緑の街の水先案内人

都城市で緑の街の水先案内人として移る日々を写真と日記で綴ります。

無関心無感動症候群

2010年10月17日 17時31分06秒 | 家族
10月17日(日)
  
 老いて気をつけねばならない事は数多くありますが、物事に無関心無感動になる事は赤信号だなと思う時があります。無関心無感動、その反面に人生は気を引く事がありすぎてあれもこれもでは身が持たぬと思いますが、老いて行く身には萎縮する脳細胞のせいか記憶力が減退するのは確かか。しかし、無関心無感動の防御策は何か有りそうな感じがしますが、何がよいか? 人により千差万別か!


宮崎市サンマリンスタジアム

人様の事は差し障りがありますので、日々を伴に生活する愚妻の行動から何かヒントはないかと考えてみましょう。結婚して早四二年間が過ぎようとしております。最近では愚妻の行動は長女次女と連続二回娘たちとの旅行でハワイマウイ島に七泊、九州各地の観光地に四泊、その間の移動を入れますと約半月は旅の空を過ごしております。


阪神横浜二軍戦

愚妻の会話で気を引きました事は、マウイ島では長女の英会話が現地人並で細やかな話しが出来る事を説明してくれました。島滞在中の突発的なアクシデントで臨機応変に英語で困難を克服するさまをつぶさに確認したせいもあります。夫婦して共通の話題はやはり家族の事、家族とは婿殿と孫娘をも含みます。愚妻の話でマウイ島の風景を聞いてもあまり現実味がなくて耳を素通りします。娘たちが英語に関心を抱きましたのは、成長期に外国人ホームステイを拙宅に十組受け入れたのも影響しております。



次の次女家族との旅で印象に残ります事を尋ねますと孫娘の感の良さを上げます。発声音はアかウの孫娘、まだ一歳と数ヶ月の幼子の身、それでも目と足で意思表示をする行動派、約二ヶ月間をヘルパーとして関わった愚妻には幼子の意思表示は例えアであれウであれ言葉として聞こえてくるのでしょう。ヘルパーと言えども愚妻には久しぶりの育児期間、女性の感性を揺さぶるものがありました。




ネット情報を波乗りしておりますと、ラオス・ベトナム・タイでしたっけ、各国に広がるモン族は人口にして六百万人か、中国雲南省の苗族が漢族の南下に伴い追われて東南アジア各地に散らばったとありました。長い人類の歴史にはさまざまな事があるでしょう。そのモン族が海を渡って弥生人として日本南部に住み着いて稲作を始めたとあります。当然、稲作技術を持つ弥生人は狩猟の民縄文人より食糧事情が良くて人口も急激に増えたとあります。なるほど、一昨年ラオスシェンクワン県を旅して農村集落で見聞したものは稲作民の生活風景です。半世紀前に見ました日本の農村風景にそっくりでありました。棚田があり、高倉もあり藁葺き屋根もありました。




それでは愚妻の体験とモン族と弥生人と無感動無関心とどのように繋がるのか?急ぐ話しでもありませんので本日に結論を出す必要もありませんが、人間が無感動無関心症候群になるのは、何か根本的な原因がありそうで、脳の萎縮だけではなくて、潜在的に無理を重ねた状態が続いたのではないか!長い期間とはその人によるでしょうが、親の代、祖父の代からも含まれるかもしれません。



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