秋が旬の魚といえば「秋刀魚」なのですが,この秋はちょっと変化球で「鮭」。
スーパーや魚屋では一年中見かける鮭だが,旬はやっぱり秋。北の海で成長した鮭が産卵のために沿岸に戻ってきて,川を上り始めるのは,ちょうど今頃。過酷な川の遡上と産卵に備えて,たっぷりと脂肪を蓄えているので,この時期の鮭(秋鮭)は,身にしっかり脂がのっていてとっても美味しい。
鮭が日本人にとって親しみ深い魚である理由は,食材としての手軽さに加えて,その生態的な特徴が関係しているように思う。川で生まれ,海で育ち,川に帰ってくるという「遡河回遊(そかかいゆう)」の性質や,生まれた川に帰って産卵するという「母川回帰(ぼせんかいき)」の習性,産卵後,卵の孵化を見ることなく,力尽きて死んでしまうという生活史・・・,根性お涙頂戴系の2時間ドラマのエピソードのような一生に,何処かシンクロしてしまう部分があるのではないかと思う。
人生(魚生?)の絶頂期,こころざし半ばのところを捕まえて頂いてしまおうというのだから,人間様は・・・
さておき,鮭バターにしてみました。とってもgood!です(^^)
追記:関東では切り身,いくら(すじこ)に加えて,白子もよく見かけます。
スーパーや魚屋では一年中見かける鮭だが,旬はやっぱり秋。北の海で成長した鮭が産卵のために沿岸に戻ってきて,川を上り始めるのは,ちょうど今頃。過酷な川の遡上と産卵に備えて,たっぷりと脂肪を蓄えているので,この時期の鮭(秋鮭)は,身にしっかり脂がのっていてとっても美味しい。
鮭が日本人にとって親しみ深い魚である理由は,食材としての手軽さに加えて,その生態的な特徴が関係しているように思う。川で生まれ,海で育ち,川に帰ってくるという「遡河回遊(そかかいゆう)」の性質や,生まれた川に帰って産卵するという「母川回帰(ぼせんかいき)」の習性,産卵後,卵の孵化を見ることなく,力尽きて死んでしまうという生活史・・・,根性お涙頂戴系の2時間ドラマのエピソードのような一生に,何処かシンクロしてしまう部分があるのではないかと思う。
人生(魚生?)の絶頂期,こころざし半ばのところを捕まえて頂いてしまおうというのだから,人間様は・・・
さておき,鮭バターにしてみました。とってもgood!です(^^)
追記:関東では切り身,いくら(すじこ)に加えて,白子もよく見かけます。
そんな基本的なことを理解できれば、世界の食料問題なんて一挙に解決なんやけどな。
本当、罪深い生命ですわ、ひとって。
確かに,なんですが,ただ,需要と供給のバランスの難しさも感じます。身近なところでいえば,家庭菜園で育てた野菜を食べきれずに腐らせてしまうということ。いろいろな人に配るのがベストな選択なのだと思いますが。食糧問題や環境問題に置き換えて考えてみると,必ずしもベストな選択とは言い切れない気もします・・・。