ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

乗鞍岳畳平紀行2020年9月 その1 ライチョウ ホシガラス イワヒバリ カヤクグリ ルリビタキ等

2020-10-22 | 中部地方
ライチョウ♀  乗鞍岳畳平

9月12日11時〜14時頃 乗鞍岳畳平大黒岳: 本年9月のシルバーウィークは4連休、混雑を避けてその前の週の9月12〜14日に乗鞍岳畳平と白樺峠に行ってきました。タカの渡りのピークには少し早いと思いましたが、少しは飛ぶだろうし、ライチョウ、ホシガラスは少し早いほうがいいかなという目論見でした。コロナのせいか山はがらがら、乗鞍白雲荘に投宿しましたが、2泊とも大部屋に1人で広々でした。しかし、ライチョウ初め高山の鳥達にはしっかり会えて良かったのですが、白樺峠はハズレ。ハチクマは結構飛んでくれたのですが、お天気が良過ぎたせいか皆んな高い!近くを飛んでくれませんでした。
さて、乗鞍岳観光案内所10時発のバスに乗り込み畳平に到着。いい天気ですが、紅葉はまだでした。宿に荷を下ろし、ライチョウが目撃されている富士見岳、大黒岳に向かいました。早速ホシガラスのしゃがれた声が聞こえてきますが、そこら中にいた2017年に比べると静かです。閉鎖されている岐阜県側の乗鞍スカイラインの道沿いに歩いているとハイマツの上に食料確保に余念のないホシガラスが突然現れます。 
ハイマツの松ぼっくりを咥えて運んで行きます。
道路上の飛翔、翼の裏側(下雨覆)の模様がよく見えます。
道路の欄干に止まってくれました。
大黒岳に岐阜県側から登りました(上りが緩やかなもんで‥‥)。するとハイマツの上にカヤクグリが出て迎えてくれました。
ホシガラスのクチバシの先に松の実が見えます。貯食しているのでしょうね。しまい込んだ場所を憶えているホシガラスの記憶能力はヒトを遥かに凌ぐそうです。
山の天気は変わり易い。先ほどまでいい天気でしたが、すっかり雲に覆われ、おまけに細かいシャワーの様な雨が降り出しました。
こりゃいかんと山を下っていくと、いきなり道のそばにいるライチョウと鉢合わせ!
近過ぎ!て画角からはみ出す!という事で、後退りして写真に収めさせてもらいました。足輪のある♀の様ですね。
濡れた羽をブルッと。
ゆっくりと歩みを進めます。
遊歩道の上をゆっくり歩いたり、立ち止まったり‥‥
羽を広げてくれました。初列と次列風切羽は夏でも白いんです。
ライチョウを追っ払って前に進むわけにもいかないので、雨も止んだことで、再び遊歩道を山頂側に戻ることに、しばらくしてまた同じ場所に来ると、まだいました。
ふと声のする方を見るとホシガラス。
ようやくライチョウが道からゆっくりと離れて行きました。
付近の開けた所にイワヒバリも。
何か突いているので、見ると花弁です。コマクサの枯れかかった花弁ですね。これも食料になるんですね。
ハイマツの上に乗った小鳥を見るとルリビタキ、幼鳥の様です。
近くに別の個体が現れましたが、こちらは成鳥♀のよう。
周辺の景色です。辺りはハイマツに覆われ、遠くに岐阜県側の山並みが望めます。

次回は、この続きで、まだまだ小鳥達が結構出てくれました。
2017年9月に同所に出かけてホシガラスがそこら中にいた(ライチョウも結構いました)時の日記はこちら


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