今日のニュースで、札幌市でのマンション(3,4月)の販売個数が激減したことを報じていました。
昨今の耐震偽装問題、北海道で起きた偽装問題。。当然、良いイメージは無い訳ですから、結果としては当たり前なのですが、建築関係者としては、少々、ショックです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
まあ、そんなことをメゲてもしょうがないので、今回は、、、、
『鉄骨マンション 鉄骨建方編』です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
前回は、【鉄骨マンション 基礎編】を紹介したのですが、少しおさらい・・・
基礎編では、掘削から基礎・1Fの床のコンクリート打設までを紹介しています。
基礎鉄筋、基礎型枠も紹介していますが、少々難しいことが多かったので、後で読んで見ると、「分かりづらかったかな??」と思っています。
分からないことが出てきたら、質問してください。。(分かることだけ返答しますから(大笑))
今回は、鉄骨造り(S造)の建物のメイン作業です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/82/601a3f4a6ee59b8e6cb0b5514fe90c76.jpg)
基礎型枠をはずし、ジャンカーや不具合が無いことを確認してから、土を埋め返します。
ただし、この土だけでは凍上や腐食等が起きますので、この土の上に砂利をひいて、断熱材を載せます。
その後、、【鉄骨マンション 基礎編】のように、鉄筋を敷いてコンクリートを打設します。
この基礎の上に鉄骨が立ちます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/8f/bdd191dfecc634767b3ad5d78dfc75b5.jpg)
鉄骨の柱下です。
鉄骨を支えているボルトは、直径約5cm位(見た目なので違うかも・・・
) かなり太いボルトで固定されています。
ボルト4本で固定されて、後々、柱の足廻りはコンクリートで固めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/0c/b392e0641041327cc585715f0cd9b73b.jpg)
鉄骨の上に、人がいます。梁を繋ぐ鳶(とび)職人です。
平行棒のような鉄骨の上に載って作業します。当然、安全帯はしていますが、高所恐怖症の人には出来ない作業です。
鉄骨作業には、必ずクレーン車が出てきます。
鉄骨を人の手で運ぶことは出来ませんので、クレーン車が鉄骨を運び、鳶職人が鉄骨をつないで行きます。
危険な作業であることは間違いありません。
ちなみに安全帯というのは、フック付きのロープが付いた腰に巻くベルトです。
落下防止のために、柱と柱の間に、ロープが張られていて、そのロープにフックを引掛けておくと、足を滑らしても、墜落転落災害が起きないと言う訳です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/67/141db8c2e5564df65ab6b048bd4be58d.jpg)
鉄骨内部は、この様な
状態でして、作業場所としても分かってもらえると思います。
このままでは、人は住めないので、床を作ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/fb/015306c56e6111379dd0110036092cf5.jpg)
波型の鉄板をひいて、溶接すると、床の下地が出来ます。
当然、この状態で住居の床にはならないので、コンクリートを打設して平らにします。その後、フローリングやカーペット等が皆さんの見える床となります。
鉄骨造の建物は、この鉄骨建方によって、ほぼ、構造的なものは完了します。
危険作業の為、鉄骨立て方の際は、関係者以外の人間は立ち入ることは通常禁止されています。
ただし、鉄筋コンクリート(RC)造の建物と違って、見て、確認が取れ、不具合は直すことも出来ます。その点からすると、RC造よりは、手間等は掛からないと思います。
今回も難しかったかな~ 本当なら、梁と梁を継ぐ部分の詳細とか載せた方が良いのかもしれません。。
今度にしましょう。。。
説明するのも難しい・・・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_night.gif)
昨今の耐震偽装問題、北海道で起きた偽装問題。。当然、良いイメージは無い訳ですから、結果としては当たり前なのですが、建築関係者としては、少々、ショックです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
まあ、そんなことをメゲてもしょうがないので、今回は、、、、
『鉄骨マンション 鉄骨建方編』です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
前回は、【鉄骨マンション 基礎編】を紹介したのですが、少しおさらい・・・
基礎編では、掘削から基礎・1Fの床のコンクリート打設までを紹介しています。
基礎鉄筋、基礎型枠も紹介していますが、少々難しいことが多かったので、後で読んで見ると、「分かりづらかったかな??」と思っています。
分からないことが出てきたら、質問してください。。(分かることだけ返答しますから(大笑))
今回は、鉄骨造り(S造)の建物のメイン作業です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/82/601a3f4a6ee59b8e6cb0b5514fe90c76.jpg)
基礎型枠をはずし、ジャンカーや不具合が無いことを確認してから、土を埋め返します。
ただし、この土だけでは凍上や腐食等が起きますので、この土の上に砂利をひいて、断熱材を載せます。
その後、、【鉄骨マンション 基礎編】のように、鉄筋を敷いてコンクリートを打設します。
この基礎の上に鉄骨が立ちます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/8f/bdd191dfecc634767b3ad5d78dfc75b5.jpg)
鉄骨の柱下です。
鉄骨を支えているボルトは、直径約5cm位(見た目なので違うかも・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
ボルト4本で固定されて、後々、柱の足廻りはコンクリートで固めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/0c/b392e0641041327cc585715f0cd9b73b.jpg)
鉄骨の上に、人がいます。梁を繋ぐ鳶(とび)職人です。
平行棒のような鉄骨の上に載って作業します。当然、安全帯はしていますが、高所恐怖症の人には出来ない作業です。
鉄骨作業には、必ずクレーン車が出てきます。
鉄骨を人の手で運ぶことは出来ませんので、クレーン車が鉄骨を運び、鳶職人が鉄骨をつないで行きます。
危険な作業であることは間違いありません。
ちなみに安全帯というのは、フック付きのロープが付いた腰に巻くベルトです。
落下防止のために、柱と柱の間に、ロープが張られていて、そのロープにフックを引掛けておくと、足を滑らしても、墜落転落災害が起きないと言う訳です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/67/141db8c2e5564df65ab6b048bd4be58d.jpg)
鉄骨内部は、この様な
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/arrow_t.gif)
このままでは、人は住めないので、床を作ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/fb/015306c56e6111379dd0110036092cf5.jpg)
波型の鉄板をひいて、溶接すると、床の下地が出来ます。
当然、この状態で住居の床にはならないので、コンクリートを打設して平らにします。その後、フローリングやカーペット等が皆さんの見える床となります。
鉄骨造の建物は、この鉄骨建方によって、ほぼ、構造的なものは完了します。
危険作業の為、鉄骨立て方の際は、関係者以外の人間は立ち入ることは通常禁止されています。
ただし、鉄筋コンクリート(RC)造の建物と違って、見て、確認が取れ、不具合は直すことも出来ます。その点からすると、RC造よりは、手間等は掛からないと思います。
今回も難しかったかな~ 本当なら、梁と梁を継ぐ部分の詳細とか載せた方が良いのかもしれません。。
今度にしましょう。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_do.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_night.gif)
>販売個数が激減
業界挙げて、健全化に向く好機ととらえましょう。そのためにはやはり透明化=情報公開しかないですね。
>直径5cm?
よほど太くてもM32位じゃないですか?
見た感じ □-300x300x12か9位の鋼管柱の、半固定支持、あ、根巻きするって言ってましたから、固定ですね。アンカーボルト(基礎と柱を一体化させる超重要部!ですね)M20かM24あたりでしょうね。2重ナットは4-5cmになりますか、やはり。
>平行棒のような鉄骨の上に載って作業・・
吊り輪や平行棒やってましたけど、実は
>高所恐怖症
です。高層住宅の検査で屋上に上がると、震えています・・。えへへ、仕事にならん?!
この床の波型折版の溝に入っているのは、かなり太い電線?ですね。オール電化ですか?
ところで、4F建てですかね。全景がないけど、隣の屋根高さから推察するに・・。
3枚目の写真で前に出っ張っている部分がエントランスと階段室ですね。
4枚目で、梁と梁の継ぎ目が大体分かりますね、ハイテンション・ボルトまでは分かりませんが・・。
実際には、鉄骨は詳しくないので、説明出来ないというのもありますけどね(苦笑)
高所恐怖症・・・??
私は30m以上の所で作業したことがあるので違うと思うのですが、意外とジェットコースターが嫌いだったりします(大笑)
4階建て、オール電化です。ちなみに、独身者用物件です。