徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

桃の節句

2006年03月03日 | こよみ・四季・歳時記
今日は「桃の節句」です。「上巳(じょうし)の節句」ともいいます。

節句(漢字は「節供」の方が正しいそうです)とは,中国から伝わった暦上の風習のこと,日本に伝わって以降は,代表的な5つの節句を,江戸時代に幕府が式日(祝日・祭日)として定めたことが有名です。

人日:七草の節句(一月七日)
上巳の節句:桃の節句(三月三日)
端午の節句:菖蒲の節句(五月五日)
七夕の節供:笹の節句(七月七日)
重陽の節句:菊の節句(九月九日)

七草粥を食べた一月七日も節句だったんですね。今年は,節句にちとこだわってみようかと思いました。

さて,雛祭り。男兄弟しかいなかった自分には,かなり縁がありませんでした。どのくらい縁がなかったかというと,先日,雛人形の二段目に並ぶ人が「三人官女」ということを初めて教えてもらったぐらいです(^^;「五人囃子」は知っていたんですけどね・・・。どうしてって?

それは,自分の少ない雛祭り知識の大半は,以下の童謡によるものだからです。

あかりをつけましょ ぼんぼりに お花をあげましょ 桃の花
五人ばやしの 笛太鼓 今日はたのしい ひな祭り

「五人囃子」は,ちゃんと出てくるのです(笑)ちなみに二番の歌詞は,お内裏様とお雛様…とはじまりますが,内裏雛とは,男雛と女雛の対のことをいうので,お内裏様とお雛様と並べるのは正確には誤用だそうです。

ちなみに雛人形,一段目は「内裏雛」,二段目は噂の「三人官女」,三段目はおなじみ「五人囃子」,四段目は「随身」といって,左大臣と右大臣が並びます,五段目は「仕丁」と呼ばれる従者が三人並びます。

何となく新鮮に感じながら「桃の節句」の豆知識を仕入れたのでした。
コメント (3)
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