緑の街の水先案内人

都城市で緑の街の水先案内人として移る日々を写真と日記で綴ります。

その後の被災地

2011年03月12日 23時05分55秒 | 家族
3月12日  

 東京の娘たちとその家族、何人かが職場で一夜を明かして本日の昼までには帰宅した模様です。電話が通じて会話した内容には一様に「これほど大きな地震に出会ったのは初めてよ」と言う表現がありました。震源地から四百キロ離れた地でも震度五と言いますから、さもありなん。朝からテレビに映し出される東北被災地の状況は目を覆うばかりです。被災者の皆様には何と申し上げて良いやら言葉がありません。来週に予定した首都圏への家族旅行は取りあえず延期としました。

被災地の状況をテレビで眺めますと、半ばこれが現実なのかと驚くと同時に、微かに記憶に残る大空襲で焼け野原の戦災跡が蘇ってきます。宮崎県は日向灘と言う大地震の巣窟を抱えているだけに他人事ではありません。同様の津波が日向灘海岸線を襲いますと津波の怖さを改めて認識します。江戸時代に日向灘地震の大津波で赤江村近くの集落が二つ消えてしまったと言う語り伝えが現実味を帯びてきます。大津波の後に土地が海面より下がる現象があるのも初めて知りました。水没で村が消えると言う表現が良く理解できます。

気になる言葉をテレビから拾いますと、その一つがワンセグ、ネットで意味を問いますと「主に携帯電話などの携帯機器を受信対象とする地上デジタルテレビ放送(地デジ)である。正式名称は「携帯電話・移動体端末向けの1セグメント部分受信サービス」とあります。このワンセグで情報確保が容易に出来て首都圏でも混乱が起こらなかったと有りましたが、現状を把握出来る事が如何に人を落ち着かせるかです。

そして、気になるのは福島第一原子力発電所、炉心溶融が進行している可能性を保安院が発表しています。事態を注意深く見つめましょう。その後、ネットニュースを拾いますと午後五時過ぎに福島第一原子力発電所一号機が爆発して天井崩壊とあり、何か不安がよぎります。


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