老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

遙かな旅の夢

2024-02-04 11:59:14 | 老いの光影
2025 鉄線はつづくよどこまでも




鉄塔の隙間から筑波山を眺める

遙かな先の線路は終着駅
遙かな先の路は終点(行き止まり)
遙かな先の海は帰港地
遙かな先の鉄線は我家の電燈

始発点の先は終着点
オギャ〜と産ぶ声をあげた先は死
そう考えてしまうと虚しくなってしまう

キッズソング | せんろはつづくよどこまでも | 童謡 | I've Been Working on the Railroad (coverd by うたスタ)

線路は、はるかなまちまで ぼくたちの
たのしい たびの ゆめつないでいる

『せんろはつづくよどこまでも』の詩は
遙かな先きまで夢をつないでいる。
夢は無限である。
オギャ〜と産ぶ声をあげた赤ん坊は無限の可能性を秘めている。

線路も路も海も鉄線も
遙かな先の町は
どんな処か想像してしまう。

こどもごころの頃
山の向こうはどんな風景なのか、と想像していた。

どこまでもつづく鉄線を眺めてると
そんなことを思ってしまった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 義父の一周忌 | トップ | 数年ぶりの30cmを越える積雪 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

老いの光影」カテゴリの最新記事