姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

第2回 全国保健室コーチング研究大会 森英子先生の講演は衝撃的でした

2015年08月04日 | 保健室コーチング

 

8月1日2日の2日間 京都で 第2回全国保健室コーチング研究大会を開催しました。

北は北海道、東北から 南は鹿児島、熊本からも ご参加をいただきました。

総勢 123名

会場は 京都学園。

こちらの養護教諭様が 保健室コーチングベーシックコース、保健室経営力現場力ステップアップコースを受講してくださったことから

ご縁がつながり、

この3月には 京都学園様の 教職員対象の現職教育の講師もさせていただきました。

そんなご縁で 会場をお借りすることになったのですが

改装されたばかりで 本当に 素晴らしい会場でした!

 

       

 

 

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 来賓として挨拶してくださった  京都学園学校長 佐々井宏平 様

 このホールを作ろうと思った教育者としての熱い想い、

 そして 世界に通用する子どもの育成のための教育方針など

 心がほっとあたたまる お話でした。

 何度かお会いしている校長先生ですが 気取りのない

 人間味あふれるお方です。

 

  そして 特別講演をしてくださった 元愛知県教育員会指導主事 現名古屋学芸大学准教授 森英子先生のお話は、

 養護教諭でなくても、胸にガンガンと響く 心強い内容でした。

 会場がシンと静まり返り、参加者全員が、森先生の養護教諭や教育に対しての 熱い想いに 心打たれたことと思います。

 

     

 

 

養護教諭がこんなにがんばっているのに どうしてその地位が向上しないのか

今、文部科学省は何をしようとしているのか

これからの教員養成でつけるべき 力は何か

養護教諭へのメッセージでありましたが、

それ以外の方にも共通する 胸にガンガン響く講演でした。

養護教諭の経験 県指導主事としての経験 教頭職としての経験 文部科学省関係機関の一員としての視点、

養護教諭養成課程の大学準教授としての視点

全てが網羅された すばらしい講演でした。

養護教諭という職に甘んじているだけでは アカンのです。

 

森英子先生の講演の中にあった 

「これからの養護教諭、教員に求められるチカラ」教員養成の方向性として文部科学省から出ているらしい)」

 

「企画力」「マネジメント力」「交渉力」


おおお すべて ハートマッスルトレーニングジムが これまでの講座の中で取り組んできたことではないか!

そう、ハートマッスルトレーニングジムの

「保健室経営力現場力ステップアップコース」 はまさに


すべてを取り入れていました。

私の現場で培った感覚を ちゃんと「コンテンツ」にして 

実際に活用できるものとして提供していこうと 取り組んできたことが

森先生の講演を聴いて、私がやってきたことを 公的に理論づけしていただいた気がします。


自分自身の3年後 5年後 10年後の自分のビジョンがより明確になりました!


何かをやろうとすると

「何?それ?また新しいことばかりやって」

と現職中に言われたこともあります。

新しいことをやろうとしているのではなく

新しい視点をとりいれて 今の現状を打開していこうとしてきただけです。

 

全体会の後は 4会場に分かれての実践発表!

参加者は事前にテーマを見て 参加会場をきめます。

全国の保健室コーチング受講生(養護教諭、保護者)が ご自身の発表を 様々なプレゼン方法で

発表されました。中には実際にワークや模擬授業をされた発表者も

型にはまらない、ほんとうに伝わる実践発表会をという願いを形にされていました。

 

   

愛知県岡崎市主任養護教諭 鈴木かをる先生は、保健室コーチングの概念を 教員研修に活用。ご自身が講師をされた実践を発表されました。

横浜市の加賀谷先生は 生徒指導への保健室コーチング活用の実践を発表されました

 

   

愛知県碧南市の教科指導員も兼任されている 小笠原先生は 保健室コーチングで学んだ脳の科学と自己肯定感、

コトバの影響力を 学校保健委員会で実践した内容を発表されました。実際の検証実験も取り入れられて大盛り上がり!

 

  

 高校生の保護者 伊藤さんの発表。思春期の娘さんとの激動の6年間を非常にわかりやすくお話されました。

母親としてご自身と向き合った経緯は聞いている方々の心に響きました。

 

    

石川県の谷口美永子先生は、焦点を変えるアプローチの実践がテーマ。

保健室コーチングのタイムラインアプローチで過去にしがみつく生徒、未来への不安を持つ生徒への対応を発表されました。

 

 

愛知県の保護者 安藤さんは、 「心のアプローチグッズ」を活用して、

小学校低学年のお子さんの心の支援をされた実践を発表してくださいました。

 

長野県の藤岡智江先生は、行き詰まりを感じている生徒の思考整理をし、リフレーミングさせる

保健室コーチングの手法を使った事例を発表してくださいました。

 

   

岐阜の子育てママ 川島しほさんは お子さんの気持ちを引き出すために カードを使ったアプローチの実践を

ご昇華いただきました。

 

    

山口県の和田美代子先生は 昨年度に引き続いて アプローチグッズを授業に活用した事例を発表してくださいました

今回は妖怪シリーズを使った授業も公開。参加者の方には、あるあるレンジャーを使った授業を実際にに体験してもうという

新しい発表方法にもチャレンジ

  

  

 浜松の鳥居公実子先生は 養護教諭の連携について、そして、

ピンチをチャンスに変えると言う視点からの発表をしてくださいました。

 

千葉県の豊野幸子先生は、進路に悩む生徒、友人関係に悩む生徒に 保健室コーチングで学んだ様々な手法を

アレンジして対応された事例を発表されました(豊野先生の発表内容は 秋ごろ、雑誌「健康教室」に紹介されます)

 

以上、1日目の概要のみ 紹介させていただきました。

森先生からは、本協会の活動を多いいに評価していただき うれしい限りでした!!!

 

 

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