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I will, I will いっぱい足りないの切なくて
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飲食店応援 星華園さん / 八百屋の猫店長めいちゃん

2022年12月12日 | 日記
7月末の週末。
ランチは上星川の星華園さんで。
今回がこのお店で最後のお食事となってしまった。。
以前も触れたが、8月末で惜しまれつつ閉店となってしまった。
まさか、こんなに早く閉店になるなんて!?この日の時点では予想もしていなかった。
そうと知っていれば、大好きな五目焼きそばを少なくともあと3回は食べておきたかった!



店内の奥にはニッポン放送女子アナウンサーのサイン。
新行市佳アナと熊谷実帆アナ。
ちなみにマスターはニッポン放送の大ファンであった。
わしも子供のころからニッポン放送に慣れ親しんできたので、ラジオの話になると盛り上がったものだ。



このお店で最後のメニューは海老丼870円と餃子500円。
海老丼にはスープ(この日は味噌汁)、お新香(この日はたくわん)、冷ややっこが自動的についてくる。
餃子はかなり大きくてゴロンゴロンの迫力。
野菜がたっぷり詰まっていて、具に独特の歯ごたえがある。
一口かじると肉汁がどぴゅ!
この餃子がもう食べられないとは非常に残念である。



海老丼は以前試した肉丼のスピンオフ的な料理であった。
海老、白菜、小松菜、キクラゲ、タケノコなどのさっぱりとした塩味のあんかけがご飯の上に乗っている。
おそらく具材の海老を豚肉に変えれば肉丼になるという感じ。
あんかけの塩加減が絶妙で蓮華が進む進む。



あっという間に完食。ごちそうさまでした。
また来たい!と思っても、もはやお店はもうない。
このときは、まさかこれが最後の晩餐ならぬ最後のお食事になってしまうなんて想像だにしなかった。。。
もっとも信頼していた地元の町中華のうちのひとつがなくなってしまった。
今まで美味しい料理を作っていただきありがとうございました。

ちなみに現在この場所には新しいラーメン屋がオープンしている。
まだ試していない。
星華園さんの味に未練が残っているうちは、試すことはないだろう。


ランチの後は、八百屋の猫店長めいちゃんに会いに行く。
店頭にめいちゃんの姿がみえない。
店内を一周しても見つからない。
諦めて帰ろうとしたとき、意外な場所にいるのを発見。

めいちゃん「いらっしゃい。みつかっちゃった」

あえて場所は明らかにいたしませぬ。秘密の場所。
店頭は暑いので、日陰の風通りのよいところで休んでいた模様。



めいちゃん「そうそう。この前話したカップルの女性の方がひとりでやってきたよ」

おや、どんな様子でした?

めいちゃん「いろいろあったらしいよ。あの様子だと別れるのは時間の問題だね。。。」

え?そんなに酷い感じだったのですか?



めいちゃん「夫婦共働きなんだって。
最初のうちは男の方も家事を手伝ってくれていたらしいけど、
だんだん面倒くさくなってきて、最近はぜんぜんやらないんだって」

ありがちなパターン。。。
結婚する前とかは、いい人に思われたいアピールが激しい。
「あれもやります。これもやります」と安請け合い。

めいちゃん「そのうち、ごはんがまずいとか、掃除の仕方が悪いとか文句をいうようになった」

お姫様待遇から家政婦扱いへまっしぐら。。。
文句あるなら、自分でやればいいのにね。。
共働きならば、よけいにお互い様なんだから。



めいちゃん「ふたりともフルタイムで働いているのに、なんで私にばかり家事を押し付けるの?って口論になった」

うんうん。そりゃそうなるよね。

めいちゃん「社長命令で忙しくて、どうのこうのとか、なんだかんだ言い訳されて、言いくるめられてしまったそうな。家事は女性がやって当たり前みたいな考えかもね。
もしかすると悪いのは私の方かしら、言い過ぎてしまったかしら、とすら、一時は思ってしまったらしい」

まあ、口だけは達者なんでしょうね。
女性の方の優しさにつけこんで、罪悪感を植え付けて逃げおうせるとは。。



めいちゃん「自分の考えが正しいのかどうか?自信がもてなくなったので、友達とか親とかにいろいろ相談したらしい。でも、男の独占欲・束縛がかなり酷くて、単独行動するのは一苦労だったらしいよ。夫以外の男性とは飲食禁止だって。ひどいね。で、やっとの思いで相談したら、女性の方は悪くない。悪いのは男の方だ。みんなに異口同音でそう勇気づけられたので、後日また話し合ったそうだよ」

うんうん。納得いくまでとことん話し合うべき。



めいちゃん「でもね。男の方は人によってコロコロ態度を変える奴でしょ。
このタイプの特徴は、自分のコトバや行動が相手の心にどんな影響を与えるか?っていう想像力が恐ろしく欠けていること。デリカシーがない。
自分の都合しか頭にない。
相手に負担をぜんぶおしつけといて、相手がどうなろうと知ったっこっちゃない。
押しつけられた相手がどんな気持ちになるか?まで頭がまったくまわらない。
罪悪感のかけらもない」

いるいる。そういうタイプ。
「お互い様」とか「チームワーク」とか「Working together」という考え・発想がまったくない。



めいちゃん「で、家事をまったくやる気がない男に女性がいくら正論を言ってもぜんぜん通じない。
俺は忙しいんだ。疲れているんだ。もともと家事は女がやるもんだ。の一点張り。
女性の方としては、妥協すればするほどストレス・苦労・負担が増えるだけなので必死。
お互い譲らず、売り言葉に買い言葉で話し合いはどんどん酷い方向に。
男の方が切れて、とうとう女性の人格を否定する暴言を吐くようになったんだって」

とうとう馬脚を露した。

めいちゃん「一部始終をぼろぼろ涙を流して泣きながら話してくれたよ。聴いていてこっちもつらくなってきちゃった」

それは気の毒でしたなぁ。
 


めいちゃん「ついこの前まで至れり尽くせりでチヤホヤ優しくしてくれたのは、結局下心だけだったのね。見せかけ・ウワベの優しさを本当の優しさだと勘違いして、結婚まで決意してしまったのは大バカだったと。。でもね。早い段階で相手の本当の性格がわかって、かえってよかったかもって言っていた」

???

めいちゃん「真意は訊けなかったけど、たとえ別れても、まだ若いから、やり直しがきくっていう意味かな?
もし、子供ができた後に気がついたら、もっと悲惨なことになっていた。。。みたいな。。」

家事も子育てもぜんぶ押しつけられたら?を想像するとあまりにも酷すぎる。不憫すぎる。
結婚はチームワークの基本形だと思うけど、チームワークがどういうことかわからない奴と一緒になったらたまらない。
離婚もやむなしと、腹をくくっている感じがしますね。



めいちゃん「最初に言った「時間の問題」はそういうこと。まあ、世の中には口だけで行動が伴わない自分勝手な酷い奴がいるもんだと。嫌になっちゃうね。ラブラブのときは、相手の欠点・短所が目に入らないもんなんだね。あとで冷静になってから気がつく。あ、新鮮なキュウリが入っているよ」

貴重なお話を聞かせてくれてありがとう。
夏野菜をいくつか買いますね。
あ、そうか、もしかすると今回の内緒話をするために人目につかない場所にいてくれたのかな?
めいちゃん、また来るね。


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