壁屋の十勝情報

出来るだけ十勝(帯広)情報を提供しようと思っています。北海道のなかでも北海道らしい十勝地方を知って!!

大正ロマン

2006-06-30 20:31:38 | 戯言
 天気がよく、逃避行したいのですが、仕事はそれを許してくれません まあ、当たり前の話なんだけどね


 今回は、ちょっと趣向(?)を変えまして、今日、行った現場のことを紹介します。。



 【以前のブログ:ビート資料館】で紹介した、日本甜菜製糖㈱の研究所棟です。

 普通は関係者以外は立ち入り禁止の場所なのですが、改修工事を行う為に、現場となる研究所に行きました。。

 先に書いておかないとイケナイのですが、研究所と名前がついている通り、ここは、新製品や原材料の研究などを行っていて、むやみに写真などを公開出来ません。
 その為、置いてある品物や、薬品などの名前が入ったものは、全てセレクトして、省きました。念のため、ご了承願います




 この建物は、大正時代に建てられたものです。



 むき出しの鉄骨は、ほぼ、大正時代の鉄骨です。
 屋根の下地も、バラ板で作られていて、時代を感じます・・・・


 と、感じるのは私だけなのかも・・・



 鉄骨階段です。。年季が入っていて、見た感じは少し怖いのですが、いざ利用してみるとがっちりと作られています。
 現在の鉄骨階段より、鉄の厚みがあって、現代の階段よりも丈夫に作られていると感じました。。



 建物のとは関係ないのですが、多分、昭和初期時代の机だと思います。。
 年代を特定するものが見当たらなかったので、感覚で昭和初期と書いたのですが、机の天板は、取り替えたあとが見れますので、大事に使っていたのだと思います。。


 私が、建築関係の仕事をしているからなんですが、大正時代の建物を見ると、昔の職人さんが、精魂込めて作り上げた気持が建物から出ているように思います。。
 改修は何回もされていますが、基礎となる部分は、ほぼ昔のまま。

 良い仕事してますよ~。。


 後世に残るような仕事をしたいものです・・・・



 大正時代も現代も、空の青さは同じなのかな~~~