彦中三八ブログ 

彦島中学校を昭和38年3月に卒業した同期生のためのブログ。 掲示板「彦中昭和38年卒同期会」にもお立ち寄りください。

華山1

2017年06月10日 22時53分29秒 | 下関各地訪問
去年、同期会で下関を訪れた時、
小月から西市、道の駅蛍街道西ノ市まで
サイクリングしましたが、
その時、来年(即ち今年)は華山に自転車で登ろうと
心に決めていました。
ただ、脚力の衰えは否めなかったので、
六甲山を自転車で攻略するために購入した新兵器(電動アシスト付き)を
持っていきました。

フェリーで新門司に着いたら、

道の駅蛍街道西ノ市へ直行です。
が、一か所立ち寄りです。
いつものように、朝日を受けている関門海峡と下関の街を眺める為、
メカリPAに入り、車を降りて、ギョッ!
封鎖状態でした。


仕方がないので、そのまま小月インター経由、西ノ市に直行です。
途中、小月と田部との境の峠で、これから自転車で登る
華山を望みます。

峠の頂からは、太陽光発電パネルが邪魔なので、
少し下がったところからパチリです。

さらに下がって、昔、小月から田部方面に走っていた古いバス道の方に進みました。

正面に華山が眺められます。

そして田部のバス停からも。


しかし、旧道なので、このバス停に停まる便は非常に少ないですね。

しかも、よく見ると、日曜・祝日は全便運休だとか。
結局、農村は車社会になり、ますますバスは減り、年を取り、車も運転できなくなると、
どこにも行けない。日本中がそのようになっていくようですね。

とにかく、今日は自転車だ!と先を急いで、西ノ市です。

家に帰って写真をシゲシゲと眺めると、
何と「めだか」も売っていたようです。写真左端の旗をご覧ください。
自転車を組み立てて、道の駅の案内所に寄ってコースの確認です。
壁に表示していた大きな地図が割とわかりやすかったので、カメラに収めました。


さて、お弁当を買い、「しものせき観光支援自販機」なるもので、
飲み物を買って出発です。


去年、小月から西市まで走った長門鉄道線路跡の道を少し南下です。

正面に華山が神々しくそびえています。
まるで、モーセが登ったシナイ山のよう。・・見たこと無いけど・・

暫く南下して、華山方面への分岐点です。

案内通り華山方面に進み、暫くすると、更に
神上寺方面への分岐点に出ます。

先に神上寺に寄ると、華山の登りが遅くなると思い、
神上寺は、帰りに寄ることにして左方向、華山に向かいます。


正面に華山を眺めながら走りましたが、
気になる風景が広がっていました。


辺りの田圃が殆ど耕されておらず、雑草に覆われていました。
今は田植え時なので、少なくとも耕されて、水が張られていてもおかしくないのに、
見渡す限りと表現しても決して大げさでないほど、「田圃跡」のようでした。
後継者がいないのでしょうか。
考えさせられました。

道路との境には、好きな雑草の一つですが、
アザミが多く見られました。

傍を流れる江良川も興味深いものでした。

川の底が、小石や砂でなく、板状の岩でした。

道も次第に登坂になり、「アシストオフ」ではきつくなってきて、
一番弱いアシストにしてしばらく進んで、
ようやく「徳仙の滝」に到着です。

幼い頃歩いていた道が「えっ? こんなに狭かったっけ!」
と同じで、はるか昔に連れて行ってくれて素麺流しを楽しんだ、
あの徳仙の滝、こんなに狭いところだったっけ!!!
もっと広い広場があったように思っていた。

説明板が金属だったので、反射して読めませんね。

徳仙の滝を過ぎると、登りはさらにきつくなり、
ただただひたすらペダルを漕いで登ります。
振り返って登ってきた道と木立をみると、
その坂のきつさが分かります。


ところどころで下りのあることを願っていたのですが、
全く当てが外れて、とにかく登る角度の緩急はあっても、
下りは全くありません。
途中、こんな石碑が立っていました。


しかし、坂道に疲れてきていた僕は、
「こんな処になんでこんなものがあるんや?
しかも何の説明もない!」と悪態をついてしまいました。

ようやく、頂上に林立するアンテナを望めるところまで来ました。
「やすらぎの森」として整備された場所のようで、
広い駐車場があります。

しかし、散策の為の遊歩道は荒れ

説明板も落下しています。


更に登っていくと、山頂方面への道しるべがありました。
新しい標には「ランチャー台」方面だけが残り、他は落下しています。


パラグライダーのランチャー台が確かにありました。
ここから飛び降りるのでしょうか。あなおとろしや


更に進んで、ようやくアンテナの林立する頂上に到着です。

時計を見るとほとんど12時半でした。
道の駅を出たのが10時少し前。
11時半には到着のつもりでしたが、1時間以上の遅れでした。

頂上には三角点とそのそばに休憩小屋?があるのですが、
休憩小屋のベンチは壊れ、中は砂利が敷かれており、
ベンチに腰掛けることも、地面にアグラをかくこともできません。

しかたがないので、炎天下、草地にアグラをかいて
正面に広がる菊川町の雄大な景色を眺めながらお弁当を食べることに。

遠くに関門海峡と満珠干珠がかすかに望めます。
しかし、彦島は、識別できませんでした。

お弁当は道の駅蛍街道西ノ市で買ってきた“蛍のおにぎり弁当”です。

卵焼きシートと海苔で包まれた、デッカイおにぎりでした。
黄色い卵焼きシートで包んだ部分が蛍のお尻の光をイメージしている由で、
見て楽しく、食べて美味しいお弁当でした。



by W

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