壁屋の十勝情報

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住宅マメ知識(窓編)

2006-02-13 17:02:24 | 住宅知識・仕事
 本日の天気 のち 
 朝の最低気温-14.6℃ 例年並だけど、昼の気温が高く、多分、プラスになったと思います。


 前回の基礎編に続きまして(あまり遊びに行っていなくて、ネタが薄い)、今回は窓廻りを紹介。


 多分、他の地域も同じだと思うけど、結露は大変な問題です。結露は木枠を侵食して、木を腐らせるだけでなく、カビなど発生させるため、居住地として考える場合、一番神経を使うところだと思います。

 寒冷地仕様の十勝の住宅は、当然、内は暖かく、外は寒い状態なので、いかに結露を起こさないようするのか、その簡単で、確かな方法が、窓の作り方です。

 以前の方法は、二重窓という方法を使っていました。


 上記の写真のように、窓を二重にして、窓と窓の間に空間を作ることにより、結露を防止しながら、外からの冷気も防いでいました。(ちなみに、下の方に写っている白い金属物は、セントラルヒーティンクです)

 この方法は、ごく最近まで使っていましたが、最近では、当然、改良されています。




 このサッシは、ペアサッシと呼ばれています。一枚の窓のように見えますが、ガラスが二重になっています。二重窓と同じ考え方ですが、ガラスとガラスの間が空間になっているものです。
 最近の住宅は殆どこれだと思います。

 二重窓だと、当然、窓が二つあるわけですから、コストも幅もかかりますが、ペアサッシだと、コストも幅も減らすことが出来るものです。


 多分、本州方面(寒い地方)でも、使われていると思いますが、意外と知られていない部材なので、紹介してみました。


 あ~~あ、遊びに行っていないから、ネタが尽きてしまう・・・