アボルダージュ!!

文芸及び歴史同好会「碧い馬同人会」主宰で歴史作家・エッセイストの萩尾農が日々の思いや出来事を語ります。

多数決

2015-08-26 | 世情もろもろ
灼熱地獄だった7月から8月半ば過ぎまでの真夏(!!)
気象情報では
「この暑さはお盆まで」
と、伝えていたので、
「よし、8月半ばまでだな」
と、ひたすらにその日(?)を待ち望んで日々を過ごしていたら、お盆には暑さは止まないで、8/20を過ぎてから、少し、ほんの少し、気温が下がったかな―という程度。
それでも、夜など風が冷や冷やとして来ていた。
そうして、今日、朝は、寒い―と思ったほど・・。
しかし、気温は23℃、決して、「寒い」と感じる気温ではない。
灼熱の日々を生きながらえる(?)と、すっかり熱帯に適した体質になるのかもしれない(笑)

・・で、昨日・・というか、昨夜のニュースを見ていて、参院で審議中の安保法制―衆院の時は、結構、見ていたが、腹がたってくるし、真夏の暑さの中で、そんな感情を持つのは精神衛生上(?)いやだから、参院の審議はニュースや新聞で・・・と。
昨日の審議の中で、安倍首相は、
「議論が尽くされたら、採決をしなければならない。民主主義だから(採決は)多数決できまる」
と言った。
かりに、参院で否決されても、与党過半数越えの衆院へ持っていけば、議決する―という考え。
「多数決」と、この人が言葉にした時に、うすら寒いものを感じた。
「数の力」で、無理を通すつもりであるーといっているような気がした。
そうして、民主主義は確かに多数決で物事を決めて行くのだが、
「少数意見の尊重」
も、言われているはずだ。
ア、でも、この人には、自分に都合の悪いルールや決まりなどは耳に入らないのだったっけ―と、思い出して、余計にうすら寒い。
数の多さで決まるなら、国民の声の方が多い。
「反対」は「賛成」を随分と上回った。
その国民の信託を得て、国会という場で、代表として、審議しているのだから、
「国民の声を聞かなくては、ね」
と、言いたい。
9月に自民党の総裁選があるが、立候補する議員が少ないとか、いないとか、無投票で、さらなる独裁を許すのか。
自民党議員もなさけない!!

・・というわけで、灼熱の暑さは止んでも、頭の中の灼熱の怒りは一向に冷えてくれないのだ。

でも、灼熱の日々に中でも、植物たちはぐんぐん大きくなり、恵みをもたらしてくれた。
初挑戦のミニメロン「ころたん」もおいしい恵みをもたらしてくれた。
画像は、ころたんと栽培歴(「歴}というほどのものではないが(笑)3年目のパッションフルーツ。
こちらは、まだまだ、実が沢山成っていて、暑さ一段落したら、秋の蕾が次々とついてきたから、再度、秋の恵みが盛り沢山だろう、感謝!感謝!

碧い馬同人会HP下記です。
会誌『碧い馬』にかつて掲載した作品など公開していこうと、ページを増やしました。
訪問してみて下さいませ。


碧い馬同人会



3回目のホームページ

2015-08-13 | その他
7月半ばに書いてから、何と、1か月も過ぎてしまった。
「やっぱり出来レースだったか」
という思いに打ちのめされていたわけではないけど、呆れることばかりだったので、
「そんなやつらに関わっていたくない!」
と、思っても、むこうから、私たち国民の、庶民の日常に関わり、今よりもさらに生きにくい日々を押しつけてくるから、こうして、綴っていても、憤怒という精神衛生上、本当によくない感情が湧く。

・・で、その感情は心の奥深く、押し込めて、しかし、怒ることは忘れずに、従軍看護婦をしていた92歳近い女性が、インタビューに答えていた。
Q「あの頃の事を忘れたいと思ったことはありませんか」
A「忘れたいと思ったことはない。忘れたら、また、繰り返すから」
この答えを、どう思いますか?―と、人々に、特に為政者たちに聞きたい。

3回目のHP、まだ、作成途中の感が大いにあるけれど、とりあえず、以下です。
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