アボルダージュ!!

文芸及び歴史同好会「碧い馬同人会」主宰で歴史作家・エッセイストの萩尾農が日々の思いや出来事を語ります。

バトン その2     (萩尾)

2006-10-31 | その他
飛浪からバトンを渡されたので、私も答えなければならないのだけど、う~ん・・・と、答に窮する質問も・・・。

1、廻してくれた人の印象―出会いの頃は面白い子(!)だと思ったが、最近は、それが大きく揺らいでいる。お互いに年をとった、いや、大人になったからか。

2、自分がこうなりたいという理想像―力強い女になりたい!筋肉質の(爆)、例えば、山など軽~く登っていってしまうような、水の中など、高速船のようにダッシュ泳ぎしていくような・・・(鍛えろ!・・と自分に言っておきます)

3、宝くじで3億円当たったらどうする?―飛浪と似たような答。が、私は函館と、もう一軒、水が流れている山の中(渓流の近くということですね)に住める物件(山小屋)を買います。あとは、映画を作ります。ア、でも、飛浪の言うとおり、3億円では足りないか・・。

4、こんな人が理想?―私も飛浪同様、言わずもがな・・で、恋のライバルは多そうだけど、土方歳三さん。もう、絶対に蝦夷地までいきます。武芸を身につけて!

5、自分を褒め称えて下さい―これは、自分ではよくわからないが、長い間の友人が言うには、人の話をよく聞くところだそうな・・・が、そういわれても、自分では「そうかなぁ??」状態。

6、このバトンを渡してくれた人を食べ物に例えると?―ずばり、「いきなり団子」!昨年、送ってくれた。いきなり(!)かなりの美味!今年もよろしくね、飛浪さま!

7、今、何、聴いている?―「青春アミーゴ」、昨年、大ヒットだが、今、『野ブタ。をプロデュース』の再放送をしているので(本日で最終回)、懐かしく聴いている。

8、最近、感動した出来事は?―山本耕史クンの舞台「tick,tick..BOOM」を一昨日、観たが、3人の出演者の全て、歌が物凄くうまかったこと。

9、ストレス解消法は―山小屋で降るほどの星空をみて、その後、温泉に入る。これが露天風呂だったら、もう一度、満点の星空を見ながら、湯に漬かる。ア、そうそう、そこに、マッサージの達人がいてくれたら、もう、満足!そして、目覚めると、山のヒンヤリ空気。

以上です。
答に窮しながら、何とか、埋めた(笑)。
やはり、私、ちょっと、疲れているかも・・・でした。

バトン  (飛浪)

2006-10-30 | その他
バトン」なるものが、友人から回ってきました。
先日のアメリカの姪っ子からきた「フレンズ・クイズ」に似ておりますが、よかったら皆さん、お試しください。
萩尾へのバトン、ということで、私から回させて頂きます。
質問数が多いので、小分けにしてお聞きしますね。(   )内は不肖飛浪の答えです。

※廻してくれた方の印象をどうぞ。
(私が最初に回すので、当てはまらず)

※自分がこうなりたいと思う理想像は?
(精神的な面を言うのならば――成れない理想は持たないほうです。言語的にならば――タガログ語、広東語、普通話を操れる人物になってみたいと。)

※宝くじで3億円当たったらどうする?
(香港に家を買います。ゴーストライターを雇って、執筆したい脚本と小説を書いてもらいます。事業を始めます。映画・芝居を作ります。・・・足りないかな?)

※こんな人が理想 ?
(いわずもがな、です・・・沖田総司さん。普段はぼんやりしていても、いざ、と言う時、尋常でない力量を見せてくれる人。)

※自分を褒め称えてください。
(部屋のレイアウトとか、洋服のマッチングとか、そういうものを何気に「いいんじゃない?!」と言われると、悪い気はしません。)

※このバトンを廻してくれた人を食べ物に例えると?
(私が質問者なので、当てはまらず)

※今、何聴いてる?
西条八十作詞「誰か故郷を想わざる」
(人間魚雷「回天」題材の映画「出口のない海」で、回天乗組員が合唱していたのが印象的でしたので・・・。)

※最近感動した出来事は?
(釜山映画祭で、アンディ(劉徳華)が賞をとったこと。泣けました。)

※ストレス解消法は?
(スポーツジムとカラオケとゲーセンとマッサージ。これだけあったらストレスないっしょ。笑)

では、萩尾先生、どうぞ!

自らの仕事に対して・・・      (萩尾)

2006-10-29 | 演劇
曇り、雨がぱらつくこともある―という天気予報だったが、気持ちよく晴れて、世田谷三軒茶屋へ。
山本耕史主演「tick,ticku...BOOM」観劇。
実力のある人々の歌を久しぶりに聴いた。
出演者は3人、3人とも本物の実力(ちから)がある。
ミュージカルであるのに、そして、結構、重要なキャストなのに、時々、歌がヘタ―という場面に出くわした事がある。何だか、損した気分になったものである。
なぜ、その人がその役に選ばれたのか、「???」と、首を傾げてみたり・・。
芸能界・・ばかりではなく、どの業界にも裏というものはあるから、それも、仕方ないか―と、思うが、素晴らしいミュージカルの中で、たった一人のために、「ぶち壊し」というのは、ホント、損した気分になる。
「tick,tick..」は得した気分になった。
3人で歌っても、それぞれがソロで歌っても、素晴らしかった。
山本耕史―大河「新選組」の土方歳三役を「心をこめて」演じて、この数年で、顔がすっかり変わった。もちろん、いい方に・・。いい顔になった、大人の顔―自らに責任を持つという自信の感じられる顔つきになった。いい目をするようになった=目に力がある。
そして、多才だ。多分、この人は、努力をするということが苦ではないのかもしれない。もちろん、ある意味、天才。が、「天才は99%の努力から生まれる」という言葉がある。その言葉を思い出すたびに、俳優山本耕史を思う。
その山本耕史は、TVドラマも、映画も、舞台も・・・どの役も「心をこめて」向き合っている。自らの仕事に対して、誠実なのだ―そうでなくてはいけないな・・と、「tick,ticku..」を「堪能」したあとに、自らを省みて、強く反省!

アンディ 釜山第11回釜山国際映画祭受賞受賞 (飛浪)

2006-10-26 | 人物
私の王子様である劉徳華(アンディ・ラウ)が第11回釜山国際映画祭において“フィルムメイカー・オブ・ザ・イヤー”を受賞した。

イケメン、スマートでもてはやされそうに思われる彼の映画人としての人生は、結構山有り谷ありである。

十数年ほど前に天幕電影製作有限公司を自ら設立し、売れ線でなくとも良心的な作品作りを心がける映画人のための会社を設立するが、よくある、儲け主義に走りたがる他の幹部と対立。4千万香港ドル(日本円で約6億)苦境に陥る。借金返済のため映画の善し悪しを問わず、乱読ならぬ乱出演し、最近ようやく完済したらしい。同時に、心の余裕もでき、日本でも大ヒットとなった「インファナル・アフェア」、「再説一次我愛你」に出演し--私が彼を知ってから実に約20年が経つが--日本でもようやく名前を知ってもらえるようになった。

よいことがあると、続くもので、今回釜山で賞をもらったと新聞に載っていた。「インファナル・アフェア最終章」が思い浮かんだ。PCを使う場面--マウスを使う彼の手は、確かに40歳を過ぎていた--今までよく頑張ったね。と友人でも知り合いでもないが、彼の苦労と、今ようやく少し前が明るくなった今を見ると、涙が出てきた。

3ヶ月前、ファンクラブ集会で彼に会った。500人余りの会員を前に、一人ひとりポラロイドカメラでツーショットの写真を撮ってくれる。一人ひとりと会話をしてくれる。彼がデビューしてからずっとやってきたことだ。これだけ売れっ子になっても彼は以前と同じく、とても優しい。
だから、彼個人に幸せになってほしいし、映画人としてもまた幸せになってほしい。

おめでとう、華仔!これからも頑張って。あなたを見ていると、自分も頑張らなくっちゃ、と再認識する。
やっぱりあなたは私の王子様だ。

冬に向かう季節とドラマ    (萩尾)

2006-10-24 | 映画・ドラマ
激しい雨の東京です。
オマケに気温も低く、現在、20℃を下回っている。
けれど、私はこのくらいの方がいい。
どこかにヒヤリとしたものを含んでいる空気が好きだ。
だから、冬に向かう季節のこの時期は最も、「私好み」だ。
寒いくらいの今日、会報完成!まもなく、会員の皆さんのお手元に―ということで、何だか、ホッとくつろぎ気分。

現在、日本TV系列で「青春アミーゴ」じゃなかった「野ブタ。をプロデュース」の再放送をしている。
2005年の本放送の時、
「なぜ、野ブタのあとに句読点ではなく、丸なんだろう」
という単純な疑問から、この番組の第一回目を見た時、主題歌に「!!」。
「これは、ヒットする」―との予感の通り、数ヶ月で100万枚以上売り上げたとか・・。
そして、ドラマの方、これが、面白かった。はじめはよくあるパターンの単純な青春物―と、思ったけど、第二回目も見たのは、軟体動物のような彰(山下智久)が、すごく可愛かったので・・かな。
けれど、これが、結構、曲者で、3回目、4回目と、回を進めて行くうちに、時々は、涙も流させられるような青春物だった。
「現代の高校生って、こんなに、優しい?こんなに繊細・・なのかな」
と、時々は痛々しくなったりして・・・それで、結局、今、再放送まで見てしまっている(爆)。
「青春アミーゴ」はいい歌だし、山下智久クンと堀北真希ちゃんが大好きになってしまったので、彼らの共演の次のクールの「クロサギ」も欠かさず、見たら、こちらは評論家の方が、「連続ドラマ不作の今期の中で二番目に良いドラマ」と、評していた。「山下も堀北も、目の中に悲しみをたたえることができるから、このドラマは悲しい」―と、言っていた。その通りだなぁ・・と、私も泣いた。(そういえば、来年お正月の時代劇「白虎隊」は山下クン!)
ちなみに、この期の一番のドラマは「マチベン」(NHK・江角マキコ、山本耕史)とのこと。「今期一番の収穫のドラマ」と評されていた。これは、確かにいいドラマだった。胸の底に人の思いが深深と降り積もってくるようなドラマだ。
惜しかったのは、我が家のNHK総合の映りの悪い事!「マチベン」は是非、BS-2で再放送をしてほしい!もう一度、綺麗な画面で録画して残しておきたい。

それで、この秋の連続ドラマはどれがいいのかなぁ。
まだ、解らないけど、とりあえず、「家族」をみた。
竹野内豊さんがとてもステキだし、渡(哲也)さんもいい味を出しているし、先が楽しみ。

さて、明日は晴れるらしい。気温も上がるから、このヒンヤリ空気を体験してしまった身には、たとえ、24℃でも、暑い気がするかもしれない。がんばろう・・・。






「リラックマ」  (飛浪)

2006-10-23 | その他
好きなんですよ、最近。顔見てると癒されません?

先日、UFOキャッチャーのリラックマの愛らしい顔をみて「今日はいける!」と思い、速攻500円投入。3回で、見事2個!!「いける」と思った直感もまんざらではなかった感じです。今うちがリラックマだらけです。

子供の頃は、漫画読んだり描いたりばっかりで、ゲームとか全然やったことなくて、学生時代にすごく流行ったインベーダーゲームも一度もしたことなかったんですけど・・・その反動なんでしょうか・・・?

自分達が子供の頃って、余りエンターテイメントがなかったので、今のお父さん・お母さんたちが、わが子を放ってまでゲームとかおもちゃとか、フィギュアとかに入れ込んじゃう気持ち、わからない訳ではないですけど・・・。

大人としての理性は、持つべきですよね、やっぱり。

動物霊園にて   (萩尾)

2006-10-22 | その他
東京は20何日ぶりかで雨が降っている。
昼間は過しやすい穏やかに晴れた一日だった。
紅葉はまだまだ・・。
街路樹もまだ、しっかり、緑。
その中を、車を走らせて、動物霊園に向かった。
ミィミィの3回忌―2年前の今日、眠るように逝った。私が原稿を書き終わるのをじっと、待っていたかのように、
「アア、書き終わった!」
と、大きく伸びをして、傍らのミィミィを見たら、口で呼吸をしていた。
「!!」
朝は、ニャーと鳴いていたのに・・。
18歳・・・人間でいえば、相当なおばぁさんである。
獣医さんに電話して、指示を仰いでいる間もなく、呼吸が静かになり、時々、小さく咳をして、本当に眠るように、逝ってしまった。
18年という長い歳月―私の上に、沢山の沢山の出来事が、その多くは結構、大変だったりした出来事が訪れた歳月―ずっと、一緒だったミィミィが逝った翌日、首に湿疹、頭に円形脱毛、胃は痛い―そんな状態になった。
碧い馬同人会で発行したかなり前の雑誌のイラストページにも、ミィミィが登場していて、会のスタッフや同人たちにも、「お馴染み猫」だった。
何年ぶりかで電話してきた友人なども、ミィミィの鳴き声を聞いて、
「今のミィミィ?」
と、思い出す。
「まだ、生きていたの?」
と、時々は失礼な(?)事をいうかつての同人もいたり・・・と。
逝ってしまってから、結構な長い間、帰宅時など、
「アレ、ミィミィが鳴かないなぁ」
と、つい、思って、
「アア、もういないんだっけ・・」
と、目頭が熱くなった。
そうして、二年が過ぎた。それでも、こうして、お参りに行くと、やはり、ふっと、涙がこぼれそうになる。
ここには、随分前に亡くなったポメラニアンのムックも眠っている。
人間の霊園・・というのも妙な言い方だが、つまり、人間の墓地に足を踏み入れた時よりも、なぜ、動物霊園というのは、その瞬間から、胸が詰まるのだろうか―と、以前から、思っていた。人間のそれと同じような墓地を通り過ぎて行くと納骨堂や慰霊塔がある。墓碑に「ありがとう」とか「愛しい○○、永遠に」とか、刻まれて、言葉は人間の墓碑よりも心がこもっているような気が・・・などと、いってはいけないか。
人のお墓のように「南無阿弥陀仏」といった言葉は刻まれていない。
でも、本堂では般若心経をあげていた。
そして、私も、本堂に手を合わせれば、
「南無阿弥陀仏」
と、口にする。
アア、そうだ、ここにきて、胸が詰まるのは、動物は無心だからだ。
まだ1歳になったばかりというまるで、ぬいぐるみのような小型犬が、初対面の私にじゃれつく。必死に、Loveアピール!この無心!
動物からの無心の愛―現代日本は空前のペットブーム、今の世の中が淋しいからかな。こんな愛が欲しいのだろう、人間。

「書く」こと (飛浪)

2006-10-21 | その他
仕事8時間、睡眠(希望的には)8時間、家事数時間(たった?!)、育児はほぼ手がかからなくなったもので少々楽になったが、その他生活必要時間を差し引いてみると、自分自身のために使える残り時間は・・・少ない。

その中で、最近上場したことで有名な某大手のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を始めた。ブログやウェブサイトと違うのは、知人の誰かさんからの紹介で来ました、仲間に入れてください、というお願いがまずこちらに届き、こちらがOKすれば、お互いが行き来できるという、ある種閉じられたコミュニティなので、インターネットにありがちな、不特定多数の人間が自分の場所にドカドカと入ってきたり、嫌がらせをしてみたり、ということがない。

こういう形態は、例えば私のように、暇ならいくらでも相手をするが、忙しいとすっかりご無沙汰になってしまう、というような典型的なレイジー(怠惰)さんにはとても便利だ。毎年クリスマスには、今年の出来事、としてニュースレターを入れるようにはしているが、12か月分の動向全て網羅できる訳でもなく、結局簡単なあらまし程度の報告になってしまうので、「ここにアクセスしてくだされば、現状が把握できます」とお知らせするだけで、相手さえ呼んでくれれば、お互い長いこと疎遠だったのが、近しくなるのではないかと思うのだ。

このブログは週2回(すいません、今日のはべた遅れで・・・)。SNSでは、出来る限り日記は毎日書くようにしている。今月は、碧い馬の原稿も書かなくてはならなかった・・・。ほぼ毎日、書くという作業をしている。間があくと面倒になるので、少しずつでもいいから「持続」を目標にやっている。

ほんと、書く作業は今の状態で一杯一杯だ。書きたい(或は実現したい)小説とか脚本とかアイディアは幾つかあるのだが・・・とてもそこまでは手が届かないのが現状。「登場人物はこんな感じ、舞台は・・・」とこちらがしゃべったことを、書き留めて、それを上手くまとめてくれるブレインロボットがあれば・・・のどから手が出るほどほしいなぁ。

手編みのセーター    (萩尾)

2006-10-17 | その他
飛浪が久々に縫い物をしているという。
実は、私も「縫い物」をする。
昔、昔は、何と、テーラーカラーのスーツを自ら縫った!
洋裁を習いに行ったわけではない。けれど、型紙の作り方を知っていた。これ、何故、知っていたのだろうなぁ、誰が教えてくれたのか、忘れた。或いは、本で覚えたのかもしれない。洋裁に限らず、作り方の本を読むのが好きだったから・・。18歳くらいの頃には縫っていた。
自分のサイズに合わせて作るのだから、出来上がってみると、とても着やすかったことを覚えている。
最近は、勿論(?!)作らない。縫い物はもっぱら、猫たちの座布団くらいかな(笑)。
昔は、手編みのセーターなども編んだりした。
これはまずは自分のを編むのではなく、「彼」のであったりする(爆)。
次に自分のを編む。
自分のはすぐに出来上がった。
彼のは丁寧に編むから時間がかかるのだろうと思ったのだけど、実はサイズの違いゆえだった。
同じデザインでも、男性版はやはり、背丈も身幅も袖丈も、ずっと、大きかった―というわけである(笑)。
そして、昨今、「手編みのセーターなどはお断り」というのが、若い男性の言い分。一針一針、想いを込めて―その情が重いという。「そんなに思われても、困る」というわけである。
「そんなもんかねぇ!」
と、私は大袈裟にあきれるしかなかった。
本当に、そんなもんなんだろうか?
そんなに、「現在の男」は臆病なのかな―と、僅かにショック。
138年前、寒い冬の蝦夷地箱館に上陸した幕府軍、彼らなら、「女の情が重い」などと尻込みしないで、喜んで、手編みのセーターを着るだろうなぁ。
そうしたら、私は、歳三さんと島田魁さんに編んであげよう。
巨漢と言われた島田さんのセーターは歳さんのそれよりも毛糸がものすごくたくさん入用だろうけど、がんばろう・・・なんて、秋真っ盛りの空を見上げて、ちょっと、楽しく思いを馳せた。

話は変わるが、先日から、碧い馬同人会の会報を書いている。
私が書いて、飛浪も書くのだが、一応、私が書き終わったところまで彼女に送信した。いつまで書けばいいかーと、飛浪からお尋ねメールが来た。
「この国が再軍備をする前に皆さんに発送しましょう」
と、怖い冗談を混ぜて返信した。
この数ヶ月、いや、前政権からの危機感や不安から、「時事問題」風の原稿も書いてある。だから、この「怖い冗談」である。「冗談」のままであってほしいと、心の片隅で真剣に祈りながら・・である。

秋の真っ青な高い空にピラカンサの真っ赤な実。
自然は違えることなく、命の営みを続けているというのに、人間は、何をやっているのでしょうね。み~んなが、核を捨てればいいと思いませんか?
写真は、青い空と我が家のピラカンサ。

久しぶりに・・・ (飛浪)

2006-10-16 | その他
本当に久しぶりに縫い物をしています。と、言っても簡単なエプロンとか、座布団カバーとかですけど。

洋裁(私が「ヨウサイ」と入力すると必ず「要塞」が出てくるのは何故?!)をするのは楽しいのですが、やるがやるまでが面倒なのですねぇ。縫うのは簡単で、勢いがつけば一時は一日スカート2枚とか作っていたのですが、生地を一度洗って縮みをとる作業だとか、裁断だとか、印し付けだとか・・・そういう「縫う」前の準備・雑事に時間がかかります。

姪っ子の幼稚園のバザーの出品作品を請け負ってしまったので、今回はいつものレイジーさを何とか克服して作りました。ボランティアですから、やっつけ仕事にしたいのは山々でしたが、後々の評判等を考えるとまずいなぁ・・・と思い、珍しく丁寧なお仕事をしました。

肩もこるし、腰も痛くなるのですが、一旦縫い始めると調子が出てきて、疲れているのにミシンの前から離れられなくなったりして。基本的に、好きなんでしょうね。

長い間海外にいましたし、ミシンも持っていなかったので、十年近く「縫う」ことから離れていて、愚息は、どんどん出来ていく作品を見ながら、「この人縫えるんだ~」みたいな顔で見てました。はっはっは、母にも歴史があるんだよ~ん。

勢いがついちゃって、まだまだ縫い足りない感じがしてきました。大好きな人へ、座布団でも作ろうかと考えている今日この頃です。