今日の阪神タイガース

毎日の阪神の各選手の動きを分析し様々なマスコミの情報を紹介して行きます

アニキに協力援軍

2007年08月14日 13時04分38秒 | Weblog
 金本外野手に強力援軍が登場した。
 総額5000万円をかけた“移動基地”が、ついに出動OKとなったのだ。
 契約するファイテン社が同社製の酸素カプセルを搭載した『ファイテンO2カー』を完成させたもので、遠征先まで駆けつけ、ロード中でもアニキを疲労回復させる環境が整った事になる。

 「実際に遠征先を訪れる予定は決まっていませんが、使える状態になりました。とことん外装にもこだわりました。今シーズンを乗り切るお役に立てればいいですね」と同社の担当者は出番を心待ちにしている。
 金本外野手は自宅に最新式の酸素カプセルを設置しているが、遠征時のケアには限界があった。
 そこで今年4月から構想が持ち上がり、4トントラックの改造に着手し、カプセルと電気経路、さらにはマッサージを受けられるマットなどを完備するスペシャルカーが出来上がったのだそうで、甲子園を離れても、アニキは万全の態勢で臨めることは間違いない様だ。


下柳に複数年契約提示へ

2007年08月14日 13時01分53秒 | Weblog
 タイガースは順調なら今月21日に2度目のFA権を取得する下柳剛投手(39)に対し、複数年契約を提示する方針であることが明らかになった。
 甲子園の室内練習場で調整した下柳投手は、15日の中日戦(京セラD)で先発予定だ。
 「45歳現役」を目標に掲げる男が、2年以上の契約延長でさらにアクセルを踏み込む事になる。
 もちろん21日に権利を得れば、球団は即座に会談を設けたい意向で、2年以上の複数年契約を提示する見込みだという。

 来年5月16日で40歳になるが、球団側は投手陣の軸として最大限の誠意を見せる。
 プロ17年目で初の開幕投手を務めた今季は、ここまで18試合で8勝6敗、防御率3.93で、ここ3試合勝ち星がないが、チームの勝ち頭として井川投手(現ヤンキース)の抜けた虎投をけん引している。
 ローテーションも下柳投手中心の構成だ。

 「年齢面のことは関係ない。本人にも長く現役をやりたいという意思がある。もちろん、高い評価をしている。取得したら話をさせてもらう」とタイガース球団関係者はそう断言した。
 初取得した03年には、オフに横浜との争奪戦になった。
 しかし2度目の今回は事情が違う。
 岡田監督から先発の柱として尊重され、環境への不満はない。
 また福原投手らに練習法をアドバイスするなど、若手を引っ張る姿勢も見せている。

 また数年後の“図式”が見えないのも事実だ。
 福原投手&安藤投手が離脱し、現在はジャン投手とボーグルソン投手の3人が大黒柱だ。
 中期ビジョンを描いた際、名前を加えられるのは上園投手だけという状況で、球団とすれば、まずは“幹”を固め、投手再編成に着手するのが狙いだろう。

 下柳投手はFA権取得について「構わんでいい、構わんでいい」と話すのみで、今季で2年契約が満了するが、球団側は現在の年俸1億7500万円をベースに、2年以上の複数年を提示する方針だ。
 「45歳現役」を目標とする左腕に、まずは41歳までの契約を保証する事になるだろう。