タイガースは、これまで大阪桐蔭・中田翔投手の「1位入札」を公言していたのが、今夏の甲子園大会でMAX154キロをマークした仙台育英高・佐藤由規投手への“乗り換え”も視野に入れ始めたという。
中田選手が大阪大会決勝戦で金光大阪に敗れ、「今年は大物がいないな」と手持ちぶさただったスカウト陣の目をくぎ付けにするのが佐藤投手だ。
9日の智弁和歌山戦でその豪腕を見たスコアラーは「昨年のマー君(田中将大=駒大苫小牧→楽天)よりも実力は上ということは、はっきり断言できる。すぐプロでも通用する逸材ですよ」と、今後も徹底マークすることを明かした。
南信男球団社長も「これまでの方針通り、ウチは中田クン1本でいくのが基本線」としながらも、「あれだけのピッチャーですから。16日の編成会議でスカウトの意見を聞きたい」と“微調整”を強調した。
今年トラ投手陣を引っ張っているのは下柳投手と助っ人2人に、JFKだ。
ルーキー・上園投手が先発ローテ入りして頑張っているが、「井川慶のような器ではない。他の若手を見渡しても、将来エースで活躍できそうな投手はいない」と球団首脳は話している。
それに、松坂投手(西武→レッドソックス)やダルビッシュ投手(日本ハム)、田中投手(楽天)など、歴代の高校生No.1投手は1年目から活躍しているというのも“佐藤へグラリ”の理由のひとつの様だ。
一方で、中田選手は競合が予想されるだけに、阪神サイドが佐藤投手にラブコールを送ることで、他球団も再評価し、当初は、8球団前後の1位入札が予想される“本命”への競争率を下げる戦略も見え隠れするのだが・・・。
「まあ、ウチの手の内を明かす必要はないでしょう。『逆指名だったら公言していたのに、不義理じゃないのか』といわれるけど、クジで決まるんだからね」と編成担当も語る。
中田選手が大阪大会決勝戦で金光大阪に敗れ、「今年は大物がいないな」と手持ちぶさただったスカウト陣の目をくぎ付けにするのが佐藤投手だ。
9日の智弁和歌山戦でその豪腕を見たスコアラーは「昨年のマー君(田中将大=駒大苫小牧→楽天)よりも実力は上ということは、はっきり断言できる。すぐプロでも通用する逸材ですよ」と、今後も徹底マークすることを明かした。
南信男球団社長も「これまでの方針通り、ウチは中田クン1本でいくのが基本線」としながらも、「あれだけのピッチャーですから。16日の編成会議でスカウトの意見を聞きたい」と“微調整”を強調した。
今年トラ投手陣を引っ張っているのは下柳投手と助っ人2人に、JFKだ。
ルーキー・上園投手が先発ローテ入りして頑張っているが、「井川慶のような器ではない。他の若手を見渡しても、将来エースで活躍できそうな投手はいない」と球団首脳は話している。
それに、松坂投手(西武→レッドソックス)やダルビッシュ投手(日本ハム)、田中投手(楽天)など、歴代の高校生No.1投手は1年目から活躍しているというのも“佐藤へグラリ”の理由のひとつの様だ。
一方で、中田選手は競合が予想されるだけに、阪神サイドが佐藤投手にラブコールを送ることで、他球団も再評価し、当初は、8球団前後の1位入札が予想される“本命”への競争率を下げる戦略も見え隠れするのだが・・・。
「まあ、ウチの手の内を明かす必要はないでしょう。『逆指名だったら公言していたのに、不義理じゃないのか』といわれるけど、クジで決まるんだからね」と編成担当も語る。