緑の街の水先案内人

都城市で緑の街の水先案内人として移る日々を写真と日記で綴ります。

気になる原発事故ニュース

2012年04月23日 17時31分47秒 | 災害
4月23日(月)  

 春から初夏、気候が微妙に変化して、目にする風景にも微妙な季節の風が吹いています。朝の散歩道で目にしたものはサクランボ。桜の種類が異なるのか、実のなる桜には滅多にお目に掛かる事は有りませんでした。見上げるとキュートなサクランボは、過ぎ去る春のおきみやげ、別れのシグナルでもあります。


朝の散歩でながめたサクランボ

 こうして、新たな香りをもたらす春の風情には、何年過ぎても、変わらぬ季節の若さがあります。年々歳々、人同じからず、高校古文で習った芭蕉の断片文でしょうか。季節の移り変わりを眺めるゆとり、有るのか無いのか、同じ事を思い続けるとは、現代人には骨が折れます。春が過ぎて、初夏の香りが漂う風景、アヤメもすっかり満開になり、街路の花壇を紫色に染めています。福島第一原発事故がまるで何事も無かったかのような日々の移ろいです。


街路樹ならぬ街路花、都城市の花アヤメ

 先ほどネット徘徊して、目にした電子掲示板には、身の毛のよだつ内容があり、福島第一原発四号機の使用済み燃料プール崩壊ついて様々な情報が盛り込まれています。その一部であります毎日新聞の記事として、次の内容を転載されています。

 「4号機建屋の貯蔵プールには、合計1535本の核燃料棒が収められており、その重量は460トンになる。原子炉建屋は7階の構造で、それ自体が大きな損傷を受けおり、貯蔵プールのある3階、4階部分はむき出しの状態になっている。すでに屋根が吹き飛ばされている。貯蔵プールが壊れて水がない状態になれば、中にある核燃料が過熱して爆発を起こし、大量の放射性物質が広い範囲に拡散してしまうだろう。米国原子力規制委員会(NRC)およびフランスの核エネルギー会社アレヴァは、ともにこの危険について警告している。福島第一原発・事故調査委員会が2月に発表した報告の中では、『4号機の貯蔵プールは、核災害の並行的、連鎖的危機において、明らかに“弱いつながり”があることが示されている』と述べられている。政府によった描かれた『最悪のシナリオ』(管理人:菅直人首相の指示で、近藤駿介・原子力委員長によって事故発生2週間後の3月25日に作成された)には、4号機プールの崩壊だけでなく、他のすべての原子炉の使用済み燃料が崩壊した場合も想定の内に入れられている。」とあり、文章は続きます。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/198.html


花にもカメラの角度があります

 ネット社会とは情報伝達が信じられない早さと認識します。今まで目にした事の無かった情報が次々とこぼれ出るのか、隠し果せないのか、パソコン通信時代を振り返りますと、その兆しは有ったかに感じますが。このコメントが語る現実を裏付ける関連記事が一昨日でしたか、WSJ日本版に掲載されていました。何かしら、福島第一原発事故の現状が海外からあからさまになるようであり、日本政府の怠慢が世界から指摘されるようになって来たのが、福島第一原発事故の現状でしょうか。何が日本政府の方針を狂わせているのか、国民として注目します。
http://jp.wsj.com/japanrealtime/blog/archives/10616/?tid=nuclear

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