ヘルズブログ

「ヘルズ商事」はバカと面白を考察、発信するサイトです。
全コンテンツと趣味、日記を一緒くたでやってます。

Z旗見てきたよ!

2010-03-28 23:56:17 | 日記とかヨタ話とか
最近お気に入りのハードボイルドロックバンド「Z旗」
今日は池袋西口公園で野外ライブをやると言うので行きたいなぁと思ってたら
あつらえたように昼休みが被ったので意気揚々と行く
予定より押してたみたいで行ったら丁度慣らしが終わり1部が始まる所で
最新ナンバーやシンケンジャーはなかったが
好きなアルバムナンバーの「月さえ掴めそうな夜」や「スナイパー」をやってくれたので良かった
あとはZ旗はアニソンの作曲なんかも手掛けるそうだが
ハートキャッチプリキュアのOPの作曲と演奏がZ旗らしく
売上も凄いので記念にと
超漢らしいプリキュアを熱唱してくれたw

昼休みが終わるので1部しか見れなかったが

メンバーに通りがかりからファンになったと話したら凄い喜ばれた

Z旗いいよZ旗
弦楽器3人金管3人も居る豪華な構成がいい

【バカゲー】アラスジクエスト

2010-03-24 23:38:42 | バカ文化
mixiにアプリであって面白かったゲームが
フラッシュゲームで遊べるので紹介

アラスジクエスト完全版

アクションやとんちのような謎解きなどのミニゲームで
ファミコン時代のようなRPGのあらすじだけなぞって行き
全25面を終える頃にはRPGをやり終えた気持ちになるゲーム

コンセプトだけでもバカバカしいがゲームの内容もいい
序盤はチュートリアルやミニゲームだが
RPGのお約束を踏まえたり、逆にお約束の裏をついたとんち問題だったり
ゲーム自体のギャグセンスが素晴らしいので
是非ともやってみてね。

ちなみに同じサークルのゲームは大体どれも面白くて
80年代PCゲームみたいな「魔物ハンター」なんかも好き。

ヘルズ商事のなりたち

2010-03-18 00:20:22 | 日記とかヨタ話とか
フイに昔話。

自分のサークルでありHPである当「ヘルズ商事」。
ヘルズ商事とは何かと言うとその前身は学生の頃組織した営利団体だ。
思い返せばDCの頃…

マンションが多かった地獄都市板橋。
仲良しだった友人が自分のマンションで
古新聞にまぎれて江口本が捨ててあったぜ!(婉曲表現)
と喜んで報告してきた。
とは言ってもペンギンクラブとかばんがいちとかの
B5中綴じマンガ雑誌だから今から考えたらライトなのだが
健全男子なら120%ヒャッホウとなるシロモノである。


しかし俺はクラスメートがペンギンクラブをコッソリ買った武勇伝を
冗談めいて話してたのを思い出しフイに思った。
「これは誰しもが喜ぶんじゃないだろうか?」
つまり潜在需要である。

そこで考えた。
「これは商売になる。」
当時は花のDC。
興味はあっても堂々とは買えないシャイな人がメイン層だ。

価格は古本屋と同じ¥100とした。
どの店もそうだから相場を重視し、
30冊ばかりもあったから狙うは完売だ。
商品は束で秘密基地においてあったので
クチコミで活動の話を流し、商談がまとまったら案内して引渡しをする。
カンペキだ。

最初は友人間だけだったが
その内ちょいヤンのおっかないグループも顧客になり
あれよあれよと完売した。
これはモノになると核心したところで
友人が再度発掘してきた。
そこれ俺は新たな試みを考える。

偶然拾った物は運でしかない。
「商品を回転させよう!買い取りもするんだ!」
思いついた時は我ながら狂ったのかと思ったよ(プロジェクト4)
通常商品は1割程度だがウチが売った商品は30%で引き取る。
商品を残す、もしくは増やしたまま利鞘を稼ぐ。
一方固定ファンが付くコミックスの売買も始めた。

その後マンガだけではなく
怒られそうな事も含めて様々な物を売買し1年ばかり活動した。
冷静に考えると労力の割にすげー小銭なんだけど
口コミの市場と金の動きを見るのが面白かった。


よってこの名前をサークル名にしたように
俺のサークルは同人活動でも利益を出す事を目標に
決して赤字覚悟ではせず、
損益分岐点を設定したり、イベントでも呼び込みをして
固定ファン以外にも引っ掛けたりと
色々頑張っていた。


遡ると小学生の頃も少女小説をフリマで仕入れて
クラスメートに売るとかやってたし
商人気質は生まれつきなのかもしれない。


ちなみに名前は俺がジャンプの「地獄戦士魔王」が
好きだった事に由来するだけだ。

クイーンズブレイド リボルテック 「カトレア」

2010-03-12 11:45:06 | 日記とかヨタ話とか
21世紀のお色気特攻隊長クイーンズブレイド。
萌えよりも安直な90年代PCエンジンソフト級のお色気(死語的な意味の)具合な
味わいが妙に好きでアニメ1期を見たりなど注目してたのだが
デカいフィギュアにはなかなか手が出ないがリボルテックなら
大きさもそこそこだし可動もあるし、と手を出してみた。


買ってきたのは無論カトレア

デカ~いっ! 説明不要だ!
コレが言いたかっただけw
主婦!地味メガネ!爆乳!マッチョ!
もう何がなんだか分からない属性の集まりだがいい。
ガッツ剣巨人殺しは中空なのだがそれでも重くて
天下のリボルバージョイントでも自立困難w
デカいキャラだから肩と足のジョイントは大でも良かったのになぁ


メガネなし髪も付属。
エッチングメガネにするとかわゆさアップ


大上段に構える
攻めモードの叫び顔も付属。
筋肉質な足の造形がいい。


全男子待望!
セクシーなやられ顔とやぶれ衣装にも変わる漢イベント!(?)


後姿はデフォでふんどし。

キャストオフもできるけどウチじゃナイショ。

さて買うかぁと思い地元オモチャ屋で入手したら
どうも量販店では即死だったらしい。
そんなニッチ需要が!と思ったら
ニッチ人気は高いが入荷も少なかったとかなんとか。
あぶなかったぜ。

リボルテックは色々ポーズを決められるが
ガシガシ遊ぶには向かないんだよなぁ。
でもこう言う美少女(熟女含む)フィギュアには向いてるのかな?
でも武装神姫のような滑らかさも捨てがたい。

おっと、QB関係ない可動談義に脱線脱線。
クイーンズブレイドと言えば塩ビ一発抜きフィギュアが付き
温度で色が変わる(レアカラーのみ)アルドラの要塞チョコも新作で登場!
明らかにネクロスのオマージュで笑いのツボも分かってると言うのを
バカ研究として併せて紹介しとこうw

ゲキレンジャーと近年特撮

2010-03-05 12:45:33 | マンガアニメ映画とかの感想
急にゲキレンジャーは良かったなぁと思い出したのだが
それとは裏腹にゲキレンジャーのOPがサッパリ思い出せない事に気付いた。
なんでだ!?
歌も好きだったのに!
思い出そうとすると動物繋がりでギンガマンかガオレンジャーになってしまう。
「獣の力を宿す拳法、獣拳…」と言う語りは思い出せるのに
中華風イントロからはカンフーダンス(ドラゴンボール)に繋がってしまう(笑

結局敗北感にまみれてモヤモヤしながら録画したDVDを見返す。
カッコイイ歌なんだけどなぁ。
そして本編が面白過ぎて時間を貪られる。
ゲキレンジャー面白ぇ!

そう考えていくと特撮は幾つかの要素ごとでも評価できるのではないか?
暫定的に「私見」「歌」「ストーリー(ダレ減点)」「特撮」「オモチャ」「主人公」「敵」としてみた

●シンケンジャー
【私見】個人的に堅実に高打点。
【歌】サイラバのチャンチャンバラ♪がすげぇキャッチー。
 またZ旗と出会えたEDも評価
【ストーリー】世間では高評価。すげぇピークが多い訳じゃないが
 多分破綻がなくダレがなく、最後が盛り上がるからかな?
 個人エピソードもあり、敵側にも秘密やドラマがあるのもいいかも。
 影武者騒ぎと19代目襲名は確かに熱い。
【特撮】モヂカラもあってかCG強めだが、
 剣術と言う点ではスタント寄りな面も。ジュウゾウとの騎馬戦は熱い。
【オモチャ】微妙に売れてなかった? 回転連動ギミックは鬼門だなぁ。
 また主人公側が動物モチーフなのに全く役にたってないのも微妙。
【主人公】レッドが問答無用で偉いと言うのは何気に斬新。
  個人の語りと変身がダイレンジャーを思わせる。
【敵】追加で来たアクマロ以外3幹部が最後まで健在なのは面白い。
 ドウコクに活動理由がないのとみんな赤くてデザインに変化が少ないのは弱い。

●ゴーオンジャー
【私見】あまり子供向けすぎて得意じゃなかった
【歌】超いい。ゴーオンジャーで一番いい所
【ストーリー】異世界の協力者、異世界の敵は結構ベタなんだが
 いまいち主人公側も敵側も何したいのか分からないイメージが
【特撮】あまり記憶にない。
【オモチャ】子供向けデザインすぎるかな?売り上げ、プレイバリューは不明。
【主人公】おちゃらけムードが好きなら。
【敵】及川奈央!でもギャグ込みにぎやかしで主人公よりいいかも。

●ゲキレンジャー
【私見】すげぇ好き。ドコと言う訳じゃないが流れが。
【歌】上記のように記憶に薄かった。 マイナー調のメロディは好きなんだけどなぁ
【ストーリー】主人公は成長がメイン。敵側の運命に翻弄されるドラマが熱い。
 最初から最後まで大ボスの意思が関与してたり、
 三拳魔、ライバル対立、幻獣とパート分けされててダレも少ない。
 宿命の対立が本作で解消されるあたりダイレンジャーと反対の立場なのが面白い。
 ちょっと出たアイテム、技が伏線になって終わる辺りかなり上手い作家がいそう。
 一方見方側の紫、チョッパーのエピソードで大分ダレるのが惜しい。
【特撮】CGはショボめだが拳法シーンは熱い。
【オモチャ】残念ながら不振らしい。
 追加キャラ1体1体がスーパー合体になるデザインラインは秀逸だと思う。
【主人公】技術、センス、根性を分担してる。
 分かりやすくちょっと子供向けなのかな
 ゴウ兄さん、チョッパーの存在がちょっとダレる。
【敵】敵流派のドラマが熱く大人向けで本編よりも面白いのでは?と言う意見も。
 リオ様の運命に翻弄されるドラマ、メレの恋愛、
 三拳魔の存在で敵側にも修行、切磋琢磨の要素があるのも面白い。
 またロンの幼稚な横暴さはサ・ガの神を連想する。

●ボウケンジャー
【私見】熱くはないけど俺は上手いと思うよ。
【歌】戦隊にしてはポップ。
【ストーリー】秘宝保護と言う目的だけなので色々話が作りやすいのがいい。
1組織、1キャラの個人エピソードを小分けにするあたり
 構成はダイレンジャーみたいだなぁ。
 飽きそうな所で高岡家の長期エピソードを入れるあたりダレは少ないと思う
【特撮】1作跨いでデカの実写重視系に。
【オモチャ】メイン+小メカでパワーアップしつつグレート合体でかなり好評だった様子。
【主人公】末永遥!!!
 全員のキャラをうまく分担しつつ赤、黒のライバル視もあり
個人エピソードがうまく生きたような気がする。
【敵】組織分割もあり各組織の盛り上がり繋がりが面白いと思う。
 全員デザインラインが違うのもいい

全部やると長いからこの辺で。
ゴセイ?
どうしよう…

名作マンガ 「ピグマリオ」

2010-03-02 07:59:32 | マンガアニメ映画とかの感想
細かくは明言しないが
我が家は自動的にマンガが増えて
自動的に減っていく変わった家だ。

そんな中まぎれてたのが
「ピグマリオ」全27巻 作・和田慎二

子供の頃母親が好きで読んでて
小学校くらいにはアニメ化されたり(壮絶に途中まで)
結構終盤までは読んだのだが途中で止まったままだったので
ここぞとばかりに読んだのだが
これは面白い!

舞台はまだ神話が人々と共にあった時代のファンタジー。
主人公であるルーン国の王子クルトは
持って生まれた怪力以外はごく普通の明るい少年だった。
しかし死んだと思っていた母親は精霊で(つまり精霊とのハーフ)
因縁ある妖魔メデューサに石化させられていた。

母と苦しめられている人々を救う為
クルトは精霊や神々の加護を受けながらメデューサ討伐の旅に出る。


タイトルのピグマリオ、メデューサなど
ギリシャ神話の固有名詞の引用がちょいちょいあるものの
石化すると言う部分は共通しながらも
自分の血で動物から人間まで妖魔にするメデューサのキャラ性、
ウルトラマンくらいの巨大な女性で描かれる大地の女神ユリアナなど
善悪の二大神辺りから精霊、妖魔の設定まで
作者オリジナルの架空神話が生まれて行く。


物語も主に妖魔に苦しめられる人々を主人公クルトが
勇気と純粋さと正義感で救う冒険活劇でありながら
母の仇のメデューサはじめ妖魔側も主人公クルトと出会い心境を変えたり
切ない事情があったりで安易な勧善懲悪になってないのも面白い。

恋愛、友情、母への思慕などをテーマに置くジュブナイルながら
最後は神話の時代が終わりを告げる一大神話になっていると感じた。

作者はスケバン刑事の原作であり、その後も
超少女明日香、少女鮫などコンスタントにヒットを飛ばすベテラン作家だが
この作品が一番熟成してたと言うか
何か神がかってた作品に思えるくらいいい。


あと余談だが苦難や悪の手やらで人々がヴァーヴァー死んでいく。
ラブさえあれば何やっても良い花ゆめでも今じゃちょっと難しそうだし
ましてや今の少年漫画誌じゃサッパリなんだろうなぁと思った
綺麗な物ばかり描いてても響く物にはならないだろうに。

でもオチと、エピローグ番外編はハッピーエンドで
悲壮さが読後感に残らないのも良い。

稀代の名作だと思うので「読んだ本」で括らず語ってみた。