会社員時代の上司のお通夜に行ってきました。
大手事務機メーカーから転職されてきた方で、当時私が居た課の上司として配属されました。
その上の部長から
「ウチのシステムとかコンピュータのこととか教えてあげて。あなたが、そっち関係の教育担当だからね」
と言われたのですが、
「自分が何もわからないから丸投げでしょ?」
と思ったのを覚えています。
前職では「営業成績No.1」を続けていたそうで、押しが強く、今なら「パワハラNG」の大声でよく男性社員を叱咤激励(?)していましたけれど、
「先生」の私には、いつも丁寧(下手?)に接してくれました。
鼻からタバコの煙を出して(???)「ガハハ」と笑う姿は、有名な演出家ソックリでした。
愛妻家で家族のことも大切にしていて、
「僕は妻を愛しているからね。ガハハ」
とお話しする時は、とびきりの笑顔でした。
そんなTさん、昨年夏の職場の同窓会でお会いしたときは
「アチコチいろいろあるけど、なんとか元気でやってるょ」
と仰っていたのですが、夏前に元同僚から
「今、入院している。お見舞いに行く?」
と連絡がありました。
伺う予定をたてたのですけれど、
「もう治療できないので、自宅に帰ることになった」
ということで、お見舞いに行くことができず、
メールで、やりとりしたのが先月の頭。
そこから一ヶ月で逝ってしまうとは...。
お通夜のあと、お別れをさせて頂いたのですが、小さく小さくなってしまったお顔は別人のようで、厳しい闘病生活を物語っているようでした。
Tさん、お世話になりました。
安らかにお休みくださいね。