老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

449;上手な介護サービスの活用処方 第18話「認定調査の項目」⑯

2017-10-04 16:13:33 | 老いの光影
 上手な介護サービスの活用処方 第18話「認定調査の項目」⑯

3-3 生年月日や年齢を言う(能力)

1.できる
2.できない

ここでいう「生年月日や年齢を言う」とは、
生年月日か年齢かのいずれか一方を答えることができることである


1.質問されたことについて、ほぼ正確な回答ができる場合をいう
2.質問されたことについて正しく回答できない、あるいは、まったく回答できない場合をいう
・回答の正誤が確認できない場合も含まれる


・実際の生年月日と数日間のずれであれば「できる」を選択する
・年齢は、2歳までの誤差で答えることができれば「できる」を選択する

・年齢は数え年齢でも満年齢でもかまわない

認知症高齢者の場合 実際に接していると
年齢を正しく答えることができなくても
生年月日は正しく答えることができる 方が多い
生年月日は小学校のときから長い期間にわたり 書類記載や聞かれることが多く
すりこまれ記憶していることから、認知症があっても答えることはできる
本来ここでは、年齢のみを質問された方がいいのかと思うが
実際の認定調査項目は、生年月日も対象となっているから仕方がない

認知症高齢者は、年齢は忘れても生年月日は覚えている


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