s.1
前回のメルマガでご紹介した「ボヤキすごろくを使った質問の力の授業」
の詳細を、ネヂカラサイトで紹介しました。
ステム会員向けには、PowerPointと動画で
ブランチ会員向けには音声で、ご紹介しています。
https://hm-nedikara.net/


p.s.2
皆さんの実践事例もぜひ、お聞かせください。
どんな小さなことでも構いません。
投稿は、こちらから。(会員以外の方も投稿できます)
https://hm-nedikara.net/feedback/
  

 

この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
 2022年12月30日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

 

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