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老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

1313; 白黒の世界

2019-12-13 13:25:33 | 病室から
白黒の世界

7階の病室から見えた自治医科大学とその附属病院
なんだか白黒写真のように見えてしまう
モノクロ映画の素晴らしさは
灰色と影の存在にあるのかもしれない

白色と黒色の混じり合いは灰色をつくり
灰色の濃淡により
白色、黒色の色彩が浮き出るのかも

自分は映画監督や照明担当でもないし
絵も描けない

白は光の世界
影は闇の世界
灰色は薄日となり
寂しい影を映しだす

病室の窓から見える病院
窓際のベッドに寝ていた患者は
今日退院となり家に帰った

空ベッドは
新しい患者を待つ

自分も早く空ベッドにして
帰るべき家に戻りたいものだ

1312; 病室の窓から

2019-12-13 04:08:10 | 病室から
富士山が見えた❗️



夕焼けに染まる関東平野


病室の窓から

「富士山が見える〜」
窓際のベッドに寝ている患者の家族が叫んだ
その声につられ
ベッドから降りて見に行った

冬の季節は
雲がないと
常陸国や下野国(しもつけのくに)から
富士山が見える

何故か
富士山が見えると
嬉しくなり感動する

昨日の夕暮れ時の一コマであった

窓際のベッドではないので
朝の富士山は見られないのが残念

後30分経つと点滴が始まる・・・・・