jurgen's Heurige Blog (ゆるげんのブログ)

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音楽は思い出とともに Holding Back The Years / Simply Red

2020年11月13日 | 音楽

Simply Red - Holding Back The Years (Official Video)

あの曲を聞くと何かを思い出す『音楽は思い出とともに』第3弾は、
SIMPLY REDの”HOLDING BACK THE YEARS”です。
英国マンチェスター出身のバンド。
1985年にリリースされた彼らのデビューアルバム"Picture Book"から7番目のシングルカット。
1986年7月にビルボードシングルチャートで1位。
この曲の大ヒットでバンドは世界的な人気となり、アルバムもさらに売上が伸びる好循環。

この曲を聴くと前回と同様にメンフィスの街を思い出す。
特に夜の街の情景。
この曲もメンフィスのラジオ局で毎日のようにかかっていた。
もちろん、昼も夜もかかっていたはずだけど、曲の雰囲気と相まって夜の印象が強い。
だいぶ年月が経ってしまったので、具体的な景色の記憶は風化し失われている。
クルマから見えた夜の街のおぼろげなイメージというか残像。

アメリカ国内の旅を終えて、メンフィス空港に到着した夜。
空港の駐車場に停めておいたクルマを探す。
しかし、日本とは比べもにならないほど違ってアメリカの空港の駐車場は、桁違いに広大!
ワシントンDCやニューヨークは公共交通機関が発達しているので、
そこの空港の駐車場はそれなりの規模かもしれない。
しかし、メンフィスのような田舎は公共交通機関はないに等しいので、
飛行機に乗りたい人の多くはクルマで空港に来るしかない。
よって、利用客をもれなく受け入れるには、空港の駐車場は広大にならざるをえない。

そんなこんなで、どこに停めたのかわからない!
駐車した場所の番号なりをメモしておけば済むことだが、
このときは後々の苦労と広さをナメていた。
昼と夜とでは景色の見え方が違うのも、捜索をよけいに困難にした。
家族4人で手分けして探しまくり、ようやっと発見したことを思い出す。
空港から拠点へ帰るドライブでこの曲がかかっていたのを、今でもはっきり覚えている。

なんだかこういうちょっとした記憶が、なぜか断片的に残っている。
ブログに書きながらアレ!?と思ったのは、
どうやら音楽と結びついている思い出のキーワードは、
1.アメリカ
2.ドライブ中のカーラジオ
3.歌詞の内容は思い出と関係ない
の共通点があるらしい。

これは、意外な発見。
ここに書かなければ、今日までぜんぜん気がつかんかった。。
それがどうした?と誰かに怒られれば、いえ、別に、としか言えないけれど。。
極めてパーソナルなことなので、第3者の共感を呼ぶのは難しいかもしれない。
武漢熱のせいで海外に行くのが難しくなってしまったご時世だけに、
海外での思い出は大切にしたい。