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徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

NAGANO WINE

2013年04月12日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
出席出来なかった会に,お祝いとして用意した信州のワイン。

楠ワイナリーという長野で注目ワイナリーのワイン「カベルネソーヴィニヨン/メルロー2011」。残念ながら出席出来なかったので,自分は飲めていないのですが,大変好評でした。感想はまた飲めた際に書きます。

このワインを紹介してくれた大学の後輩が関わった「長野県産ワイン」を紹介するホームページ「NAGANO WINE」が完成したそうです。内容充実かつ写真もとっても素敵で,信州にワインツーリズムに行きたくなります。

→ 楠ワイナリー

→ NAGANO WINE

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最速の新茶

2013年04月08日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
新茶の季節には,かなり早いのですが,新茶です。この春は,種子島から最速の新茶を手に入れてみました。

あまり知られていませんが,種子島は茶の栽培が盛んな島。島内で150ha以上の茶園があります。

大隅半島の更に南に位置する種子島。主要な茶の産地としては最も南にある訳で,一番最初に新茶の収穫が出来る訳です。

しかも,写真のお茶は「くりたわせ」という早生の品種の枝変わり(枝変わりについてはいよかんの話題でも触れました)を元に育成され「松寿」という超早生の品種。

最速の産地の最速の品種という訳です。

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格別の胡麻油

2013年04月05日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
格別の調味料シリーズって訳ではないのですが,味醂に続いて今回は胡麻油。

とはいっても,購入したのは先日紹介した「最上白味醂」と同時だったりします。

というのも,この玉絞め一番搾り胡麻油を造っている油茂製油さんも千葉県は佐原にあります。良質の白胡麻から絞った格別の胡麻油,蓋を開けたとたんに胡麻の香ばしい香りが漂います。

という訳で,今回も格別の胡麻油の威力を以下の2品で試してみました。

→ 豚肉とニラのごま油炒め

→ 春菊のおひたし

醤油も,味醂も,日本酒もなのですが,格別を知ってしまうと普通のものになかなか戻れなくなるので,そこは要注意。まあ,自分の場合はもう手遅れ感はありますが(笑)

→ 油茂製油

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格別の味醂

2013年03月08日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
以前にこの記事で少し触れましたが,煮付けや煮物などの和の料理には,醤油,酒,そして味醂の三種の調味料が肝腎。

醤油は上記の記事,日本酒も何度も登場(開けてから時間が経ち,残り少なくなった純米酒などはよく料理にも使います)してますので,今回は「味醂」です。

写真の「最上白味醂」は,佐原(千葉県)にある馬場本店酒造さんの味醂。白味醂と呼んでいるのは,昔は米(もち米)の精白は高い技術を要したため,精白の低い米から作られた濃い褐色の味醂が多く(これを赤味醂と呼んでいた),精白の高い米を使用した色の薄い味醂(白味醂)は貴重であったため。

「最上白味醂」,ようするにとっておきの味醂,格別の味醂という訳です。

その証拠にお店に行くと,「うちのは飲んでもらっても美味しい」と味醂なのですがお酒のように試飲をさせてくれます(表現がとっても難しいのですが,香り高い甘味がふわっと広がる感じがします)。

ってな訳で,早速,格別の味醂の威力を以下の2品で試してみました。

→ 鯖の煮付け

→ ひろうすの煮物

しばらく,煮付けや煮物が楽しくなりそうです。

→ 馬場本店酒造

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水色

2013年02月27日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
「みずいろ」ではなく「すいしょく」と読む。

お茶を淹れた時の浸出液の色のことで,緑茶(煎茶)においては味や香りと並んで重要な要素です。

最近,ちょっとご無沙汰気味だったので,久しぶりに「煎茶道」

ここ2,3年で,あちこち,あれこれ煎茶は飲んできたので,大分違いが分かるようになったか,久しぶりの煎茶のアソート(お試しセット)を購入,銘茶めぐりをしてみました。

狭山茶,本山茶,川根茶,天竜茶,宇治茶,八女茶,鹿児島茶の七銘茶を味わってみました。

味も香りも,もちろんそれぞれ特徴がある感じですが,水色も違う,抽出時間に違いはあっても,抽出温度はほぼ同じ,この記事の扉写真は今回の七銘茶めぐりで一押しだった本山茶(甘味,苦味,旨味のバランス絶妙です)ですが,一番澄んでいて薄い宇治茶と一番緑が濃い鹿児島茶はこれぐらい違います。

お茶を頂く時は,是非「水色」でも楽しんでみて下さい。

→ 煎茶,水色としていえば「あさつゆ」このエメラルドグリーンには感動しました。

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馴染みの柑橘「伊予柑」

2013年01月31日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
果物の中でもバリエ-ションが豊富なのが柑橘類。温州みかんを筆頭にかなりの種類がある。そんな柑橘の中でも,子供の頃によく食べた馴染みの柑橘の一つが「伊予柑(いよかん)」。

母方の祖母の実家が伊予柑を育てていて,毎冬ごとに送ってもらっていたのが理由だが,よく食べていたわりにはあまり知らない「伊予柑」・・,ちょっと調べてみました。

伊予柑は名前の通り,生産の8割以上が愛媛県という愛媛を代表する柑橘。なのですが,実は起源は山口県(現在の萩市),明治19年にとある園地で偶然発見されたそうです。ちなみに親の品種はちゃんと分かっていないとか。明治22年に愛媛県の松山市に導入されて,産地が形成されたことが伊予柑の始まり。伊予柑の中にも種類があって,一番有名なのが宮内伊予柑(普通の伊予柑の一株から見つかった優良な形質を持つ一枝を接木で育成),他にも大谷伊予柑とか勝山伊予柑とか(これらは今度は宮内伊予柑の枝から発見された:こういうある枝だけに芽・葉・花・果実などの形質が異なるものが生じることを「枝変わり」というそうです)結構種類があります。

甘さと瑞々しさが特徴の伊予柑なのですが,皮がむきにくい,手が汚れるなどの理由で最近は敬遠されがち,近年,収穫量も栽培面積も大きく減少(他品種へ転換)しているそうで,馴染みのある者としてはちょっと寂しい限りです。

・・ってな訳で応援です。

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ちょっと贅沢な干しいも

2013年01月23日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
干しいもが美味しい季節ということでお取り寄せ。西日本に住んでいた時やつくばに来た当初は全く食べることがなかったのですが,最近ハマっています。

この記事でも書きましたが,茨城といえば「干しいも」なのです(流通しているものの8割が茨城県産)。

普通に量販店でも沢山売っているのですが,今回はちょっとこだわりの干しいもということでお取り寄せです。

この干しいも,実はうちの職場が開発した従来の品種(干しイモ加工用のサツマイモ生産の9割が「玉豊(タマユタカ)」という品種)よりも干しいもの外観や食味が優れた「ほしキラリ」という新品種を使って作られています。パッケージもとっても上品です。

柔らかく甘味も普通のものより高い気がしました。炙って食べると尚美味しいです!

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京の三大漬物

2013年01月19日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
千年以上も前から都として栄え,多くの人が住み,訪れた「京都」。当然,京に集まる多くの人の食を支えるのは,京都という街や地域が抱えてきた大きなミッション。そうしたミッションが生んだものの一つが京野菜であり,京野菜が多くの人に食され,利用される中で生まれたが京漬物。その代表選手が京の三大漬物。

東山・聖護院界隈で生まれた聖護院蕪を使った「千枚漬け」
洛北・大原界隈で育てられた茄子や茗荷に大原特産の紫蘇を加えて漬けた「しば(紫葉)漬け」
上賀茂周辺で栽培されるすぐき(酸茎)菜を,「天秤押し」という独特の方法で重石を掛け,室で乳酸発酵させた「すぐき漬け」

歴史の厚み・重なりは屈指の京都の漬物だけあって,それぞれにディープな背景があって,とっても興味深いです。

いろいろと味わえそうです(笑)

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織姫の里

2013年01月14日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
久しぶりに日本酒な話題。

年末年始,実家の大阪の方に戻った際に,大阪のお酒をお土産に買って帰ろうと思ったのですが,お店とかではなかなか手に入らないもので,結局手ぶらで戻ることに・・。でも,やっぱり悔しいので,結局ネットで注文。

恐らく実家から一番近い場所にある酒蔵「山野酒造」。この記事を書いた際に蔵を訪ねて購入したお酒が抜群に美味しかったことを記憶していたので,今回も山野酒造さんの一酒を購入。

今回は「織姫の里」という特別純米酒を購入,蔵のある交野市の「七夕伝説」にちなんだお酒です。

こちらも地元産に徹底してこだわったお酒で,交野産のヒノヒカリ(ヒノヒカリは,コシヒカリを片親に持つ改良品種で,西日本で多く作られている品種です)というお米を使っています。「交野の米」「交野の水」「交野の蔵の技術」という訳です。

頂くのが大変楽しみです。

→ 片野桜(山野酒造)

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七色唐辛子

2012年12月26日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
福来みかんのことを以下の2つの記事で紹介しましたが,

→ 北限の蜜柑畑の理由(わけ)(2012年11月25日)

→ 福来みかん(2012年12月6日)

福来みかんを使った品で最古参は実は写真の七味唐辛子だったします。

七味唐辛子の唐辛子以外の副材料に陳皮(ミカンの皮)がよく用いられていることはご存じの方も多いかと思いますが,その陳皮の代わりに福来みかんの皮が用いられているという訳です。先の記事でも紹介したように,皮の香りがとってもいい福来みかんですので,香り高い七味唐辛子が出来るという訳です。

ちなみにこちら(関東)では「七味唐辛子」ではなく「七色(なないろ)唐辛子」と呼びます。

ローカルな要素が織り込まれた調味料,なかなか素敵です。

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もりかまど

2012年11月30日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
お菓子の記事を続けます。

先日調査で訪ねた大槌町でお土産に購入した和菓子。

鮮やかな和紙の包みを開けるとこんな感じで・・,恐らく月毎に変わるのだと思います。

この和菓子のお店,実は先の震災時の津波で全壊してしまった「もりかまど」というお店。

津波の被害を受けた場所のほとんどがまだ更地の状態の中,いち早く被災した店舗の前の敷地で再建を果たしたそうです。
(津波がまた来るかもしれない場所で再建するのは勇気がいったそうです)

地区の名前を冠した焼き菓子を購入させてもらいましたが,とっても美味しかったです。

→ もりかまど(岩手県)

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いばらきデザインセレクション「ワタクモ」

2012年11月26日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
いばらきデザインセレクション2012の紹介,2つ目です。

このブログにスイーツ(笑)が登場することなど滅多にないのですが,2つ目は焼き菓子です。

実はつくばは人気の洋菓子店が結構あるのですが,これはつくば市の北部にあるパティスリーマリアというお店の「ワタクモ」という焼き菓子,タグを使った完成度の高いパッケージのデザインがセレクションに選ばれた一番の理由みたいですが,お菓子の方もしっとりした生地と程よい甘さが絶品です。

→ patisserie maria

→ いばらきデザインセレクション2012

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北限の蜜柑畑の理由(わけ)

2012年11月25日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
ミカンの産地といえば,愛媛・和歌山など西日本の比較的暖かい地域を思い浮かべるかと思いますが,実は,ミカンの産地の北限は,筑波山の周辺にあります。

つくば市のお隣,桜川市(旧真壁町)酒寄地区。

雪はほとんど降らないものの,冬場の冷え込みはかなり厳しいつくばの周辺にミカンの産地がある理由には,実は筑波山が深く関係していたりします。

上記の酒寄地区は,関東平野に向かって開けた筑波山の西側斜面,標高150m付近に立地しており,局所的ではありますが,斜面暖温帯と呼ばれる比較的温暖な気候の場所(山の斜面という地形条件や放射冷却の影響を受けない標高などが温暖な気候の理由)が存在しています。そこを酒寄地区に住む方が読み解き,暖地生の作物であるミカンの栽培をはじめたのがきっかけ。

筑波山の斜面に広がる蜜柑畑,山一つで気候を変えてしまう自然の雄大さと先人の知恵に感服です。

→ とりあえず,戦利品

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勝沼ボトル

2012年11月13日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
記事は結構多いのですが,家でお酒を頂くことはそれほど多くなかったりします。ただ,お酒を購入する時のワクワク感は好きなので,最近は,日本酒とワインは必ず1本は常備されている感じだったりします(^^;

先日は,山梨は勝沼から甲州ワインを2本お取り寄せしました(1本は後輩の結婚の御祝い用,1本はとりあえず常備用です(笑))。それぞれ,別のワイナリーのワインなのですが,同じボトルが使われていることにお気付きでしょうか?

このボトル「勝沼ボトル」と呼ばれていて,勝沼産甲州種100%のワインでかつ勝沼ワイナリーズクラブの審査会で合格したワインのみが使えるボトルだったりします。瓶の形(なで肩)や色(黄緑色)も決まっているのですが,何よりの特徴がボトルのネックのところに刻まれたレリーフ。2つの三角形が向かい合うようなデザインは,明治10年に本格的なワインづくりを目指して,ワインの本場フランスに技術習得に旅立った勝沼の二人の青年,高野正誠と土屋竜憲をシンボル化したもの。二人のシルエットは勝沼町のシンボルにもなっています。

以前にこの記事でも少し触れましたが,彼らが先端の醸造技術を習得し戻って来るの信じて,勝沼に残った人々は,ワイン醸造の適した葡萄の栽培について試行錯誤し,彼らのために,少しでも多くの葡萄品種を提供しようと尽力した訳です。

まさに勝沼の誓いと誇りが詰まったワインという訳です。

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いばらきデザインセレクション「木内梅酒」

2012年11月08日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
一昨年,昨年と紹介した「いばらきデザインセレクション」

2012年のセレクションが発表されたみたいです。なかなか興味深い商品が選ばれるので,結構楽しみにしていたりします。そして,いくつか買ってみたり・・。

とりあえず,今回はこちらを紹介。木内酒造は,常陸野ネストビールの記事でも紹介しましたが,様々なチャレンジをされている酒造で,この「木内梅酒」のその一つ。

「いばらきデザインセレクション2012」にはもちろん選ばれているのですが,その前にも実は大きな賞に輝いていたりします。

大阪天満宮で毎年2月の梅の時期に開催されている「天満天神梅酒大会」,昨年で5回目のまだ新しい梅酒の品評会ですが,最近この大会の名前をよく目にします。木内梅酒は3年前の第3回大会で優勝し「天下御免」の称号を得ました。

梅酒は,ベースになるお酒にバリエーションがあるので,焼酎はもちろん,ワインや日本酒の酒造も参加していて,なかなか面白いです。

ちなみに,木内梅酒は先に紹介した常陸野ネストビールのホワイトエールを蒸留して作ったビールスピリッツに茨城県八郷町産の梅を漬け込んで造ったものです。

なかなか,濃厚な味と芳醇な香りはとっても素敵,ロックでいただくとグッドです。

→ いばらきデザインセレクション2012

→ 木内酒造

→ 天満天神梅酒大会

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