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ヘルズブログ

「ヘルズ商事」はバカと面白を考察、発信するサイトです。
全コンテンツと趣味、日記を一緒くたでやってます。

バカ飲料:ポーション

2006-03-07 23:15:39 | バカ文化

サントリーとスクウェアがタイアップして
ファイナルファンタジーのポーションが清涼飲料水で出た!

普通版は¥200で栄養剤のサイズだが
初回のプレミアムボックスには作中っぽいビンで発売されたのだ!

どーぞ。

ランダム6種で¥630。
飲み物単体の3倍かよ!
効能はさておき値段はハイポーションだぜ!

興味本位でマグカップに注いで見る。

俺のライブラが青いビンに偽装されず正体を看破する!!
原材料を見ると色々なハーブだのの中に
「青色1号」
どっちかと言うと毒よりジャン!?


味は炭酸無いリポDとか栄養ドリンク系の味。
プレミア瓶もカッコイイんだけど上のフタは飾りフタで
中はリポDみたいな金属フタが直付けだったりと意外と使い勝手悪い。

ただポーションには真の使い道がかくされていた。それは・・・
「ちょうごう」
某所ではポーションでスパを似たり米を炊いたり卵を焼いたりと
奇怪な色の生成物を生み出している。

さぁ!君も薬師にジョブチェンジ!!


俺はいいやw
最近ジョブチェンジしたばっかだしもう若くないし・・・w

バカマンガ:ちょっとヨロシク!!

2006-02-23 00:23:10 | バカ文化
世間では冬季オリンピックで盛り上がってるが
かく言う自分が注目してる(た)のはカーリング。

日本代表の上手さ、解説の妙もあいまって
マイナーさを払拭する盛り上がりを見せたのは
諸君も知っての通りである。
しかし普通の人はルールを知らないのを
解説の助けで「なんか凄い場面」と理解するのだが
俺は既に知っていたので一層もりあがれた。

なぜかと言うとこのマンガ、ちょっとヨロシクで予習していたからだ!


舞台の高校では不良のボスにして運動神経満点の苺谷香が仕切る
ラグビー部が幅を利かせていたが、
そこに入学すると言う天才ピアニスト少年・羽田礁太郎は
実はクソガキ、野生児の問題児でラグビー部に殴りこむ。

そして苺谷と羽田の意地っ張り合戦で協力したりしなかったりしつつ
戦っていくスポーツマンガ


…に見せかけたギャグマンガだ。
ラグビーで破れた苺谷はプライドが許さず部活を
水球部へとムリヤリ変更させ、ついで
ウェイトリフティング、体操、ゲートボール、カーリング……
ちょくちょく珍妙なスポーツに乗り出す元ラグビー部「ブリバリーズ」の
ドタバタ、スポ根、大幅にギャグが痛快無比。
部活もマイナーだけでなく
体操に得意なプロレス技を足した「プロレス体操部」だったり
ゲートボールで近所の悪徳爺さんと戦ったり、
国家問題を欠けてカーリング対決したりと
その迷走ブリは止まる事を知らない。

作者は湘南爆走族で有名な吉田聡。
あのノリの吉田ギャグが全編にちりばめられてる隠れた傑作である。

そういえばこのマンガはオヤジが気に入ってて薦めてくれたんだったなぁ。
バカマンガ親子。

藤原京:陰陽師は式神を使わない

2006-02-03 14:48:38 | バカ文化
待ちに待ってたライトノベルを買ってきたのだが
俺を、そして同じく待っていたファンを待っていたのは
想像を遥かに超えたカオスであった!

まず藤原京とスーパーファンタジー文庫について説明せねばなるまい。
集英社の女子向けライトノベルレーベル、コバルト文庫が先にあり、
そこからライトノベル文化の発展に際し男子向けとして発足したのが
目にも眩しい蛍光グリーンの背表紙のスーパーファンタジー文庫だ。
だが意外とブックオフなどでも見かけないように
メジャーには一歩には及ばず10年程でその歴史に幕を引く。

そして件の藤原京はこのレーベルで活躍した作家の一人だった。
ファンタジー風味な架空西部のガンマンの話「狼シリーズ」や
悪魔憑き同士の知性派ハードボイルドミステリ「悪魔シリーズ」など
シニカルな切り口と文章はアラを気にさせないほど魅力があり
コアなファンを魅了してきたのだが何の理由か
全てのシリーズを構想半ばに筆を置いてしまったのだった。

風の噂で大学の文章の講師をしてるとか、
歴史モノの時代解説などしてる話は聞いていたのだが、
05年末に来年の1月(つまり先月)に男子向け新レーベル、
スーパーダッシュ文庫で新作小説を書くと言う情報が!
10年来の新作にファンは歓喜した。

それが
陰陽師は式神を使わない~陰陽道馬神流初伝・入門編~である。
だがこの本は恐るべき本であった。
あらすじを紹介するとどうしてもネタバレに触れてしまい、
未見の諸君に紹介するには適切でないかもしれないがあえて断行したい。




主人公、馬神太一郎は陰陽師の末裔である。
しかしマンガなどのような魔法のように術を使うのではなく
本来の陰陽師とは易で未来を予測し、人の道を読む
哲学者であり識者の役割だったのだ。
ひょんな事でクラスで盛り上がった占い談義から
美女委員長が噛み付いてくるので
諭しながら本当の陰陽についてレクチャーする。
レクチャー終了。
終わり。


終わり。

そう!この本には物語はほぼ無い!
物語どころか小説ですら無い、
対話形式の新種陰陽道の実用解説書なのだ!

なんだそれ。
京極堂が関口に妖怪と歴史のウンチクだけを
懇々と語って終わる京極堂シリーズとか想像してもらえれば分かり易い。
実際の文章量もそんなモンだし。
人の受け売りだが「魔術談義で終わるFate」って意見もある。

作者が陰陽道と言う面白い題材を見つけたので
できるだけ素材を活かそうと生のまま持ってきたのか?
それともトリビアみたいに知識欲=娯楽となり得ると言う試みなのだろうか?
むしろ藤原流のシニカルの真髄にも思えるが
どう考えを巡らせても手元に残るは本があるのみ。

ヘルズ商事のネタにはなるとは言え
俺だってファンだって普通の小説が見たかったと言えば嘘になる。

だがこの本の恐ろしさはそれに留まらなかった。
絵やタイトルで買ってつまらない本を地雷というが
この本は壮絶な地雷でありながら
結構面白く読めてしまうのだ!!


議論は呼んでも苦情は出ず。
恐るべしは藤原京。
そしてこの奇妙な風評がラノベファンに広まり、
バカゲーや珍ドリンクのように怖い物見たさで買う人が続出。
スーパーダッシュの1月の看板作品を軽々打ち破るセールスで
早々に重版が掛かったそうな。

コアなファンの伝説から
禍々しく輝くラノベ界の死兆星と化した藤原京の伝説の軌跡。
もの好きな諸兄には是非読んで欲しい所だ。

お買い物・デュエルマスターズとか

2006-01-30 03:05:20 | バカ文化
買い物に出かけた。
ハロショ行こうとして頓挫するもメインの目的は本屋。
以前から絶賛してるライトノベル・邪眼の作者、藤原京が
10年ぶりに新作を書くと言うので買いに行ったのだ。
こちらは熟読して感想を書くが今日は別。

ついでに買うのをサボってたデュエルマスターズの買いそびれてた巻を
とりあえずキリが良い一部ラストまで買う。
ギャザからDMになったら展開はご都合だし
売れてる所為で敵だけ増えてって収束つかなくなりそうで萎え気味だったのだが
俺が甘かった!
デュエルマスターズはその熱さを
何一つ失っていなかった!
・記憶を失った白凰が刺客相手に2面打ち!
・ライバル・ザキラ、主人公・勝舞に逆転されて片腕フッ飛ぶ!
・友人れく太、勝舞の為には命を投げ出す覚悟!
・ついにデュエルで死亡者が!

熱すぎる。

ここで一旦話を置き、近年の少年誌を思い出して欲しい。
無意味な規制、女性ヲタへの迎合、そして読者の知性化により
かつてのワイルドさは陰を潜めてしまった。
ジャンプ看板のワンピースなどは顕著な例である。
あのマンガは過去に死んだ人間は居ても死ぬ人間は居ないのだ!

無論敵の大悪党であっても、だ。
主人公も海賊であるのに誰も死なない。
こんな話があるだろうか?
死ねば良いと言ってるのではない。
緊張感がなくなっていると言っているのだ。
この心地よい緊張感と破綻と紙一重の大胆さが
ジャンプ黄金時代の浪漫を築いたのだと思う。

だがその精神は今や少年誌には無い。
少年マンガの熱さ、浪漫、純粋さ、残虐さは
今や幼年誌の中にだけ息づいているのではないだろうか!?

そう思わせるのに十分な作品であった。
17巻で一部が終わり、ファイティング・エッジとなって2部が続いている。
ダレるかもしれない。
ご都合バトルが続くかもしれない。
ただコレだけ震わせてくれるなら最後まで見届けない訳には行かない。 


バカトイ:デジモン超進化ペガスモン

2005-12-30 18:32:57 | バカ文化
アップしたのが遅かったが先日の記事と併せて再びデジモン。
今回紹介も好きだったパタモンだが
これは02版で自身が変形するのではなく、
卵状のアイテム「エレメンタル」をクロスのように付けて変身するという機構で
1体からの派生を表現しつつ、有形ブロックの要素を少々含んでいる。


↑パタモン自体はエンジェモンよりコンパクトで好きだが、この分割線は・・・

↑馬型のペガスモンに超進化!

パタモンの素地を活かしつつ
やはり大胆なシルエットを変えるのは見事。(少々首が短いが)
今日は皆にその変形プロセスを紹介しよう。

気になる分割線だが・・

俺が別に生き物になってる!?
まるでストーンオーシャン!!

空いてる穴にクロスを挿して完成。


全部展開。

アクメツのマークみたい!
まるで威嚇してるようでもある。
前回のジャノメチョウと言いどこか野生の本能を残したシリーズだ。

オマケ

ケツにもジョイント。
ちょっとイヤン。

バカトイ:デジモン超進化エンジェモン

2005-12-28 23:54:24 | バカ文化
デジモン超進化シリーズとはデジモンの幼体から完全体への進化を
変形によってダイナミックに表現したシリーズだ。
今回紹介するのは俺が当時好きだったパタモン


↑上のようにかわいいパタモンが・・・

↑八頭身のエンジェモンに超進化!

これだけシルエットを変えるとはさすがはバンダイ開発陣。
今日は皆にその変形プロセスを紹介しよう。

パタモンのフェイスが・・・

トータルリコール!(古)
コロナル面とトランスアキシャル面同時切断!


上手く外すと寄生獣みたいになる。
もしくはタイトーのクジラ。


こんな感じでパタモンが割れてなかからエンジェモンが出てきて完成!

無論後ろからみるとこんな感じw


ジャノメチョウみたいで気持ち悪い。

双方取りたいが無理な場合
一方を捨て一方をガッシリ掴むという
製作理念がハッキリしてて結構好き。

G戦場ヘヴンズドア

2005-12-11 10:05:49 | バカ文化
日本橋ヨヲコ・作  IKKIコミックス全3巻

前々から当社の常連さんが推していたのだが
ある時、読む機会があり読んだ所「戦慄」した。
ある程度身内にも回し、自分でも多少消化出来た今、紹介したい。

ストーリー
マンガの才を持ち、家を出た編集者の父に認められようとするも
ショックで話が作れなくなった少年・長谷川鉄男と
人気漫画家の息子でコンプレックスを感じてる小説家志望の堺田町蔵が
二人で手を組みマンガ家を目指していく話。


…と書けば簡潔なのだがストーリーは鉄男の父・阿久田、町蔵の父・坂井大蔵、
お互いの母や過去の記憶、鉄男を盲愛する久美子など
マンガに関わる者としての生き方が密接に絡み合いつつ
ドラマティックに激しく展開していくので説明しようとするとネタバレを含めて
全話分語らねばならないのであえてシンプルにしたw

マンガ家マンガとしては「まんが道」「サルでも描けるマンガ教室」
「編集王」「燃えよペン」「大同人物語」などあるが
この作品は作者曰く、鉄男と町蔵のドラマでマンガはたまたまテーマに過ぎないらしい。

しかし、マンガの鬼・阿久田編集長のマンガ哲学に始まり、
登場するキャラが見せるマンガへの理解、悟り、リアルは
創作に関わった事がある人間なら震えさせられる事は間違い無いと断言できる。

一部セリフを紹介したい。
マンガに目覚めてしまう町蔵に会う阿久田は呟くように町蔵に語りだす。
「かわいそうになぁ。気づいちゃったんだよなぁ、
誰も生き急げなんて言ってくれない事に。
「見ろよ、この青い空、白い雲。そして楽しい学校生活。
どれもこれも君の野望を
ゆっくりと爽やかに打ち砕いてくれることだろう。
君に必要なのは絶望と焦燥感。
何も知らずに生きていけたらこんなに楽なことはないのに、
それでも来るか、君はこっちに。
初めて読んだ時、誇張抜きに息を飲んで戦慄した。

他にも
「読者はあんたのファンじゃないのよ。
がんばって読んでくれるなんて思わないことね。
誰にでもわかるように作るのが、一番難しいのよ。」
「本当に面白い物が出来たときはうぬぼれじゃなくてわかるものよ」
「マンガは練習する物じゃない。 覚醒する物だ。」

など名セリフと言うか教訓揃いだ。
創作に携わりたい者ならバイブルとして持つべきだと強く推したい。

マンガ家の話ばかりになったがこの作品は二人のドラマである。
人生が激しく流転するドラマは「凄い」としか表現できない。
読んでて息をするのを忘れるくらいの緊張感を持ったマンガを俺はほとんど知らない。
俺は内輪にこの興奮を伝える時は便宜的に
銃夢・ジャシュガン戦の緊張感が3巻分ブッ通しで続くマンガ
と表現している(笑)
幸いにもこの表現は的確なようだw

また勢いだけでなくストーリーの練りも深く、
最初にそれぞれのキャラが言ってるセリフは
意味深長で謎めいていたり、突き放して聞こえるのだが
全て読み終わって振り返ると謎めいたセリフはそのキャラにとっての事実でしかなく、
突き放して見える態度も別の面を見せてくる。

なんと言えば良いのだろう?
仕込みと言うよりも全てのキャラが生きていて、
かつお互いを理解できずに生きている感じとでも言おうか?
そんな深みがこの作品を一層良作にしあげている。

作中に「辛くなったらこのマンガを読むんだ」と言うのが数度出てくるが
そんな時に読みたいマンガだと思う。
諸兄よ、願わくば読め。

バカマンガ:妖怪ハンター稗田礼二郎

2005-12-02 19:52:03 | バカ文化
バカマンガでは無いのだが有名なのに今時の若者は知らない人も多いので
時期的にも公開中の映画「奇談」ので旬な
諸星大二郎・作の稗田礼二郎シリーズを紹介しよう。

主人公、稗田礼二郎は妖怪、神話の実在を説き
学会から鼻ツマミ者になっている異端の考古学、民俗学者である。
常にスーツと長髪をたたえた男性で、学術的好奇心と研究を深める為に各地へ赴き、
そこで怪奇との遭遇を果たしたり解決したりする。

しかし妖怪ハンターと言っても学者なので
ジャンプでやってた妖魔ハンターみたいにバケモノ退治をする訳ではなく、
古代の秘密を解いたり神話との遭遇をしても
事件は良くて収束するだけで人は助からない事も多々。
マジメに働くMMR的と言えば分かりやすいかもしれない。

ハント=狩りでも物を盗る「ぶどう狩り」よりも
見るために足を使う「もみじ狩り」的な意味合いなのだろう。
だが後に齟齬が問題になった所為か
シリーズ名前も「稗田礼二郎のフィールドノート」になった(笑)

話が逸れたがこの稗田が語り部役となり
各地の伝承の裏面を知ったり、隠れた神話や怪奇と遭遇したりする
伝記ホラーが本作なのだが、
これが載ってたのがジャンプだったと言うからまたスゴイw
今の腐女子萌えの読者層にも見せ付けてやりたい程だ。


先日映画になったのは「生命の木」と言う短編。
東北の山奥にある「隠れキリシタンの村」で起こった殺人事件と、
聖書異伝が交錯して大胆なストーリーが練り上げられている。
見る人が見たら大問題になりかねない
豪快かつ繊細なストーリーは30年近く経った今見ても面白い。

映画版では稗田を演じるのは阿部宏。
映画、京極シリーズの「榎木津礼二郎」と名前が同じなのは偶然であろうか?w
またビジュアル的にはマジメな上田教授(TRICK)っぽいので結構ハマり役かもしれない。
…が、個人的には長髪は切ってほしくなかったなぁw

ファンの間では傑作とされる「生命の木」だが、
個人的には一番最初に見てインパクトと怖さがスゴイ「海竜祭の夜」や
「トコイ~」と古代呪詛で有名(?)な夜の仮面、
第一作目でファンを掴んだ「黒い探求者」など短編のが好き。

「トコイ」と言えばここの客層としては
「ディスコミュニケーション」の松笛くんが
タマにコスプレしてたりする方が有名かもしれないなぁ。

そんなこんなでとりとめが無くなってしまったが
映画を機に今まで入手困難だったのも再販されたので
様々な人間に影響を与えた隠れた名作を堪能してほしい。

バカキャラ:ガイバーⅡ

2005-11-22 14:46:48 | バカ文化
「強殖装甲ガイバー」と言うマンガの話。
一応説明すると普通の高校生だった主人公が
秘密結社の生物兵器を手に入れてしまい悪と戦う運命に巻き込まれると言う
ライダー的な変身ヒーロー物の話で連載雑誌の廃刊をまたいで
もう連載20年にもなると言う長編マンガなのだ。

俺に取っても旧友アイアンが好きでよく読んだ思い出深い作品だ。

主人公はガイバー1、野心的なライバルはガイバー3。
飛び飛びで読むと「2は?」と言う疑問が湧く。
だが2は居るのだ。

正しくは居たのだ。

主人公から兵器を奪還せんと秘密結社が襲い来る中、
アメリカからリスカー捜査官と言う幹部の人がやってきた。
その人が生物兵器ガイバーとなったのがガイバーⅡなのだ!

ベージュの配色に1,3とは一線を画す左右非対称のシャープなフェイス。
そしてガイバーが同じ物なら強さは装着者の力量による!
と言う事で戦闘訓練を受けたリスカーさんは無論ボンクラ高校生の主人公より強い!

圧倒的だと思われたとき急に苦しみだすガイバー2。
理由は1話でのドサクサで制御装置にヒビが入っていたのだ!
そこを主人公に破壊されたガイバー2は
生物兵器自身に食い殺されてしまう。

この間わずか1話w
やってきた最強の刺客は
強敵の恐怖と生物兵器のルールを教えて風のように去っていった。


しかし全体的にどこかで聞いたような展開。
そうだ!シザースだ!(正しくは逆だが)

俺のオイシイ瞬殺キャラ好きの原点はここだったのか!と最近気づく。
シザース、マルクス、ミゲル、桐生さん(剣)、裁鬼…
現れては瞬く間に死んで行くオイシイキャラの系譜。

脈々と受け継がれてますよリスカーさん。

バカゲーム:たわらくん

2005-11-15 19:24:12 | バカ文化
アスキー発売のMSXソフト「たわらくん」。
これは村上家に何故かMSXが来た時の数本のソフトに入ってたのだが
先日仕事でまた手に取る機会がありあまりにもシュールだったので紹介したい。

ゲーム自体は固定画面のアクションパズル。
ドアドアとかバーガータイムとかのタイプだ。
ゲームは数回のハシゴで仕切られた階層。
たわらくん。
飛ぶ人魂と歩いてる幽霊。
散乱する俵。
そして床下から迫る浸水。

たわらくんは俵を持ち上げる事が出来、
ストックの数だけ投げつける事も出来る。
だがそれだけ。

どうすればクリアできるのか思い出せない。

憶えてるのは子供の頃も最初ずっとクリア条件がわからなかった事だけ。
仕事なのでデータを調べると
俵をひっくり返してると時折ダイヤを入手できる。
そのダイヤを一定数取ればクリア。
そうだそうだ。子供の頃を思い出す。
なんでクリア条件なんて簡単な事が分からないのかって言うと
肝心のダイヤを取っても効果音一つならず
こっそりゲージが点くだけだからだった

子供の頃も偶然見つけただけだったな。

たわらくんはクリアすると奇怪なダンスを踊るのだ。
手放す前にもう一度見ておきたい。

丁度データを調べてるとたわらくんのストーリーが出てきた。
ストーリーとな!?
固定画面アクションのストーリーなんて
あって無いようなシュールなのばかりだが(例:ロッドランド)
気になって読んでみる。

昔々、嵐で輸送船が座礁してしまいました。
その船には米俵や重い味噌樽、
そしてダイヤモンドまで積み込まれています。
そのダイヤを探しに難破前に入っていきました。
ところが船はまた浸水が始まってしまったのです……!
(以上引用)

文法は変だが意外とシリアスかつリアルだった。
だがここで一つ問題がある。
まずたわらくんは損害を出さないようにするエージェントなのか
火事場泥棒なのかと言う事だ!

想像すると「たわらくん」と言う名前を見るに
輸送会社のお抱えで有事の際に、
命を顧みず損害を減らす役割を持った人間を「たわらくん」と
コードネーム的に呼んでるのかも知れない。
や、「俵」って苗字も普通にいるけど。

色々言ったがこのゲームの最大のウリはそんな所じゃなかったりする。

BGMだ!

ポップでコミカル、時折調子外れて幽玄な風味すら漂わすBGMは
残念ながらゲームをやらないと伝えられないのだ。

現在MSXを入手するのは困難だが
MSX MAGAZINE完全版と言うのでwin用に一度復活したらしい。
機会あらば是非珍妙なBGMとダンスを視聴して欲しい。

だがあまり期待されても困るので自己責任でw