堤真一さんの主演映画です。
奇をてらっていることもなく、ストーリーが複雑な訳でもない。
非常に地味でまじめな映画です。
どんでん返しやサスペンス、裏切りなどが、映像の中で普通になってきた今、
こんなに真っ当で真っ直ぐな映画はないように思います。
クライマックスに「脳死」や「肝移植」という特殊なケースは出てくるものの、
ストーリーを運んでいるのは、それぞれの人物の時間と、役者であります。
数秒の違いで、交通事故に遭ったり、災害に出くわしたり、はやり病に罹ったり、
命を失くす可能性は私たちの周りにいくらでもあります。
そうだ、私は生かされているのだ、
ちゃんと生きなきゃ、
と、
反省をして、
足元を見て、
できる限り、がんばろうと思えた映画でした。
命を落とす人、
命を拾った人、
片手には、どうしようもない
悲しみや苦しさや切なさは存在しているけれど、
しかし、
片手には、
喜びを噛み締めている人、感謝の涙を流す人もいるわけで、
命のリレーというのは、
命だけではなくて、心もリレーしているんだろうと思うのです。
こういう、心の温まる物語を一人でも多くの人が見れば、
きっと、現代人のがさついた気持ちも解けてゆくのではないだろうか…
そう思います。
そして、
そうでありたいと思うのです。
飛浪
奇をてらっていることもなく、ストーリーが複雑な訳でもない。
非常に地味でまじめな映画です。
どんでん返しやサスペンス、裏切りなどが、映像の中で普通になってきた今、
こんなに真っ当で真っ直ぐな映画はないように思います。
クライマックスに「脳死」や「肝移植」という特殊なケースは出てくるものの、
ストーリーを運んでいるのは、それぞれの人物の時間と、役者であります。
数秒の違いで、交通事故に遭ったり、災害に出くわしたり、はやり病に罹ったり、
命を失くす可能性は私たちの周りにいくらでもあります。
そうだ、私は生かされているのだ、
ちゃんと生きなきゃ、
と、
反省をして、
足元を見て、
できる限り、がんばろうと思えた映画でした。
命を落とす人、
命を拾った人、
片手には、どうしようもない
悲しみや苦しさや切なさは存在しているけれど、
しかし、
片手には、
喜びを噛み締めている人、感謝の涙を流す人もいるわけで、
命のリレーというのは、
命だけではなくて、心もリレーしているんだろうと思うのです。
こういう、心の温まる物語を一人でも多くの人が見れば、
きっと、現代人のがさついた気持ちも解けてゆくのではないだろうか…
そう思います。
そして、
そうでありたいと思うのです。
飛浪