老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

169;多病息災

2017-06-06 04:24:20 | 老いの光影
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95歳の大原庄助さんは
バリバリの認知症
慢性尿閉のため
フォーレ(尿管カテーテル)挿入中であることを忘れてしまう
フォーレ挿入中のためズボンは
腰パンになりずり落ち状態になりフォーレを引き摺り歩いている
歩いているときにそのフォーレに足を引っかけ転倒
腰椎圧迫骨折と左橈骨遠位端骨折(とうこつえんいたんこっせつ、左手首の骨折)のため
41日間入院となった(平成29年6月3日退院)
認知症は重度であるため
1か月以上の入院だったがそれ以上の認知症の進行はなかった
面会に訪れたとき
私の顔を覚えてくれていたので
嬉しかった(人間って単純)

彼は一病息災どころか
多病息災にもかかわらず
95歳
私が担当させていただいているなかで
2番目の長寿(1番の方は108歳)
彼の病気を挙げると
胃癌(幽門側胃切除術後) 胆嚢総管結石症 C型慢性肝炎
前立腺癌 心房細動 うっ血性心不全 高血圧 神経因性膀胱
慢性尿閉 脊柱管狭窄症 両肩関節の疼痛 腰椎圧迫骨折 
左橈骨遠位端骨折

7月いっぱいまでコルセット装着
体をひねったり前屈みになることは控えめにすることから
自宅での入浴は困難なことから
6月7日からデイサービスを利用し
入浴の支援を受けることになった
頑固でデイサービスは嫌いであり
果たしてスムーズにデイサービスを利用するかどうか
様子を見るとしよう

妻も元気で93歳 要介護2の認定を受け 歩行器につかまり歩行


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